パジャマお兄さんの「遺された断想」

新宿系自作自演漫才師「ルサンチマン」の「パジャマお兄さん」こと浅川渉のブログ

3月16日(土)のつぶやき

2013年03月17日 04時23分25秒 | 日記

漫才師に自分の役割について「ボケ担当」「ツッコミ担当」と表明させる行為こそが、ダウンタウン以降の漫才師に敷かれた呪縛である。要は片割れが自分で「ボケ担当です」と表明することにより、その人はツッコミの責務から逃れることになる。これはそのコンビの可能性を著しく低下させる危険性がある。


今我々ルサンチマンが打破したいのは、その腐れきった現状である。漫才界になんとなく蔓延する、ダウンタウン以降の「ボケツッコミ完全分業体制」である。もはや我々はどちらが「ボケ担当」でも「ツッコミ担当」でもない。どちらも「ボケ担当」「ツッコミ担当」である。


そして私が「あえて」プロフィール欄に、「ツッコミ担当」と書くのは(ちなみにホームページの方には「ボケ担当」と表記)、そうした現状へのアイロニー的な意味合いも含んでいるのである。


ルサンチマンは2年周期で何か動きがあることに気づいた。2004結成、2006M-1準決、2008解散、2010再結成、2012北野所属。西暦偶数年に必ず大きく動いている。