2020年7月
『なんでもありの句の会』
祖父の姿
孫へ伝える
坐禅道 (ウィルバ-)
さすがやな
一番でなきゃ
富岳 (昌暘)
蓮舫も
やはり一番が
いいと いま (昌暘)
待つことに
こころは隠す
夏の色 (柊子)
コチコチと
世界終末時計も
あと二分 (昌暘)
アラ びっくり
二本の胡瓜
一本に (ウィルバ-)
初恋の
心もインクも
滲む朝 (昌暘)
コロナ乗り越え
自然派になる
暮らし (柊子)
たそがれの
愛は偏見
恋は夢 (昌暘)
梅雨の雨
冷たく
心伝う (よ)
鉄の女も
つまずきて いま
一国二制度滅びゆく (昌暘)
せせらぎの
歩く小橋下
花も咲き (Ranko)
仲良きは
夫婦喧嘩も
一人称 (昌暘)
わたくしの
ル-ツがわかる
サマ-ドレス (柊子)
天の川
我が地球人
微笑うか (昌暘)
今年も
雨の七夕
残念だ (ウィルバ-)
いまメディア
不信だらけ
誤差だらけ (昌暘)
何も言わず
終りそうな恋
髪洗う (よ)
満月の夜
ラインの音ひとつ
嬉しかな (昌暘)
しとしとと
降る雨音が
耳につき (姫)
虚無だから いま
いまを厳しく生き (昌暘)
あおすだれ
内緒ばなしを
聞きながら (柊子)
生命散り
未練残し
初夏の風 (昌暘)
清々し
風に吹かれて
須磨の浜 (Ranko)
北海道
夏の大地
走りたし (よ)
見上げても
さがしてもない
青い空 (姫)
頭振り
カランカランと
鴎たち (Ranko)
トイレまで
歩いて六歩が
うれしくて (姫)
よく生きてきた
その言葉に
救われし (よ)
どらマスク
呼吸苦しく
立体化 (ウィルバ-)
かくれんぼ
どこにあるやら
走馬燈 (Ranko)
うたた寝の
見た夢の中へ
もう一度 (姫)
迷ったら
普段の逆を
見ればいい (昌暘)
Coring for the coronavirus and hope for peace around the world
新型コロナウィルス感染の恐慌に心痛め 世界中の安寧を望む
2020.7.8
今 川 昌 暘
『こころ 繋ぐ こころ』 今 川 昌 暘 作
Hearts that connect hearts
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