花音 kanon
詞曲:銀屋なかよし
もう空が見えないくらいの
さくらの下で君と奏でた花音
もう聴こえない春が巡る
今でも空が見えないくらいに
涙あふれるから 足早に歩きゆく僕らを
どうか引き留めないで花びらよ
いつもいつでもそばにいた
嬉しい朝も悲しい夜も分け合った
いつも僕らを笑わせてくれた
ありがとう優しい子
君を送る朝に突然降った雨は
君の涙だと僕らは分かっていたから
堪えて祈ったんだ
星になってもそばにいて
ずっとずっと僕らを守っていて
いつもいつでもそばにいた
木洩れ日も木枯らしも分け合った
いつも僕らを慰めてくれた
ありがとう愛しい子
もう空が見えないくらいのさくらの下で
君と奏でた花音 聴こえない春また巡る
今も声が聞こえるくらいに笑いかける写真の君の肩にひらり落ちた 薄桃色さえ愛しい
いつか帰ってきて
きっと帰ってきて