これで何度目だろう。
僕らはまた漫才のスタイルを抜本的に変えようとしている。
来年のTHEMANZAIに向けて。
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僕の怒鳴るツッコミが「何を言ってるのか分からない」と様々なところで指摘され、心が揺らいできた。その通りだという自覚はある。ただ、ゆっくりと分かりやすく突っ込むことはできる。しかし、それをやると今度は台本の稚拙さが浮き彫りになる。いわばあのツッコミは目眩ましとしても作用している。
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「一巡した笑い」という概念がある。踏まえた上で、メタ目線から見て、という笑いの概念だが(キャプテン翼末期とかテニスの王子様的な笑い)。今やっている形も、「一巡した笑い」のつもりだったのだが、そういうふうに見られないことの方が多くて、「ただただ下手な人」みたいなキャラになってきた。
でも、そういうふうに見られないことが多いってことは、自分の表現力が原因なわけで、それは結局、「ただただ下手な人」なんだろうな、と。意図するしないに関わらず。
そういうワケで、変えようと思うんだが、まだ何も決まってない。ボケとツッコミをどっちにするか?から決めないと。
笑い飯さん以外で、両ボケ両ツッコミをやってる漫才師っているのかな…。パクリにならないように、うまいことそこから発展させられないかな。