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顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

肉を食べるか?野菜を食べるか?

2014-08-15 17:07:44 | 施術日記
私は今まで、お年寄りの方に、なるだけ頑張ってお肉を食べるように、、、と指導していた。

人間は年を取ると、どうしても栄養の吸収率が落ちてきて、少し栄養失調気味になって

老化が加速していくと習ったからだ。植物性タンパク質からアミノ酸を造る能力も当然のように

低下するわけだから、動物性タンパク質を多めに摂った方がアミノ酸の製造も簡単だろうと

考えたわけである。

ところが、最近になって、腸内細菌の研究がすすんでからというもの、どうやら腸内細菌の

種類によっては、野菜だけを食べていても、どんどんアミノ酸を生成して筋骨隆々な体にも

なるという驚きの研究報告が出てきているのである。

人によっては、牛と似たような腸内細菌の人もいるらしく、そんな方は極端に言えば、

その辺の雑草を食べても、しっかりした体をつくっていけるというのだ。

ということは、腸内細菌しだいで、肉派か野菜派かに分かれるのだろうか???

それなら、まず、腸内細菌を調べてもらわなければいけないのではないか?

腸内細菌検査って、平たく言うと検便ってことなので、まあおそらくそれでは

腸内細菌が肉派か野菜派かってことは判断出来ないだろうし、しっかり調べてもらおうと

いうことになれば、おそらく相当手間のかかる検査になるはずで、しかも費用も相当なものに

なるであろう。

という訳で、腸内細菌検査が身近で手軽なものになるまでは、肉も野菜も偏らずに食べましょうという

しまらない結論に達するわけである。

でも、私の場合ですが、野菜を多めに食べている方が体の調子が良いので、最近はあまり無理をしてまで

肉を食べるということはやめております。まあ、最低でも週に一回は焼き鳥屋でたらふく焼き鳥食べてるので

肉をやめているというのもおかしな話ですが、、、、。


顎関節症の治療法に迷った時は、

2014-08-05 15:01:13 | 施術日記
現在、顎関節症の痛みにお悩みの方々は、その治療法に関して、巷にあふれるいろいろな情報に

振り回されて、果たしてどれが最善の方法なのか?、、、お悩みのことでしょう。

治療法に関しては、大きく分けて4つになる。

1)物理療法  2)運動療法  3)スプリント療法  4)薬物療法

こうやってみると、なにやら難しそうに見えるが、説明するとなんのことはない、とても

簡単な方法である。

まず、1)物理療法  これは、要するに患部を冷やしたり、温めたりして痛みを軽減させるという、いたってシンプルな方法。

私に言わせりゃ、ほとんど何もしないと言っても過言じゃありません。

次に、 2)運動療法  これは、私のブログでみなさんに一生懸命に推奨している方法です。

すでに発症した方、なにか違和感があって、もう少しで発症しそうな方、いずれの方々にも非常に有効な方法だと思っています。

次に、 3)スプリント療法  これはマウスピースなどの歯列を覆う装具を使って、歯ぎしりを防いだり、咀嚼筋の弛緩を促したり

する方法です。全く効果が無いわけではありませんが、装具の管理が面倒だし、思ったほどの効果は見られません。

最後に、 4)薬物療法  これは、私的には最後の手段だと考えます。筋弛緩剤等で顔面の緊張を取り除く方法なのだが、

最近では抗うつ剤の処方がされることもあるようで、何か本筋から外れた治療法のような気がしてならない。まあ、激痛を伴っている

患者さんからすれば、痛みを取り除いてくれるなら何にでもすがりたいのだろうが、、。

本当は、最後の手段で外科的手術というのがあるのだが、これは変形性関節症を伴っている患者さんに限るものである。



昨今、アスリートたちが、競技の後、練習の後にクールダウンという方法をとるようになってきている。

私の考え方は、これにとてもよく似ていて、少し傾いた状態で酷使した顎関節、咀嚼筋、側頭筋を一日の終わりに

正しい運動でバランスを整えてやり、さらにリラックスさせてやることで改善に向かわせているのである。


今日初めてこのブログを読んだ方々は、運動法に関してはページをさかのぼって、自分に合う運動法をさがして

読んでいただきたい。 顎関節症は症状の程度(軽重)によって痛みの度合いもかなり違うために、本当に重度の

痛みに悩まされている方々は大変だとは思いますが、だまされたと思って是非一度、お試しいただきたい。

必ず痛みの軽減につながると思いますよ!!


暑さを乗り切る私の夕食の一例

2014-08-02 19:26:47 | 施術日記


皆さんいかがお過ごしですか? いやぁ、暑いのは夏だからしょうがないのだが、

それにしても暑いです。

今週は町内会のゴルフコンペ旅行があり、この殺人的な暑さの中、二日連続でゴルフを

やって参りました。(ま、正直、ゴルフやらない方から見れば、ただの頭おかしい奴らですが、、、)

東京に戻ってから、いくらかバテテいるようで、私の場合は食べて元気を取り戻すタイプなので、

今日は私の夕食メニューをご紹介する。

左上が鰹の叩き、ニンニクのスライスと茗荷と一緒に酢醤油でいただく。

右上が野菜炒めなのだが、βカロチンを多めに摂りたいので、ピーマン、人参、じゃがいも、玉ねぎを

火が通り過ぎないようにシャキシャキに炒めて、軽く塩コショウだけの味付け。

左下は姫きゅうり。(6本)これは、何もつけずにそのままいただく。

これをつまみに、缶ビールを2本飲んで、最後に納豆ごはんをいただいて、終了です。


ちなみに、これ私一人分です。

皆には、「食べ過ぎ!!!」とよく言われます。(涙)


元気が出るメニューなので、皆さんも試してみてください!

ある患者さんのひと言から

2014-07-20 14:03:52 | 施術日記
先日、ある患者さんと施術の最中の会話で、ふと「寝違え」の話題になった。

私も昔はよく寝違えで、首が回らなくなったものだ。

その患者さんが、ふと、「そういえば最近、寝違えでどこかが痛いということがなくなった。」と言った。

私もその言葉を聞くまで、ずっと寝違えという言葉を忘れていたほどだ。

そういえば、ここ何年間も寝違えを起こしていない。

それから2週間の間、常連の患者さんたちに寝違えについてアンケートをとったところ

驚くことに全員が長期間にわたって寝違えを起こしていなかったことがわかった。

昔、ある先生が「骨格が歪んだ状態では良質な睡眠は取れないのだよ。」と言っていたのを思い出し、

なるほど、正常な骨格を追求している我々は筋肉が睡眠中にうまくリラックス出来ているから寝違えを

起こさないのかもしれないと思った。

寝違えというのは、筋肉がリラックス出来ていない時に不自然な格好で寝てしまっている時に起こるものらしい。

寝違えひとつをとってみても、やはり骨格のバランスが人間にとってどれだけ重要なことかわかろうというもである。

よく寝違えを起こすという方は是非、骨盤パタパタ体操を実行してみてください。

必ずや寝違えの回数が減ることでしょう!


10年後の自分のために

2014-07-15 06:10:16 | 施術日記
当院に定期的にいらっしゃってる患者さんの中で、先日、ついに継続10年目を迎えた方が

いる。その方は69歳の時に脊柱管狭窄症による下半身のしびれで当院にいらっしゃった。

本人はどこの病院に行ってもだめだったので、全く期待はしていなかったらしい。

私も脊柱管狭窄症の場合、椎骨の変異に原因がある場合は外科的な手術しか方法は無いと

聞いていたので、元気になっていただく自信は全く無かった。

しかし、この患者さんの場合、たまたま腰椎分離症からくる、すべり症が原因の狭窄症だったため、

我々整体師の施術で改善させうる症例だったのだ。

思いがけず改善して元気になった患者さんは、それからというもの、ほぼ毎週のように

通ってくる。若い頃から痩せているのがコンプレックスだったらしいのだが、私と一緒に

トレーニングもするようになってからは50キロだった体重が79歳を迎えた今年は

58キロにまで増えている。10年前の自分からは、今の自分は想像もつかないそうである。


私はよく患者さんに、「10年後に、毎日やっているパタパタ運動の意味がわかるよ」と言う。

骨盤を含めた脊柱管、さらに体幹部分の深層筋にまで好影響をもたらしてくれるパタパタ運動

は、我々にとっては毎日飲む漢方薬的なお薬みたいなものなのだ。

継続した方だけが、その効果をいずれ実感することができるのである。


まだ始めていないあなた!!是非、始めていただきたい。今日からでも遅くはありません。

10年後の元気なあなたのために!!