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F1 マレーシアGP フェラーリ不調の考察

2005-03-22 13:10:09 | Formula1
第2戦マレーシアGPが終了し、早くもフェラーリ危機説が流れています。今回と前回のグランプリを映像と結果からフェラーリが不調である原因を考察してみたいと思います。

まず、前回オーストラリアGPではバリチェロが2位、ミハエルがリタイアとなってます。ミハエルは予選の不運がたたって決勝でもハイドフェルドと接触し、まったくついていませんでした。
この不運以外は特にフェラーリが他のチームに比べて戦闘力に劣るという感じではありませんでした。ただ決勝では以外に速さがないなという印象はありました。

今回のマレーシアGPでは予選からまさにフェラーリ不調を感じさせるものでした。フリー走行からあまりタイムが伸びず、予選までは温存しているかと思われたのですが、いざ予選終了時点で中断グループに甘んじてしまったあたり、問題を抱えていたと思われます。
この問題がなにかということですが、映像を見るまではタイヤとのマッチングなのかなという気がしてたのですが、いざ決勝の映像を見てこれはタイヤだけでないなと感じました。

ラップタイムの上がり方がまったく良くなくて、ピットイン直前にようやくましなタイムが出せる感じでした。見た感じリアのトラクションが良くないようで、これが原因でタイムロスしているようでした。マシンバランスに優れたルノーに比べ、各コーナーのアプローチが上手くいってないようでした。
特にバリチェロはオーバーステアに見舞われたようで、かなりドライブしづらそうでした。ミハエルもマシン挙動を安定させるように走っていましたね。

結果ファーステストラップを見ても、中断グループのタイムしか出ていません。それでもレッドブルより遅いのに7位を取ったのは流石チャンピオンと見ることはできます。現時点では簡単にどこが悪いと言い切れませんが、やはり昨年型の改良モデルが他チームに比べて戦闘不足という見方はできます。

次のバーレーンGPで、仮に先頭集団で争うことができないとしたら、F2005の投入は確実に早まると思います。個人的な予想としては、その次のサンマリノGPには登場させるのではと考えています。
このままルノーや他チームとの差が開けば、コンストラクターズチャンピオンを防衛するのはやや難しくなってしまいます。テストでいくら調子が良くても実戦投入しなければ結果はついてきません。

まだ2/19を消化したにすぎませんが、ブリジストンを含め巻き返しを期待したと思います。

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