Ｑ 小泉さんは族議員をやっつけたえらい人なんでしょ？
Ａ というより、小泉純一郎自体がれっきとした族議員です
金融族であり 厚生族議員です
小泉構造改革は、まず自民党内の権力闘争だったのです
これはもう今では周知ですね
Ｑ 小泉さんは陳情を受けない人なんでしょ？
Ａ はい ふつうの政治家と同じようにちゃんと受けてます
Ｑ 小泉さんは企業・団体献金を受け取ってない人なんでしょ？
Ａ はい しっかり受け取っています
※過去形にしないのは息子の進次郎が地盤を引き継いだことと
自身も未だ影響力のありすぎる人間だから
テレビの力のすごさ
テレビの力のすごさ
世間は どういう意味で
小泉がクリーンな政治家と思っているのでしょうか
じゃ、まず小泉純一郎の政治献金について
話しましょう
小泉純一郎の政治資金団体は二つあります（過去形にしないのは説明したとおり。小泉純一郎同志会は省かせてもらいます）
一つは 「東泉会」
もう一つは 「自由民主党神奈川県第十一選挙区支部」
まず 個人献金と政治資金パーティーから話しましょう
個人でも団体でも 自民党の有力議員に献金する人
それは 当然、見返りを求める人です
ようするに 個人献金も政治資金パーティーも
純粋な個人の人が献金するのではなく
企業・団体献金と同じように
見返りを求める人 見返るを求める企業の人が
献金したり パーティー券を購入するのです
マスコミも 昔はよくパーティー券のことをやってましたが
最近では ほとんど見ませんね
次に 企業・団体献金にいきましょう
まずですね 自由民主党神奈川県第十一選挙区支部の政治資金収支報告書の資料が
私の手元にないんですね
それで政治資金オンブズマンさんが簡単に作成した資料をお見せします
平成１５年度分のですね
このように 平成１５年度の小泉純一郎の政治資金 収入の内訳は
総額で ９５６７万円
自民党本部からは ２５００万円
個人献金は １７３３万円
政治資金パーティーは ２５６０万円
企業・団体献金は ２７７４万円
この額は少なくないです
ちなみに 小泉純一郎の政治資金団体 東泉会と
経世会の有力議員 額賀福志郎の政治資金団体 福志政経懇話会
の平成１５年度の政治資金収支報告書を載せておきますね
東泉会 平成１５年度政治資金収支報告
福志政経懇話会 平成１５年度政治資金収支報告
次に 小泉純一郎の陳情についてですが
このことに関しては 秘書の飯島勲氏が以下のように述べていますので
これをご覧下さい
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代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話 (講談社文庫)
飯島勲 (著)
P144
陳情はゆりかごから墓場まで
国会議員につきものなのが陳情である。私も実際、この三十年間、さまざまな陳情を受け、ありとあらゆる注文をこなしてきたが、その感想を一言でいえば、「陳情はゆりかごから墓場まで」ということになろうか。
P182
国語の単位がとれないのに、国語の先生になれるか!!
これまで就職の斡旋をした件数で、それなりに多かったのは学校の先生かもしれない。
公立学校の教員になるには、まず教員採用試験に合格して登載名簿に載らなければならない。そして、そのなかから各校の校長先生が、選択して面接をするわけだ。いったん名簿に名前が載ってしまえば、成績が一番だろうが五十番だろうが関係ない。校長が任意に選ぶノミネート郡としては、誰しも同じ条件ということになる。
そして校長は、保守系の政治家から斡旋された者を教員に採用するケースが少なくない。
校長というのはたいてい保守系で、また無難にことをすまそうとするから、保守系の政治家からの斡旋に首を横にふることはまずないのである。したがって、保守系の政治家からの紹介があれば、その学校の先生になることはたやすいといっていい。
一九七〇年代、革新自治体が次々に誕生した時代にもかかわらず、日教組がどんどん小さくなっていった理由はこの就職斡旋のシステムにある。革新自治体は保守派の校長対策をしていなかったため、組合に入らない教師をどんどん採用していくのに歯止めがかからなかったのである。
本来なら、革新自治体はそうした保守の色のついた学生を教職に採用してほしくないのだが、登載名簿に「自民」という想像上の印（つまり議員からの推薦）がついていると、校長としては「こいつなら自分の在職中に足元で旗を振ったりしないな」ということで安心できるわけだ。
さて、教員採用について、面白い話としてはこんなのがある。
ある支援者から国語の教員になりたいという学生がいるので、面倒をみてくれないかとの陳情を受けた。学生は運良く教員採用試験にも合格し、
わが先生の紹介を受けて晴れて教員に内定。さっそく長崎屋のカステラだったかをぶら下げて、事務所にお礼にやってきたりもした。
と、ここまではよかったのだが、それからしばらくして当の学生が真剣な顔をして再び事務所にやってきた。「どうしても単位が取れなくて、卒業できない」というのである。教員免許は卒業式に卒業証書と同時に発行される。当たり前の話だが卒業は最低条件だ。そこで、
「困った奴だ、いったい何の単位が取れないんだ」
と聞くと、国語科教育法だという。こいつはあきれた学生だ。国語の先生になろうという者が国語教育の単位が取れないというのだから・・・・・。さすがに腹が立った私は、
「英語やら数学の単位が取れないというんならわかるが、国語がダメというのはどういうことだ。そんなことは自分でなんとかしろっ!!」
と怒鳴りつけてはみたものの、有力な支援者からの依頼ということになると無下に扱うわけにもいかない。結局、私が大学に説明に出向いて、なんとかかんとか卒業の基準を満たすよう、拝み倒したのだった。
それにしても、国語科教育法の単位も満足に取れないで国語の先生になったんだから、教わるほうの生徒はたまったものではありませんな。私にしてもこの件を思い出すと、その学校の生徒たちのことに思いがいたり、いまだに良心がチクチク痛んでいけない。だって、この先生から通知表で５をもらっても、本当に実力があるのかどうか、わかったものではないんですから。
P192
難しい陳情を受けてしまった場合に大事なのは、決して議員にまで上げず、秘書の段階で止めてしまうことだ。そして、思いのほかうまく処理できれば議員のお陰、うまくいかなかった場合は秘書に能力がなくてダメだったということにするのである。そうすれば、陳情がうまくいかなくて後援者が怒ってしまっても、議員とのパイプがぷっつりと切れてしまうことはない。「悪いのはあの秘書の野郎だ」ということで丸くおさまる次第である。
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まあ、こういうことです
これが 小泉純一郎の実像ですよ
どなたかが言ってましたね
「テレビはどんな大きな嘘でも それを真実に変えられる力を持っている」
と。
テレビが作った マスコミ人が作った
作りものの小泉純一郎と
実物の小泉純一郎は 全く違うものなのです
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