NAKATAの決断!!

遅まきながらHide's Mailを読んでみた。

Hideは8歳からずっとサッカーを愛していた、そして今でも。
8歳というと小学校2年。それから約20年間、決して短くは無い。
ボールを追い続けると同時に自分の夢を追い続けて、
20歳で日本代表となって約10年間、これもまた短くは無い。
どんなときもサッカーが中心。とても素晴らしいことだ。
強い思いでサッカーを続けてきたことは、凄く羨ましい。

自分は小学校5,6年のときに、小学校の少年団でプレイしたことがある。
地元の友人に誘われて何の気なしに始めていた。
凄く練習嫌いで、マイボールも無かった。当然周りは眼中無し。
それでも試合になるとなぜか監督は途中交代でたまに使ってくれた。
ポジションはMFとDF。いわゆるディフェンシブハーフだったけど、
一度だけセンターミッドフィルダーでフル出場。
記憶では4試合出場で、1勝2敗1分けかな。
特筆すべきことなど何もないが、とにかくアシストは意外に好きだった。
守って守って、チャンスを見つけてFWへパスをまわす。
決まると気持ちがよかったのは今でも覚えている。
でも練習来ないのに試合出るのはおかしいと非難の声が多くあっさり辞めてしまった。
それだけの気持ちしかなかったし、楽しんでサッカーをやりたかった。ただそれだけだった。

いまはHideの引退表明を読んで、あの時こういう気持ちが自分にあったら、
そして懸命にボールを追いかけていたら、もっと楽しめたかもしれないという気がした。
時既に遅しだが。

Hideが言う日本代表の責任や自分の存在価値などは、自分にはよくわからない。
それでも多くのファンに囲まれて、誇りを持ってプレイして来れたことが
どれほど素晴らしいかを想像することはできる。

そういった意味でポジティブに自分の道を信じて、
生涯を終えられたら最高だと思う。
残念ながらまだまだ自分はその域に達していないのだが。
本当にHideは大人だなと感心した。
瑞々しい気持ちを見習いたい。