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首領日記。

思い出の味はいつもほろ苦く、そして甘い

【戦争RP】何時か何処かの戦の炎(56)(記録用)

2013年05月28日 01時46分24秒 | KOCSNS・【戦争RP】何時か何処かの
*** 砦戦 夜半 ネウ砦から西北西上空 vsセイリオス ***


「アンタ達の強さを見せてもらおうじゃねぇか。――俺ァ、俺より強ぇヤツに会いにきた」
雄図を吐き上げ、更に男の魔力が解放されてゆく。

強い奴、か。
「そうか、それは生憎だったな。悪いがうちの一番手はもう片方の会場に行かせてしまったよ。ここにいるのは見た通りのひ弱な指揮官と」
俺は肩をすくめる。
「そのお守りを押し付けられた、気の毒な連中さ」

オールドランダーだと?
アース失陥はもっと派手に祝うべきだったな。まさかこんなにも早く異大陸者に出会えるとは。
「セイリオス……なるほど、二つ名通りの『天狼』か。異界の宙に輝くという全天二十一がひとつ、『光り輝くもの』。変わらずの星が、武究に焦がれて天つ川を渡りきか。
佳い。気骨を感じる。なァ『北落師門』」

足元の機竜は通信機越しに返答する。
『こちらフォーマルハウト。名前などただの記号に過ぎん。下らん話は早々に切り上げて先に向かうべきだ司令代理』
あららツレないね。実を表す良い名なのに。
「閣下に無礼な口を利くな機械トカゲ。礼儀を詰めるにはドタマの容量が足りないのか?」
『こちらフォーマルハウト。話しかけるな腐れサド女。あいにく脳のネジは余っていない。気の毒だが分けて欲しけりゃ他をあたれ』
「おおっと凄い、白衣連中の玩具にしては豊富な仕込みだな。次のセリフは尻のボタンか?」
「はいはい、喧嘩するよりか弱い私を守ってねーキミたち。それに――」

俺は手を叩いて仕切りつつ、左上腕のホルダーに収まる通信機に叫ぶ。
「回避だバカ!」
『風読み』の先で、先行させた部隊が新手の猛攻を受けている。シャルラが威圧を中和しなければ総崩れだった。相手は純血竜種……!

「――確かに、あまりのんびりもしてられんなこれは。それでは諸君、そして求道の異邦人よ。ともにダンスマカブルと洒落こもう」

「「イェッサー!!」」
応答と同時。
二騎の魔装竜による、風炎二条の大ブレスと魔力弾の掃射が対峙する男を襲う。
同時に俺は無詠唱で追尾の魔弾を放擲。数十の魔力の矢が上昇し反転、白い尾を引きセイリオスへ垂直突撃する。

小手調べなど必要なしの、初手からの多角弾幕。
戦争は火力だ。手数で押し切れるのであれば、奇策は必要ない。

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