SHISHIRA

「憂きことの 尚この上に積もれかし 限りある身の力試さん」

日高晤郎を聴く『晤郎の語源・雑学・縦横無尽』~「浅葱(あさぎ)」

2020年08月08日 | 日記
マツコ・デラックスが松田聖子について、歳を重ねるにつれて松田聖子の凄さを知ったと言っていたことを思い出しました。確かに僕も40歳を過ぎてから、松田聖子のCDやDVDを買って聴いています。一度ライブに行きたいものです。

日高晤郎さんにも同じことが言えるかもしれません。
20数年前に初めて聴き、その時は「アクの強いヤツだな」と思ってしばらく聴かなかったものです。歳を重ねるほどに人の見方も変わってくるもので、晤郎さんが亡くなるまでの10年間くらいは、土曜日の朝8時になるといつも「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」を当たり前のように聴いていました。
それでも、アシスタントやレポーターを番組中に叱ったり、芸人をボロクソに言って、ちゃっかり他人のギャグを自分のものにしてしまうようなこともあり、あまり心地よくありませんでしたが…。まぁ、それも含めてすべて晤郎さんなんだと思うようになりました。

ただ晤郎さんは、自身を「話芸人」と言うだけあって、話の流れ、間のとり方は素晴らしい。そして知識を日々の勉強で身につけているだけあって、特に『晤郎の語源・雑学・縦横無尽』のコーナーは素晴らしいものでした。今はアナウンサーでさえ、勉強不足で知識の浅い人が多く、バラエティ化しているように感じてなりません。だからこそ、語ることを生業にする人たちに対して晤郎さんは特に厳しかったのだと思います。
そんな晤郎さんのお話、今日は、「浅葱(あさぎ)」です。

↓mp4ファイルで聴くことかできます。
日高晤郎『晤郎の語源・雑学・縦横無尽』~「浅葱(あさぎ)」