朴竜、定年からの小さな気づき 1

7月1日からお世話になっている勤務先のオフィスのデスクには袖机がありません

私だけではなく全社員がそうです

一応、フリーアドレスです

書類も私物も業後は荷物だけを入れるロッカーへ、そして朝にロッカーを開けてデスクへ持っていくわけです


全社員がそうなので袖机がない分、オフィスはスッキリして広く綺麗ですし、グリーンデスクポリシーもしっかり守られていて清々しい


袖机がないことで困ったのが『綿棒』を置く場所がないことくらいでしょうか


前勤務先のジャパンオフィスは5名だけ

ずっと同じ顔ぶれで平均年齢も高かったので、『綿棒』を袖机から取り出し、遠慮なくなく耳掃除などしていたわけです


私の横の同い年の同僚も同じようなことをしておりました


ところが、現勤務先には袖机どころか足元にゴミ箱もありません。ゴミ箱は専用スペースに設置されてるだけ

ゴミを出させないようにしているんですね

SGDsってやつです


『綿棒』を置く場所がない、『綿棒』を捨てる場所もない

よってオフィスでの『耳掃除』はなくなったわけです

もっとも、150人くらいのフロアには女性社員もたくさん働いているわけです

考えてみると『耳掃除』している姿を見られるのは恰好悪いですし、女性社員からすると自分の父親くらいの年齢のオヤジが『綿棒』で気持ち良さそうに恍惚として『耳掃除』をしているのが目に留まったら汚ったね〜となるはずです

『綿棒』で『耳掃除』が出来ない環境でよかったっす

60歳になって小さい気づきがあるもんですねー