クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

夏影

2016年05月31日 | 朴のこっ恥ずかしい詩歌
夏影


放課後の校庭で
雨上がりの虹を見た

光の粒も 緑の露も
見えない未来さえ

ひとつになって
手のひらにあって
僕らは奮えてた

嗚呼
眩い あの夏の放光(ひかり)
僕らはもどかしい頁を
斜めに 捲っていたんだ

嗚呼
儚い 僕らの放光
僕らは進めない頁に
栞を挟んだままなんだ

仕事中の公園で
子供が創る虹を見た

街のざわめき誰かのため息
見えない現在さえ

ひとつになって
腕から零れて
ひとり立ち尽くす

嗚呼
ただ眩い あの夏の放光(ひかり)
思い出すことさえ怖くて
まだ引出しの中さ

嗚呼
ただ儚い 僕らの放光
まだ間に合うだろうか
あの日の校庭はまだあるだろうか



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