「何であなたは100点取れないの! お兄ちゃんはできるのに」
「どうして、同じお腹から産まれてきてこうも違うのかね」
「何をやっても満足にできたことがないじゃないの」
「そんな事あんたに出来るわけないでしょう」
「生まれてこなきゃよかったのよ!あんたみたいな子」
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親の思い通りにならない時、イライラした時、
心の中にミサイルが落ちてきたような言葉を発せられたこと
ありませんか?
この様な言葉も「虐待」の一つで、心理的虐待と言われています。
児童虐待には
①ネぐレスト
②育児放棄
③心理的虐待
④面前DV
等 他、教育虐待もあります。
親からずっと否定的な言葉を浴びせられる。
自己決定権を奪われる事であらゆることをあきらめてしまう。
感情の爆発、自己破壊、現実逃避といった行為が
時として少年犯罪という形になるのです。
この構造と似ているのが実は
「不登校」の源となるケースも右肩上がりとなっています。
「親から逃げる為に家を出て売春をするようになった。」など
薬物や売春によって自己破壊することで
親に八つ当たり(復讐)をする少年、少女などさまざまです。
厚生労働省によると、全国の児童が2020年度に対応した
18歳未満の子どもへの虐待は20万5029件
1990年度の統計開始以降、始めて20万件をこえたという。
お子さんの自己否定を育ててしまう原因には、
冒頭のような言葉がお子さんの成長に大きな影響を与えています。
では、反対に自己肯定感を持たせるには?
当センターの教室や個人指導の内容には、
このような『心』に特化した言葉の勉強も含んでいます。
今日の日も明るい心で良き日でありますように。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠