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Nゲージジオラマ製作&クリスマスローズ栽培奮闘記

鉄道ジオラマの製作過程や苦労した点などの記録&クリスマスローズ栽培の月々の管理、作業についての記録

Nゲージ ジオラマ製作(川&河原の製作)

2015年04月28日 21時15分36秒 | 鉄道模型Nゲージ

Nゲージ ジオラマ製作(川&河原の製作)~渓谷の河原

試作でやり方を習得できたので、いよいよ、渓谷製作の本番です。渓谷(滝の上流)と川(滝の下流)に分けて、それぞれ製作していきます。まずは、渓谷から、始めます。

(1) 渓谷の河原の製作

①崖の塗装・・・最初に、渓谷の崖の塗装をします。試作どおりの手順で、薄い色からだんだん濃く塗っていきます。塗る前に、薄めた塗料を筆につけ、テストピース(紙粘土で作っておく)に塗って濃さを確認してから、本塗りをします(失敗防止)。角部はところどころ塗らないで、白いまま残します。

  テストピース(紙粘土、発砲スチロール)

 渓谷の崖の塗装

  滝の崖の塗装

②岩の配置・・・渓谷に岩を配置します。試作で製作した岩をそのまま使いました。川の蛇行を考慮して、大体の川の流れを決め、空いたスペース(河原)に岩を配置します。いろいろな岩を置いてみて、感じがフィットする岩を決めます。全体が決まったら、瞬間接着剤で、固定します。

  岩の配置(仮置き)

 岩の固定

③水の流れの表現・・・川底に紙粘土を薄く塗って、水の流れ(水面)を作っていきます。塗りながら、紙粘土表面に大きなうねりや、凹凸をつけていきます。うねりは、小さな紙粘土の球(ボール)を押し付けてつぶし、境界を滑らかにします。凹凸は、粘土ベラの先などを細かく押し付けて作ります(他にもいろいろ方法はあると思います)。川の蛇行、流れを考えながら、うねりや凹凸をつけていきます(あまり神経質にならず、大雑把でOK)。

 川の流れ(完成)

④石ころの製作・・・岩のすき間を石ころで埋めます。石ころは、クラッシャブルストーン(2.0~3.5mm)を塗装して使います。パレットに塗料を薄め、そこにストーンを入れて、筆で転がして塗ります。色は、ブルーグレー(岩と同じ色)。

(2)川の河原の製作

 ①川の土手の製作・・・滝の下流は土手になります。川巾は川底部は約55mm、地表部は約90mmとなるよう斜めにカットします。適当にうねりをつけてカットします。カット後、紙粘土を薄く延ばして貼り付けます。同時に表面に、でこぼこをつけていきます。

  土手の整形

②川底の製作・・・渓谷と同様に、水の流れ(水面)を作っていきます。滝の下流は、蛇行した流れで、河原(砂利の岸)を作ります。詳細は、次回に紹介します。

以上

 

 


Nゲージ ジオラマ製作(川&河原の製作)

2015年04月24日 14時24分38秒 | 鉄道模型Nゲージ

Nゲージ ジオラマ製作(川&河原の製作)~試作

川(水の流れ)及び河原の製作に入ります。渓谷は、岩の崖、大きな岩の河原、そして急流の風景を考えています。岩の河原、急流は、本番製作前に、試作品を作って、渓谷の感じの確認と、製作の要領の練習、習得を行いました。

①川の流れ・・・紙粘土で、川の流れを表現する。紙粘土を薄く引き伸ばし貼り付ける。川の蛇行を考えて、曲がりくねった形状にする。水面も高低差(うねり)をつける。水面の表面は粘土ベラの先端等で、細かい凹凸をつける。川の中央付近は、凹凸を多くつけ、川岸の付近はなだらかに仕上げる。(急流、激流の感じは出せてないので、さらに研究)。紙粘土の代わりにプラスタークロスでも、試作した。

 試作品(川、河原の石、崖)

②河原の石・・・河原に並べる石は、紙粘土を丸めて作りました。いろいろな大きさにちぎった紙粘土を丸めて、指でいろいろな方向から押してみて、石の感じを出します。考えてやるより、無意識でいろいろやってみると、たまたま、いい形にあたるので、それを少し修正して出来上がり。必要により、爪や、へら先でスジや凹凸をつける。

③色付け・・・川はみず色、及びダークブルーの2色の水性塗料、岩、石はブルーグレイの水性塗料を使用した。筆、パレットは、百円ショップで買いました。原色の水性塗料は百円ショップでも売っているので、経済的。まず、みず色(またはブルーグレイ)の水性塗料を薄めて塗ります。かなり薄めて塗ってます。(スポイド2滴に筆先にちょこっと塗料つけて薄める程度)。薄い色から、だんだん濃くしていきます。一度、濃くなると、再び薄くするのは困難。筆で塗ると、結構な範囲に塗料が広がるので、塗った後、すぐ、ティッシュペーパーで、余分な塗料を吸い取ると、濃淡の調整ができる。また、境界のぼかしにもなる。濃さを少し濃くして、同様に筆とティッシュペーパーで、濃淡を調整しながら、重ね塗りしていきます。塗らない部分(川のみずの泡立っている部分や、岩の角部分など)は、白っぽいままにして感じを出していきます。水の流れの濃い部分(中央部)は、ダークブルーを使います。筆に水分を含ませ、筆先を少し荒らしで(バサバサにして)、先端に塗料(薄めない)を少しつけ、塗る部分に軽くタッチしていきます。点々と塗料がつくので、湿ったティッシュペーパーでトントンと押し当てぼかします。これらの作業は、完全に乾かしてからではなく、一連の作業として、連続して作業します。

   使っている塗装用具 

  塗装過程(薄く⇒濃く)

試作品を組み合わせて渓谷の様子を作りました(下記写真)。いまいちですが、もう少し練習すれば、良くなるかも?

以上

 

 


Nゲージ ジオラマ製作(渓谷&滝の製作)

2015年04月21日 23時09分26秒 | 鉄道模型Nゲージ

Nゲージ  ジオラマ製作(渓谷&滝の製作)~紙粘土での整形(最終形)

 ①紙で作った崖のパーツ(裏はグルーで補強済み)に、紙粘土、発砲スチロールで部分的に補強し、接着、固定できるよう形を整える。パネルとの間に接着面ができるように形を整える。

  崖パーツの裏側の写真。(補強&接着面の確保)

②崖パーツをパネルに接着剤で固定(接着)していきます。接着後、紙粘土ですき間を埋め、崖の上部は紙粘土のみで整形します。紙粘土を多く使う部分は、発砲スチロールを埋め込んで、使用量を減らします(変形を考慮して)。

  崖パーツの接着 

 紙粘土ですき間を埋める

 

           崖の上部の整形(最終形状)

                                             

  滝の最終形状

 

渓谷、及び滝の大体の整形が完了しました。後工程で、塗装しますが、紙と紙粘土では、色合いが微妙に異なり、不自然な感じとなるときは、全体にプラスタークロスを貼り付けることになります。(なるべく、このまま塗装で感じをだせる様、トライする)。

次は、川岸、水の流れなどに取り掛かります。

以上

 

 

 

 

 

 


Nゲージ ジオラマ製作(渓谷&滝の製作)

2015年04月17日 10時39分43秒 | 鉄道模型Nゲージ

Nゲージ ジオラマ製作(渓谷&滝の製作)~崖の製作

いろいろ試行錯誤しながらやっているのであまり進展していません。やっと、全体的に形が見えてきました。

①  滝のパーツができたので、パネルに組み込んでいきます。滝は取り外しができるようにするので、滝のユニットとして、一つのパーツにしました。滝、岩、水面の各パーツを合わせて、一つにまとめました。すき間は紙粘土で整形。(裏面の写真は、参考まで)

 

   

② 崖のパーツの製作~以前紹介したとおり、紙を折り曲げて、折り目を付けて、崖のパーツにします。いろいろ作って良さそうなものを選びました。裏面はグルーで補強した後、紙粘土を貼りつけてます。

③ 仮置き~各パーツを仮置きして、全体の風景の感じをチェックします。細かいことを言い出せばきりがないので、全体的に見て、大きな違和感がないので、この辺で妥協します。(少しレベルが低いかも?)

 

(雑感です)~  岩の感じが難しく、試行錯誤の連続でした。庭に敷いてある砂利を並べたりもしましたが、あまりにも本当ぽっくて、やっぱり合わない感じ。紙粘土でもやってみたが、鋭い角がだせなく、なんとなく丸っぽくなる。やはり、紙でやることにしました。あとは、塗装でいかに感じを出すかにかかっている。(その苦労は将来に先送り)

これから、各岩のパーツを接着し、すきまを整形して、崖、渓谷を仕上げていきます。

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Nゲージ ジオラマ製作(渓谷&滝の製作)

2015年04月09日 17時23分18秒 | 鉄道模型Nゲージ

Nゲージ ジオラマ製作(渓谷&滝の製作)

 山の製作は、プラスタークロス貼りが完了し一端、終了します。(他のパネル出来上がった頃に再開します)。これから渓谷&滝のパネルの製作にかかります。滝は一部、作業が先行したところもあり、古いブログをダブルところがありますが、改めて、初めから紹介します。

① 位置決め

    各パネルを並べて全体のレイアウトを罫書きます。実際に、レールを置いて、位置関係を確認します。渓谷&滝のパネルでは、滝、川、渓谷の位置や高さ、鉄橋との取り合いなど、確認し、パネルに罫書きます。滝部分は、取り外しができるよう考えています。滝は、いろいろ試行錯誤を繰り返し製作しているので、将来、取り換える(いい方法が確立したら)可能性を残します。よって、滝の収まる部分は、大きなポケットを作りました(9cm×11cm)。

  

②滝の製作

   滝は、発砲スチロールの表面を針などで粒々をはがして、細かい凹凸をつくりました。水が白い細かい水滴になって流れ落ちる様子を表現したいと考えています。試しに、水色を少し塗ると、近い感じになりそうです。水表現専用のいろいろな素材が市販されてますが、まだ、試してません。(そのうち、トライします)。 発砲スチロールは、泡が細かいもの(梱包材などに使われている)が良い。市販の発砲スチロールの板材は、泡のつぶがおおきい。

  

③渓谷の岩作り

 岩は、紙で作りました。画用紙、ケント紙などをぐちゃぐちゃにボール状に丸めます。なるべる折り目を多くつけるよう、角をつぶすように丸めます。また、広げて元に戻すと、折り目がついて、岩壁の感じが出ます。一発でできる訳でないので、新しい紙で何回かトライし、感じの良さそうなものを選びます。紙なので、裏側にグルー(百円ショップでガン&ステックを売っている、手芸などでも使われる)で補強する。紙の折り目だけでは、不自然なところもあり、部分的に、紙粘土で補修を行います。

 

              

 写真の上は、丸めた紙を広げた状態、下は裏面のグルー補強の様子。

③ 渓谷の形作り

  渓谷の形状、高さなどをきめ、発砲スチロール、スタイロフォームなどで、ベースを作る。詳しい形は、紙粘土で整形するので、ここでは、その基礎部分を製作します。鉄橋の位置も決めます。

 

以上