4th

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Movie インセプション INCEPTION

2010-09-05 23:43:54 | Movie
正直最後の最後で泣きました。
映画を見て泣いたのってあれかな、グラディエーター以来かも。
ストーリーに類似性はないのだけどもね。

夢が現実に。それは違う意味での現実で
実は作られた(植え付けられた)記憶によるものだったとは。
ある競合会社が巨大企業を相手に潜在意識を操作して企業解体をさせて
潰そうなどと考えてみればみるほど恐ろしい。

これをやってのけるのが、人の夢に入り込んでアイディアを「盗む」
主人公のコブことディカプリオ。
夢の世界では現実の時間よりもゆっくりと時間が過ぎ、それにより
死も老いもすべてが作られた仮想空間。
コブは妻と二人でこの仮想空間で長期間一緒に過ごしていた。
本来はお互いがじっくり分かり合うのにうってつけな空間となるはずだった。
しかしあることがきっかけで、妻のモルが虚無に陥ってしまい
現実世界から逃避してしまった。
最後は自分自身を見失ってしまい、現実の世界で悲劇が訪れる。
その容疑をかけられてしまったコブは真実が明らかになることなく逃避生活を送る。
しかしその容疑を抹消することを条件に企業スパイをすることに。

導入としてはそんなところで、ここから先は実際の映像を見て感じて欲しいかな。
全体を通して愛とか絆だけでなく、現実の世界が抱えている問題も
フューチャーされていてとても見ごたえがあったと思う。
近年稀に見る作品といっていいと思う。

個人的には「一緒に年を取ろうね」というフレーズがとても印象的だった。
自分の家族や友人、親しくしている人にも是非使いたいと思うし、
人と人の繋がりが大事だということを再認識させられた。
また最後のワンシーンはいろんなメッセージが含まれていて余韻に浸るのにとてもよかった。

ディカプリオの演技も光っているけど、我らがケン・ワタナベは
こういう役をやっても絵になります。
こういった俳優さんがもっと出てきて欲しいですね。


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