クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

六本木哀花 (前編)

2015年11月19日 | あの頃 朴は若かった
本日、仕事で「六本木ミッドタウン」へ行きました。

千代田線乃木坂駅と大江戸線六本木駅の中間にあるミッドタウンはアクセスの不便さからランチタイムなのに人も疎らです。

オフィスからタクシーで向かう途中、運転手さんが、「ミッドタウン」って昔の『防衛庁』の跡地なんですよと話しかけてきました。

そうそう!
今から30年前、『防衛庁』の横に「アジア会館」という主にアジアからの旅行者向けの簡易宿泊所があったよな。

今からお話するのは、そこに咲いたヤング朴竜のちょっぴり切ない恋の物語です。

それはですね。

朴竜若かりし頃、赤坂辺りでホストのようなバイトをしていたことがありました。

そこのオーナーは手広くビジネスをやっていて、そのひとつが多分「手配師」のようなものだったのでしょうか。

東南アジア方面から日本に出稼ぎにきている女性を取りまとめて、人手が足りない地方の飲食店に送り込むようなことだったのです。

赤坂のバイトを上がる時間にオーナーが声をかけてきました。

「あ~ 朴ちゃん。確か英語大丈夫だったよねー? あのさ、違うバイトしてみない? 昼間暇だったら、夜との掛け持ちで結構儲けられると思うよ。」

オーナーの言う昼間のバイト、それは

・羽田空港へ行き、日本全国またはアジア便で東京に来る予定の女の子を見つけ出しピックアップする。

・どの便で来るか分かってるけど、一日で何人もピックアップする。

・ピックアップした女の子は都度「アジア会館」の部屋へ送り届け、それが済んだらまた空港へとんぼ返り。それを何度か繰り返す。

・予定の女の子全員ピックアップ出来たら「アジア会館」の部屋で女の子と待機。

・派遣先の飲食店が決まったら車で送り届ける。それは主に千葉や埼玉方面。

と言うものでした。


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