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補足 日本のGDPが転落していいのは4位~6位までです

2011年01月14日 03時56分42秒 | 思想・哲学

10年GDP、中国の逆転確実 日本、42年ぶり2位から転落へ
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110113/mca1101130502006-n1.htm


 中国国家統計局が今月20日に発表する2010年10~12月期の国内総生産(GDP)により、年間で日本が世界2位の経済大国から転落することがほぼ確定しそうだ。1~9月累計では、何とか中国を上回ったが、10月以降も高い成長を続けた中国に対し、日本はエコカー補助金終了の反動などでマイナス成長になったと予測され、通年で逆転されるのが確実視されている。日本が2位の座から外れるのは1968年以来、42年ぶりになる。

 日中のGDP逆転は、昨年4~6月期、7~9月期(いずれも原数値)にも起きたが、内閣府は、季節要因などが加味されておらず、「四半期だけを単純比較するのは無意味」(幹部)と主張してきた。

 昨年12月の7~9月期GDPの2次速報発表時では、1~9月の累計で、日本は3兆9594億ドル、中国は3兆9468億ドルで、日本がかろうじて中国を上回った。ただ、10~12月は中国が大きく成長したとみられている。

 中国は例年、計画経済の生産目標を守るため年末に駆け込みで働く人々が増え、他の四半期よりも高めの数値が出る傾向がある。インフレ懸念から経済引き締め姿勢を見せる中国だが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は「10~12月期も8%台の成長率は維持する」とみる。

 一方、日本の10~12月期は、薄型テレビなど家電エコポイントの駆け込み需要で消費は伸びたものの、エコカー補助金終了と値上がりしたたばこの買いだめの反動、輸出の減少などが影響。速報値の発表は2月14日だが、BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「マイナス1.5%に転じる」と5四半期ぶりのマイナス成長を予測する。

 もっとも、中国は13億人の人口を抱え、国民一人当たりGDPで比較してみると、日本とはまだ10倍以上の開きがある。逆転されたからといって「単純に悲観すべきではない」(経済官庁幹部)との見方も根強い。藤戸部長は「日本は高機能電子部品などモノ作りに磨きをかけ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加して、外需を増やしていくべきだ」と話している。(大坪玲央)

2011.1.13 05:00
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今日(というかもう昨日ですね)、このようなニュースを見かけたのですが、
ぬか喜びするのは嫌だから、さっそくサンケイビズに電話してみました

そうすると、まずサンケイビズというwebの新聞は、サンケイビジネスアイという産経グループの経済新聞とのこと。
同じ経済紙でも、発行部数は13万部だから、日経新聞の300万部と比べたら小規模な新聞といえるでしょう。

それで、「日本のGDPは確実に3位に転落みたいなこと書かれてますけど、これはどういうことですか」という質問をしたら、
「この記事を書いた人は、日中のGDPの1~9月までの流れでおそらくそうなるんじゃないかという意味で書いたんでしょう」という回答でした(笑)

べつに悪気はないんですけどね。サンケイビジネスアイさんは。私の質問にも丁寧に答えて頂きましたし。
まあ、電話しなかったら、半分ぬか喜びしてたから、電話で確認してよかったです。

で、まあようするにこのニュースで、去年私がJANJANブログのほうで書いた記事を思い出しましてね
こっちのブログでその記事の補足をさせて頂きたいとおもいます。

というのは、前にも言いましたが、私はJANJANブログから強制退会させられたので、その記事もいじることができないんですよ。
だから、こっちのブログのほうで。

まず、JANJANブログのその記事のURLを張っておきます。

日本のGDPが3位になることで日本人の心理はどう変化するか
http://www.janjanblog.com/archives/26947

で、なにを補足したいかというとですね それは「日本のGDPが転落していいのは4位~6位まで」ということです。

上のURLの記事にも載せてありますが、私は日本のGDPが中国に抜かれて 3位に転落することは日本にとって良いことだと書きました。
日本人が持っている一流国意識がなくなるのは良いことだと思っているからです。
2流国ないし1,5流国意識くらいがちょうどいいと思っているんですよ。

で、その記事の内容だと なんか50位くらいまで落ちていいととらえる方もいらっしゃるんじゃないかと思いまして、
いやそうじゃなくて、日本が転落していいのは4位~6位までです。ということを言いたかったんです。



で、GDPの順位のことですが、私みたいに3位に転落したほうがいいという人もいますし、2位を維持したいという人と両方いますけど、
これどっちにしても、まず中国とインドに抜かれるのはしょうがないんですよ 人口の問題で。

中国の人口は13億人で、インドの人口は12億人ですからね。
抜かれて当たり前なんですよ ふつうに考えたら。

というより、改革開放と言って ようやくその30年後に日本を抜くというのも なんだかずいぶんと遅いなあと思われてる人のほうが多いんじゃないでしょうかね。

もっともインドのほうは 日本を抜くのは20年後あたりらしいですけどね。



それで、2位を維持したいとか言ってる人は、ようするに私が言ってるその「一流国意識」を持ってるしそれを維持したいんですよ(笑)
こないだもテレビで、このGDPの問題で、アンデンティティがどうたらこうたらって言ってましたからね。

ただ、そんな持っててもしょうがない一流国意識を持っててどうするんですかという話しですよ

たまに「日本人は民度が高い」とか言う人がいますけど、
あの悪しき小泉政権を5年もの間、ずっと多くの国民が支持してたわけですから その時点ですでに民度が高くないんですよ(笑)

馬鹿国民が 純ちゃん!純ちゃん!と言って
「改革」=「歳出削減+増税(金持ちと大企業には減税)」 を5年もの間ずっと支持してたわけですから。

衆愚政治極まりないでしょ。

おじさん、これどう説明すんの?

小泉改革=公共サービス(医療・福祉・教育等)は削減 庶民は増税 金持ち・大企業は減税 



「金持ち・大企業には減税 庶民には増税 医療・福祉・教育は切り捨て・・・・・   でも小泉さんがやったことだから許しちゃう!」

こんなこと言う日本人の民度のどの辺が高いの?(笑)

戦後最悪の悪政を働いた小泉を 5年半も支持し続けた日本人ほど馬鹿はいないでしょ

しかも給与なんかぜんぜん上がってないんですけどね ここ10年くらいずっと。 日本人の平均給与ですよ



ましてや、それに加えて、今年中に参加することが決まりそうなTPPの問題にしても、反対してる人よりも賛成してる人が圧倒的に多いって これどういうことですか

日本人 大丈夫か

ちょっと ほんとに

日本人 大丈夫か

TPP参加って これ小泉改悪よりもさらにすごいことですよ。
これほんとに参加しちゃったら、日本は大変なことになっちゃいますよ。

それを反対よりも賛成が多いって、日本人めちゃくちゃヤバいじゃないですか。

※NHK世論調査 1月11日
TPP(環太平洋経済連携協定)について 「交渉に参加すべきだ」が47% 「交渉に参加すべきじゃない」が9%



ようするに日本人の民度なんかぜんぜん高くないんですよ

民度が高くないのに 一流国意識とか一流民族意識なんか持ってたってしょうがないじゃないですか

民度が高くないから一流国意識を持っていたいんですかね



どっちにしても 「日本は一流だ!日本は一流だ!」とか そういうユダヤ人の選民意識みたいのが嫌なんですよ 私は。

これが嫌なんです

多くの国民が小泉改革を支持したり TPP参加を支持したりしてる時点で もう終わってるんですよ 日本人は

それ自覚しないとだめですよ おじさん

おじさんに限らず みんな





といってもですね これさっきも言いましたけど

日本のGDPが転落してもいいのは4位~6位までなんですよ

かりに為替の問題で2010年度の日本のGDPが中国に抜かれないにしても、2011年度、2012年度までには必ず抜かれます。

さっきも言いましたけど、これ人口の問題でしょうがないんですよ。

で、20年後にインドが抜くらしいです これで4位ですよね。

あとはブラジルとインドネシアです これが40年後あたりらしいです。 

まあ、インドの20年後とかブラジル・インドネシアの40年後とか かなり先のことですけどね。



で、私が言いたいのは

ロシア ドイツ イギリス フランス

この4カ国だけには絶対に抜かれてはいけない

これが言いたかった

なぜなら、白人国家に抜かれたら それこそアイデンティティに傷がつくからです。



ロシアなんかに抜かれたら、あのロシア戦争の勝利が全部台無しになります

日本が唯一、白人に勝った戦争が くつがえってしまいます

うん



私、戦争を好まない人間なんですけど あの白人に勝った戦争だけは大事に思いたいんですよ

戦争を好まないのに ロシア戦争は大事に思いたいとか 矛盾してるし不謹慎なことだと思うんですけど  でも、あの白人に勝った戦争だけは大事に思いたいんです

これはちょっと理解して頂きたい。





つまり、カラード(有色人種、もちろん日本人も含む)に抜かれるぶんにはいいんですよ

なぜなら、カラードが台頭してくるのは良いことだからです。



ようするに 白人優位というものが許せないのです

そうでしょ

容姿にしても 文化にしても 経済にしても 白人だけが優位に立ってるのはいけないことでしょ



日本のGDPが2位とか3位とか言ってたって それよりも大事なのは一人当たりGDPなんですよ

これ20位くらいなんですよね 日本は  こないだ円高の問題で16位まで上がったらしいですけど

欧米諸国の一人当たりGDPは ほとんどの国が上位のほうじゃないですか

東ヨーロッパはすこし貧しいですけどね

まあ貧しいっていったって GDP2位になろうとしてるその中国より上ですよ

 

だから、ようするに欧米=白人国家は ほとんどが文化的な生活をしてるわけですよ

それに対して、カラード国家で 国民が文化的な生活を送れてる国は 日本と韓国だけじゃないですか

まあ、日本にしても韓国にしても 中間層が減ってるし こらからさらに減っていくんですけどね。





なんか ずいぶんと長い文になってしまいましたけど、

ようするにですね

私が言いたいのは

「世界第2位の経済大国」「世界第2位の経済大国」とか言ってても、アメリカやヨーロッパの白人から見たら 日本人も中国人も朝鮮人もみんな同じなんですよ

アメリカやヨーロッパの白人から見たら 日本人も中国人も朝鮮人も みんな同じイエローなんです。

日本人も中国人も朝鮮人も みんな同じチビで黄色いカラードなんですよ

それがわかってない日本人が多すぎる



ハタから見たら同じに見られてて 自分たちだけで一流国意識なんか持っててもしょうがないじゃないですか

馬鹿じゃないですか



中国の人も 韓国の人も ほとんどの人が未だに日本人をよく思ってないらしいですけど そんなイエロー同士で憎しみ合ってたって 欧米の白人からみたら、

「ああ、なんかイエロー同士で喧嘩してるみたいだぞ」と思われてるだけでしょ

それ、馬鹿じゃないですか

イエロー同士の喧嘩

うん





というより、この記事を書いてて だいぶ血圧が上がってきたみたいなので この辺で止めておきます

なんとか理解してください。

要約すると、「一流国意識を持ってることによって 精神衛生的に心理学的にデメリットもあるのだから、そんな一流国意識なんかを持っててもしょうがない」ということです。

だから、日本のGDPが3位とか4位に転落することは良いことだということです。