Movie ナルニア国物語 第1章 観てきました

まぁ、大方引き合いに出されるのはロード・オブ・ザ・リングでしょうが、
ナルニアの世界観を上手く出せていると思います。
実は原作をまったく知らずに見たのですが、140分に及ぶ長編なのに結構見入ってしまったせいかそれほど長さを感じませんでした。
それよりも繋がりが分かりにくい点があったりしたので、
そのほうが気になってしまった。

主人公は4人の子供。戦争で片田舎に疎開するんですが、
そこからが運命の扉が開かれて、末っ子のルーシーがナルニアを発見することに。

白い魔女役はどこかで見たきがするなぁと思っていたら、コンスタンティンで天使ガブリエル役をやってた人でした。
彼女はこういう役がはまり役なのかも。
冷徹さはまさにぴったりはまってましたしね。

ルーシーがストーリーの展開全てに絡んでくるんだけど、こういう子供の好奇心を描写する部分をかなり大事に出してますね。個人的には彼女のシーンは全てよかったです。この子の演技はなかなかいいです。表現力がいいと思いました。

エドモンドはまさに次男という感じだった。大抵の子はああやって長男を超えようとするんだろうな。魔女からもらったあのスイートの名前がなんだったか忘れたけど、子供ってあれ大好きなんだろうか。いちご大福のほうが美味しそうに思えたが。

スーザンはお母さんの代理というより、かなり現実派。
女性らしさは感じたけど、映画の中ではキーポイントになることが少なかったように思う。

ピーターはまさにヒーロー像を描いた感じですかね。弟が白い魔女に立ち向かってやられた時に向かっていく正義感というか兄弟愛が見て取れたシーンはちょっと感動した。

とにもかくにもアスランはライオンなんだけど、不思議な魅力を持ちつつも
最後はまたどこかへ去っていくところが哀愁漂っててよかったかな。

終わったらお尻が痛かったが、長編なんで家でじっくり見るのもいいかと。
次の第2章が気になるが、それよりも舞台のシーンを取るのにニュージーとチェコを使ったようで、チェコも気になる存在になってきた。
いずれ訪れたい国ですなぁ。