湘南話し方センター / 姓命学研究所

神奈川県平塚市で開設して40年になる話し方教室です。心とことばの研究所として統計学も含め、たくさんのご相談あり。

怒りの感情で話すのは危険!

2021年05月31日 | 湘南話し方センター

「そんなに言う事聞けないなら家を出て行きなさい!もう家の子じゃない!」

 

お母さんがカ~ッとして怒鳴った事から
小学生3年生の男の子は泣きながら本当に出て行ってしまいました。

 

そのうち戻ってくると思っていたところ、1時間、2時間過ぎても帰って来ない。

 

とうとう心配、不安、もしかして?  
近所、 友達の家、 思い当たるところに連絡したものの行った形跡なし。

しかたなく警察へ110番。
パトカーからは警察犬も同行。
男の子の着ていたものの臭いをしっかりと覚えて捜査開始。

 

しばらくして、警察犬が倉庫の中にある板で作られた箱の様な外側をガリガリとかき始めたところ、
その子はうずくまり泣いていたという。

 

ついに発見!!  

まさかこんな所にいたとは。 

お母さんは

もしかして・・・・

誰かに連れ去られたのでは・・・・
車に? 海に? マイナスなことばかりが、
頭の中を駆け巡り心臓が破裂しそうだったとのこと。

 

その子を強く抱きしめて、号泣する我が子の姿を目の当たりにしたとの実話です。

 

 

パ-トによる人間関係のストレス、

さまざまストレスから、

その矛先を子どもさんにぶつける。 

 

お子さんにもお子さんなりの言い分もあったでしょう。

神奈川県警 生活安全課に所属していた時の警察官からの
印象に残っているお話でした。

 

しかし、無事でよかったものの、怒りの感情そのままで話すのは危険ですね。

「怒る」と「叱る」の違いを
しっかり理解されて子育て、部下育てに活かしていただきたいです。

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠


生徒からの屈辱の一言が発奮になった!

2021年05月30日 | 湘南話し方センター

あるサウナでの会話です。

上下に段差で座るサウナ室で 

上の方から突然、

「オジサン、俺教室で勉強しょうと思うんだけど」 

現在、高校の教員をしている小学生の頃から知っている知り合いでした。 

「どうしたの?」 

お互いに裸同士、話もざっくばらんに。

 

 

「俺、生徒から、先生の話分かりにくいって言われちゃってさ~・・・」 と、

心臓に5寸釘が刺さった様に落ち込んだとの事。

 

早速、基本からしっかりと勉強に入り、

本人も目的を持ち、真剣に自習に取り組みました。

 

その成果もあって、

当時の当センターのクラスでの成果発表では、

特待生を取得するまでに成長されました。

 

あれから18年。  

そんなこともあって、当時は臨時職員でしたが、その後すぐに正職員となり、

大阪の関連高校に配属。

彼の結婚式の時は、披露宴での司会を是非とも!と依頼され大阪まで行ったこともありました。

 

今では、中学生、高校生に日本史を専門に教えて、

柔道部の監督もされ、生徒からも保護者からも信頼される教員として大きく成長され、

私生活では一児の父として頑張っています。 

 

生徒からズバリ言われたからこそ発奮の源となり、

その後の教員として、より成長されたのです。

 

今でも、お子さんの成長に伴い、相談を受けています。

ご縁とは本当に尊いものですね。

 

学校の先生、僧侶、保育園の園長、議員、警察官、経営者、管理者、沢山の方々が

教室に通われ、活躍をされています。

 

6月5日(土)からまた、土曜教室始まります。

コロナ禍の今だからこそ、

ご自分の目的をしっかりと持ち

苦手意識を克服しょうと

20代の女性から60代の経営者までと幅広い年齢の男女が

真剣に楽しく通われてます。

 

初回体験は3,000円です。

 

コロナ対策は勿論しっかりと行っています。

 

一度足を運んでみませんか?

 

お問い合わせは

📞0463-58-87410

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますように。

 


授業の講義を聞いて、勇気をもらえた

2021年05月21日 | 湘南話し方センター

 

私の家庭は母子家庭で小学校5年の時両親が離婚しました.

 

今日のお話を聞くまでは,

自分は周りの人達よりも不幸だと感じていましたが

そうでないと思わせてくれました。

 

当時は父が母に暴力を振っている姿を見て凄く大きなショックを受けていました。

私はそういう体験をしてきているので、DVや児童虐待などの被害者の気持ちを

分かってあげられる警察官になれると思います。

 

今日の話を聞いて凄く勇気をもらえました。

 

ありがとうございました。

 

(先日神奈川県警察学校において講義の後に書かれた感想文から)

 

今の時代、3組に1組が離婚するとも言われています。

お互いに好きあって結婚したにも拘わらず、

こんなはずではなかった、、、、、、、。と!

 

お子さんこそ犠牲者です。

もっと夫婦になる前から親になった時を想定して、

子育ての勉強をするような事が合っても良いのではないかと

つくづく思います。

 

今DVは右肩上がりで急速に増加しています。

感想文を書いてくれた学校生は、きっと立派で優しく強い警察官に

成長されていくことでしょう。

 

 

どのような話から勇気をお与えできたのか。

 

また次回このコ―ナ―にて紹介を致します。

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますように。

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

 


この子は大物になる

2021年05月18日 | 湘南話し方センター

【この子は大物になる】

これは、プロ野球の王貞治氏のお母さんのエピソードからです。

 

ご縁があって、王貞治氏のお母様から以前、直接お話を聞いたことがあります。

 

教室の仲間数人でお宅にお邪魔した時の事です。

王さんのトロフィーや表彰状が沢山飾ってある部屋で、

当時お母様は70代半ば位で、満面の笑顔で、話してくださいました。

 

 

昭和20年3月10日、太平洋戦争の真っ只中、

東京大空襲の時に

隅田川近くに住んでいた王さん一家は、夢中で逃げたそうです。

 

隅田川を渡る時、ご長男の鐵城さんの手をしっかりと握りしめて、

当時、鐵城さんは14歳、貞治さんは4歳、

お母様は貞治さんをおんぶして、

とにかく走って走って逃げたそうです。

 

どの位走ったか、

ふと気がついたとき背中の貞治さんは、熟睡をしていたとの事。

 

その時お母さんは思ったそうです。

「この子は大物になるな」と。

 

訪問したその頃は、読売ジャイアンツに在籍していた頃で、

「世界の王」と呼ばれていた頃でした。

 

勿論、その後もご縁が続きご長男の鐵城さんのご子息さんが結婚される時は、

是非にとのご依頼から披露宴の司会を努めさせて頂きました。

 

お母様の言葉どおりの大物になりましたね。

 

今でも、ついお母様のあの時の事が昨日のように感じられます。

 

お母様の言葉には、

真実と未来の可能性を見抜いていた言葉だな、と感じています。

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠

 

 


人は変わる!

2021年05月16日 | 湘南話し方センター

私は、毎日しているウォーキングコースはほとんど変えず、スタスタ歩きます。

会う人会う人には 明るく元気よく、

「おはようございます」

と、声かけをします。

 

返事が返ってこなくても別に関係なく挨拶をしています。

ところが、

明るく力強くすると、必ず

「あ、おはようございます」

と細々ながら返ってきます。

 

普通はこれだけでも十分です。

 

場合によっては、農作業をしている方に対して 

「随分立派に成長しましたね」     

と言葉をかけると、

手を休めて話しかけてくれます。

 

「この○○は手をかけてますよ」 

から始まり、

こちらからの質問に対して積極的に話してくださいます。

 

「なるほどそんなに栄養も肥料も与えるんですね」

「そうなんだよ。ここで雨が降って欲しいな、と思っても、降らないから水を撒くんです」

「なるほど子育てと同じですね」  

「そうそう、芽がで過ぎると調整するんです」 

 

 

そのうち 

「これ、取り立てだからうまいよ!持っていきなよ」 

となることもあります。

 

それを期待して声かけをしているわけではありません。

 

 

人の心は不思議なものです。

 

ではどのような心構えが大切ななことなのでしょうか。 

 

 

個人指導でも教室でも、真剣に取り組む受講生は、

みるみるうちに別人に変化していきます。

 

その姿を見るのが楽しみです。

 

 

 

今日の日がコロナに負けない一日でありますように。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠