2014年度 第49期 情報総合科

行事予定等のお知らせ用ブログ&担任のつぶやき

Evernote会長の子どもさんが書いた詩に涙

2015年08月30日 07時30分11秒 | 週間予定
スマホアプリで有名なEvernote、その日本法人会長(アメリカシリコンバレー在住)と記念写真。
会長の手には先生の名刺、私の手にはお子さんが書かれて作文(詩)で、この作文用紙を渡しにくれました。(涙)


昨日は知人のIT企業の社長さんのパーティーに参加してきました。
日本各地、さらには世界中からそうそうたるメンバーの方々が来られていたようです。

多くの方の基調講演の最後にサプライズでアメリカシリコンバレーから突然Evernoteの日本法人会長の外村さんがふらっと登場し祝辞を述べられていました。
それまで約2時間程度最先端の難しい話や英語の講演があり、どんなことを話すのかなーと興味津々で聞いていると、意外にフランクに話され、突然アメリカ在住の小学4年生になる自分の子どもさんの書いた詩を読みますといって読み始めました。

読み始めて数秒後には私は涙が止まらなかった。感動したというのが正直な回答になるでしょう。最後まで詩を聞くと、本当にこのパーティーに参加できて良かったと思い。どうしてもこの感動を伝えたいと思い、懇親会のときに初対面なのに、会長のところにつかつか近づき、「お子さんの詩に感動して泣いてしまいました。本当にありがとうございます。」と直接伝えました。夜はメールでお礼を書き、SNS友にもなりました。

最初はどこのIT関連の人なんだろうなと思っていたのに、まさか、涙を流すことになるとは想像もしていませんでした。お子さんを連れて、故郷日本の震災を見に福島県南相馬を見学し、知人の会社のある会津若松を観光し、おいしいものをいっぱい自分の子どもさんに食べさせ、いろんなところを見学・体験させたことが、たった10歳前後の子どもさんに書けるなんてと、思ってしまいました。おそらく曇りない目で、心に感じるままを詩にしたのだろうと思います。

通りがかっただけでなく、しっかり福島県の現状や、福島県民の心を描写してくれた素晴らしい文章(詩)だと私は思いました。こんなに的確に短い文の中に表現してくれた人が今まで私は出会っていませんでした。
小学生4年生のアメリカ在住の小さな子どもさんに、勇気をもらいました。 「ありがとう!」



https://itunes.apple.com/jp/app/evernote/id281796108?mt=8
Evernote(エバーノート)は、ノートを取るように情報を蓄積するソフトウェアないしウェブサービスである。



アメリカ在住の小4の子どもさんが福島を訪れて書いた詩
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福島は悲しい
原発事故がおこった

福島は悲しい
とてもバカにされている

福島は悲しい
津波の被害も大きい

福島は悲しい
でも少しずつもどっている

福島はすごい
人が助け合って生きている

福島はすごい
そのかんきょうで生きている

福島はすごい
人はあきらめようとしない

福島はおいしい
天ぷらまんじゅうがおいしい

福島はおいしい
一本ねぎそばがおいしい

福島はおいしい
わっぱめしがおいしい

福島は楽しい
弓矢のたいけんができる

福島は楽しい
お酒の工場がいっぱいある

福島はすごく
楽しい県であり

福島は食べ物が
おいしい県であり

でもどうじに
とても悲しい県である
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