技術者の技術者による技術者のためのブログ

理系離れ著しい今日,技術者の地位を改善しなければ技術立国日本は滅びます。日本を「おしん」の時代に戻してはなりません。

1960-1970年代の京都大学の先端的人工知能の研究

2007年12月24日 | Weblog


上左側: 1965年: 長尾真先生の博士論文。1965年です。既に,この年に言語解析と文字認識の研究が行われています。

上右側: 1978年: 京大の同期の友人である辻井潤一氏の博士論文です。言語理解という究極の研究がなされています。河田氏が1972年に京大で行っていた研究は,この研究の「はしり」の部分のおすそ分けであったと思われます。辻井氏が博士論文までまとめるにはそれから6年もかかっているのです。私が「二層型仮名漢字変換」をまとめてワープロとしたのも奇しくも同じ1978年です。

下: 1969年発行のブルーバックス。タイトルの通りの内容です。紹介文によると,既に1961年に「会話を聞いて自動的にタイプする」音声タイプライタの研究が行われています。
続く


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