序・観客席の遺影
「赤コーナー、ゴールデンボーイジム湘南所属~、パッキャオ~!」
リングアナのコールと共に拍手が起こる。セコンドのシバノフが、俺を鼓舞するかのように肩を2回叩いた。
もう一人のセコンドのドネアは、両手を上に上げ、観客席に拍手を煽る。
すると、一際大きな歓声を上げる一団があった。
アセヲ、ピーやま、会長、元アマH、セイジ、それにコイズミ もいる。コイズミが、ある遺影 を両手に持ち、高く掲げた。
「イワジョビッチも観てるぞ!」
イワジョビッチ・・・。
「朴さん、最後くらいカッコつけさせろよ。あんたや仲間たちは、初めて出来た俺の仲間なんだ。朴さん、絶対に勝てよ。」
奴はそう言って、スポプロファミリーとの抗争の犠牲になって死んだ。
そうだ、あいつがいなければ、俺はこのリングに立っていない。
いや、それどころか、みんなボクシングを続けられなかっただろう。
いつかにつづく
「赤コーナー、ゴールデンボーイジム湘南所属~、パッキャオ~!」
リングアナのコールと共に拍手が起こる。セコンドのシバノフが、俺を鼓舞するかのように肩を2回叩いた。
もう一人のセコンドのドネアは、両手を上に上げ、観客席に拍手を煽る。
すると、一際大きな歓声を上げる一団があった。
アセヲ、ピーやま、会長、元アマH、セイジ、それにコイズミ もいる。コイズミが、ある遺影 を両手に持ち、高く掲げた。
「イワジョビッチも観てるぞ!」
イワジョビッチ・・・。
「朴さん、最後くらいカッコつけさせろよ。あんたや仲間たちは、初めて出来た俺の仲間なんだ。朴さん、絶対に勝てよ。」
奴はそう言って、スポプロファミリーとの抗争の犠牲になって死んだ。
そうだ、あいつがいなければ、俺はこのリングに立っていない。
いや、それどころか、みんなボクシングを続けられなかっただろう。
いつかにつづく
スタミナ配分考えてノンビリよろしくお願いします。