吹く風ネット

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トイレ談話

2024年05月13日 | 過去の日記

1,
 トイレに関して、過去にいろいろ事件があった。
 一番多かったのは、トイレの電気を消されたことだ。心地よく座っていると、突然真っ暗になる。これほど不安で情けなくなることはない。

 前にいた会社は部署横に、大一つ小一つという少人数用のトイレが設置されていたのだが、そこでよくこの被害にあっていた。入口に
“節約のため、使用後は電気を消しましょう”
 と書いていたため、みんな自分の使用後に電気を消すくせがついてしまっていた。男子トイレの場合、個室の扉が閉まっていることはめったにないので、たまに閉まっていても、つい見逃してしまうのだ。
「おーい」と叫んでも、その人はもう立ち去ってしまっている。今なら携帯電話を持っているので、外部と連絡を取れば何とかなるのだが、以前はそんな手段はなかった。

 そんな時どうしたかというと、とりあえず納得いくまで拭きあげ、耳を澄まし、誰も来てないことを確認してから、おもむろに立ち上がり、中途半端にパンツをあげ、鍵を開け、ダッシュで電気をつけに行く。この時、がに股で走ることが肝要であることは言うまでもない。その後、再び個室に戻り、最後の仕上げをするのだ。

2,
 次に多かったのが、紙事件だ。ひととおりの作業をして、さて仕上げ、という時に紙がないことに気づく。これはショックだ。
 この場合は、冷静にならないと事は解決しない。焦ったら大変なことになるだろう。
 まず、周りを見渡して、利用できるものはないかよく確かめる。それで対処できない場合は、所持品をチェックする。紙系を持っていたらしめたものである。その意味でも、手帳というのは必需品だというのがよくわかる。
 もし紙系を持ってなかったら・・・
 ・・・よく手を洗おう。

3,
 他にも、個室に入って「さて今から始めよう♪」という時に、掃除のおばちゃんが入ってきて、掃除を始めたとか、中途半端な状態で鍵をかけていて、他の人が開けた ― この場合、不思議とおたがいに目を合わせ笑顔になる ― とかいろいろな事件に巻き込まれた。

 これから先も、また新たなトイレ事件は起こるだろう。これは、生きてく上で避けては通れない、人間の宿命なのだ。 (2001年9月15日)


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