横浜の印刷会社【シュービ】のブログ

横浜市都筑区川向町・横浜の印刷会社シュービの公式ブログ。環境を守りながら大好きな印刷をして、毎日楽しく仕事しています。

【グリーン購入法適合の印刷用紙について」

2024年03月23日 | 印刷
はじめまして、横浜の印刷会社シュービの村田裕樹です。


3月とは思えない気温の低さと、例年より激しい花粉のダブルパンチで辟易する今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

シュービは印刷会社なので、この時期は年度末の「議案書」や「報告書」の印刷依頼をよくいただきます。

そんなご依頼でよく目にするのが【グリーン購入法適合の用紙で印刷してください】という文言の入った仕様書です。

弊社でも、主に官公庁の担当者様からご依頼をいただい際に参照している、「グリーン購入法適合」の印刷用紙。

昨年末、この「グリーン購入法」に適合するか否か、「判断する基準」について見直しが入り、その変更が閣議決定されました。

基準の何がどう変わったか、詳細を語ろうとすると間違いがありそうなので、印刷会社として明確に判る部分に触れるだけ留めたいと思います。
下記は環境省の「印刷用紙に係る情報提供」を行っているページです。
「グリーン購入法の新たな基準に適合した」各製紙会社さんの銘柄が公開されています。

https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/net/paper.html

弊社にとって有難いことに、
FSC®️認証紙である【ニューVマット】【パールコート】【金菱】が新たに【適合品】としてラインナップされています。
さらに弊社が通常用いている(※1)上質紙の【しらおい】も但し書き付き(※2)ではありますが、【適合品】になったようです。
※1【しらおい】は弊社で通常用いている上質紙ですが、時期により入手が困難な場合は同等品の別銘柄を使用する場合もございます。グリーン購入法適合品をお求めの場合は事前にご連絡頂ければ確実です。
※2用紙の卸業者さんに確認したところ、「しらおい工場で作られたロットに限る」、とのことです。【しらおい】の中には別工場でOEM生産されるものもあるのだとか…?


「グリーン購入法適合品と言えば古紙配合されているもの」というような以前の基準に比べると選択肢が大きく広がり、歓迎すべき変化だと思います。

とはいえ、銘柄の選定の他にも【グリーン購入法に基づく調達】にはいくつか要求事項がございます。
・印刷環境チェックリスト
・資材確認票
これらの書類の提出です。

シュービではグリーン購入法適合銘柄のご案内から、必要書類の作成まで請負っておりますので、クライアントから送られてきた仕様書に【グリーン購入法適合】の文言を見かけましたら、是非お気軽にお声掛けくださいませ。


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