吹く風ネット

40代からの挑戦!

2002年1月26日の日記です。

 こちらのサティは、今頃8割引セールをやっている。おかげで今日、うちの店は暇だった。
 店長曰く
「潰れた会社が、市場を荒らすようなことをするな!!」
 たしかにその通りである。潰れた会社は、細々とやっていってもらいたいものである。そうしないと、こちらの身が危なくなってくる。

 そういえば、ぼくが前に勤めていた会社の同僚の中に、サティに行った人間が何人かいる。聞くところによると、そのほとんどが人員整理にあったそうである。その中の何人かは、まだ再就職先が決まってないということだ。
 現在北九州では、企業の求人募集がかなり減っている。販売業などは、ほとんどないと言っていいだろう。そのため職種を限定したり、選り好みをしたりすると、仕事は見つからない。

 どういうわけか、彼らは以前勤めていた会社 (ぼくもいた会社)に、職を求めているというのだ。それなら、何で辞めたんだ!?一度辞めた会社に復帰した場合、よほどの功績を立てない限り、評価はもらえない。後足で砂をかけるような真似をした人間に、当然企業はいい顔をするはずがない。何かあれば、まリストラの対象にされるのがオチだ。

 それを考えると、彼らとほぼ同時期に前の会社を辞めたぼくは、いい企業を選択したと思う。と言っても、今のところは、であるが。
 しかし、ぼくも今年からリストラ対象の歳になるのだ。決して楽観してはいられない。何か手を打っておかなければ。
 人に使われるのはもう真っ平だから、何か個人でやって行きたいと思ってはいるのだが、悲しいかな、ぼくにはその下地がない。新たに何かを始める根性もない。かといって、またサラリーマンというのも芸がないし。このジレンマに、たまに悩んでいる今日この頃である。

 しかし、実際そうなったらどうしようか?とりあえず、何かを始めないと、当面の生活に困る。個人でやるとしたら、いわゆるフリーターにはなりたくない。
 現段階で確実にできることと言えば、朝は宛名書き、昼はコイル巻き、夜はストリートミュージシャン、夜中はチラシ配り、という道しかない。いったい、これでいくらになるんだろうか?おそらく、今よりはずっと収入が減るだろう。

 もう少し実入りを増やすとしたら、あれしかないだろうな。ホームページにバナー広告を入れて、訪れた人にクリックしてもらうというヤツだ。
 ただ「頑張る40代!」は神聖な領域であるから、ここでそれをやることは出来ない。そこで、別に「裏しんた 頑張れ40代!」という、スケベな出会い系サイトを作る。そうしたら、それ系の人がやってきてクリックしてくれるだろう。
 まあ、ぼくは面倒なのが嫌いだから、きっとやらないとは思うが。

 いっそ、姓名判断でもやるか。神棚作って、白装束に身を固め、髪を伸ばし、ひげをたくわえ、線香を焚き、いかにもそれらしく振舞う。肩書きを「白毛流日庵派姓名術 四十代宗家」と、いかにもそれらしくしておく。
 来る人来る人に、「あなたは、今までは苦労の連続だったけど、これからは幸運が舞い込んでくるでしょう」と占ってやれば、誰も悪い気がしないから、「あそこは当たる!」と評判になるだろう。
 年寄りを騙しさえしなければ、警察に捕まることもない。「しろげ先生」と呼ばれるし、こちらも悪い気はしない。
 これなら今以上の収入を得られること請け合いだ。もしかしたら、一財産稼げるかもしれん。そうなると、税金対策が必要になる。専属の税理士を雇うかな。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「過去の日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事