憲ちゃんはとりたてて勉強ができるわけでもありません。得意な学科もありません。どちらかというと全部苦手です。
体育で前転が上手くもなく、ソフトボールやドッチボールではハッキリ言ってどんくさいし、失敗すると言い訳するのでみんな憲ちゃんと同じチームになりたくありません。
絵が上手とか書道がすごいのでもありません。
でも憲ちゃんの凄いところはじぶんがカッコよく女子にモテると思っているんです。
バレンタインとか誕生日でもチョコとか貰わないし、告白されたこともないのに自分はもててると勘違いしているのです。
憲ちゃんは袴谷さんや松崎さんとか身体が大きくオトナの雰囲気がある女子に、聞こえないくらいのボソボソと小さい声で
「う、う、う、お◯◯ちょ出せぇ!」
「う、う、う、お◯◯ちょ出せぇ!」
と言ってます。本当に聞こえないくらいです。
憲ちゃんは勉強や運動に興味はありませんが、お金や女の子には凄く敏感です。
「憲ちゃん、何言ってるの!」と注意すると
「だって朴ちゃんだって見たいだろ?」とつっかかるんです。
そりゃあ僕だって興味はあります。特に松崎さんからバレンタインのチョコやシャーペンなどいつも僕にくれるので、好かれてるかもしれないし。
ある日、憲ちゃんは相変わらず
「う、う、う、」といやらしいことを言ってるのが袴谷さんに聞かれてしまいました。というか憲ちゃんがいつも「う、う、う」とうるさいのを知っていました。
袴谷さんは
「こら!憲!そんなぬ見たかったら見せてやるから、裏山に来い!」と怒鳴ったのです。
女子全員の前で怒鳴ったのです。そうすると他の女子も「私も見せてやるから!」とあっと言う間に怒る女子に囲まれてしまいました。
憲ちゃんは恥ずかしくなって、しどろもどろになって、結局、泣いてしまいました。
憲ちゃんはやっぱり間抜けなんです。
体育で前転が上手くもなく、ソフトボールやドッチボールではハッキリ言ってどんくさいし、失敗すると言い訳するのでみんな憲ちゃんと同じチームになりたくありません。
絵が上手とか書道がすごいのでもありません。
でも憲ちゃんの凄いところはじぶんがカッコよく女子にモテると思っているんです。
バレンタインとか誕生日でもチョコとか貰わないし、告白されたこともないのに自分はもててると勘違いしているのです。
憲ちゃんは袴谷さんや松崎さんとか身体が大きくオトナの雰囲気がある女子に、聞こえないくらいのボソボソと小さい声で
「う、う、う、お◯◯ちょ出せぇ!」
「う、う、う、お◯◯ちょ出せぇ!」
と言ってます。本当に聞こえないくらいです。
憲ちゃんは勉強や運動に興味はありませんが、お金や女の子には凄く敏感です。
「憲ちゃん、何言ってるの!」と注意すると
「だって朴ちゃんだって見たいだろ?」とつっかかるんです。
そりゃあ僕だって興味はあります。特に松崎さんからバレンタインのチョコやシャーペンなどいつも僕にくれるので、好かれてるかもしれないし。
ある日、憲ちゃんは相変わらず
「う、う、う、」といやらしいことを言ってるのが袴谷さんに聞かれてしまいました。というか憲ちゃんがいつも「う、う、う」とうるさいのを知っていました。
袴谷さんは
「こら!憲!そんなぬ見たかったら見せてやるから、裏山に来い!」と怒鳴ったのです。
女子全員の前で怒鳴ったのです。そうすると他の女子も「私も見せてやるから!」とあっと言う間に怒る女子に囲まれてしまいました。
憲ちゃんは恥ずかしくなって、しどろもどろになって、結局、泣いてしまいました。
憲ちゃんはやっぱり間抜けなんです。