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鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

八幡系ツアー《1》  (5/8)

2011-05-08 16:03:43 | 滋賀県
さんろくさんが案内してくださった長野県・安曇野での感動がまだ覚めやらぬ4月中旬のこと。
師匠・kiteさんから「八幡系ツアーはいかがですか」との嬉しいお誘いがありました。
「八幡系」とは、師匠が名づけたもので、滋賀県近江八幡市の周辺でだけ見られる、
職人さんの腕の限りを尽くした、他府県では見られない豪華絢爛な鍾馗さんたちです。
そのルーツなど詳しくは師匠が寄稿している「みちくさ学会」のページをご覧ください。=こちらこちら
なお、師匠が八幡系鍾馗さんについて取り上げたブログ「鍾馗を尋ねて三千里」も併せてご覧くださいませ。

大型連休初日の4月29日に、師匠の師匠である服部さんも参加してJR野洲駅で待ち合わせ、
師匠の車で出発しました。
数年にわたって師匠が地道に歩いて発見された鍾馗さんたちを、
労せずしてたった一日で75体(八幡系以外も含まれています)も撮影できたのです。
それらを数回に分けて紹介しますが、八幡系と認定するには、師匠が定めた基準があります。
   1) 棟端鬼瓦と一体で焼成。
   2) 棟巴瓦をまたぐように両足を広げて踏ん張っている。
   3) 細長い顔に、彫りが深くバタ臭い目鼻立ち。
   4) 七宝などの装飾文様を衣服に散らす。
   5) 袖や裾には装飾の細いストライプが入る。
上記から二つ以上の条件を満たし、「雰囲気があれば」八幡系と認定します。

紹介する鍾馗さんたちには八幡系以外も含まれていますので、
ご自分で判別しながら八幡系の魅力を楽しんでくだされば、と思います。







上と下は同じ鍾馗さんです。銘については師匠のブログに書かれています。



赤い矢印のところに上の鍾馗さんが、黄色の矢印のところに下の鍾馗さんがいます。








近江八幡市船木町

2010-12-27 18:12:57 | 滋賀県

=2010年9月1日撮影  (地図

前々回紹介した八幡系の鍾馗さんが置かれている隣のお宅。
「いまの鍾馗さんは2代目で、主人が昭和42年か43年に作った」と、奥さんのお話。
しかし……次の3体とも、上と同じ作者がつくったかのように、似ている。

師匠のkiteさんは、この鍾馗さんについて
「五個荘から竜王あたりまで、近江八幡を中心に20体くらい見つけています。」
とおっしゃっている。
奥さんが勘違いしているのかもしれない。


近江八幡市加茂町=2010年9月1日撮影  (地図


この店に、下の2体が置かれている。
蒲生郡竜王町七里=2010年9月1日撮影  (地図







最初の写真の鍾馗さんが置かれているお宅の玄関にはご主人がつくった福助もあり、
奥さんが出して見せてくださったので、写真を撮らせてもらった。
背面には、ご主人の名前と、「S55.10 佐竹瓦 舟木町」が記されていた。

東近江市南須田町

2010-12-24 17:06:53 | 滋賀県


「八幡系」と認定するには、師匠が定めた5つの条件がある。=こちら

1)棟端鬼瓦と一体で焼成
2)棟巴瓦をまたぐように両足を広げて踏ん張っている。
3)細長い顔に、彫りが深くバタ臭い目鼻立ち。
4)七宝などの装飾文様を衣服に散らす。
5)袖や裾には装飾の細いストライプが入る。


5つのうち2つ以上の特徴を満たしていなければならず、なかなか厳しい。
この鍾馗さんが満たしているのは(5)のみ。
ということで、八幡系には認定されず。
=2010年9月1日撮影  (地図

近江八幡市船木町

2010-12-22 19:39:24 | 滋賀県

滋賀県近江八幡市近辺でしか見られない鍾馗さん。
師匠はこれを「八幡系」と名づけた。
=2010年9月1日撮影  (地図


八幡系の神髄は師匠のブログで連載されているので、リンクしました。
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師匠がブログのほかに「みちくさ学会」に寄稿した『湖国滋賀の鍾馗はひと味違う』も一読ください。

東近江市南須田町

2010-12-03 21:24:53 | 滋賀県
鍾馗さんに求められるのは、俊敏な動きで相手を組み伏せること(私の勝手な思い込み)。

少しメタボ体形ではあるが、頼りがいがありそう。
しかし、右足を浮かしているのはなぜだろう。

邪鬼を取り逃がしたので地団駄を踏んでいるところか。


こんなところに置かれていた。

=2010年9月1日撮影  (地図