吹く風ネット

明日は早出だ

2002年2月8日の日記です。

 とにかく、今日はこの日記を早く書いて、早く寝ないと。明日は月二回ある早出の日なのである。
 一時間早く家を出るのだが、この一時間が体に及ぼす影響というのは実に大きい。
 まず、一時間早く家を出るということは、当然一時間早く起きなければならない。これで、完全に生活のリズムが狂ってしまう。
 朝食はいつもとらないからいいとして、困るのはトイレである。いつもトイレに入る時間は、早出の日の朝礼の時間にあたる。かと言って、一時間早くトイレに入って粘っても、そうそう出るものではない。やはり規則正しく、体は彼の訪れを告げる。
「おお、来た来た!!」
 しかし、ここで朝礼を抜け出すわけはいかない。おならすら我慢しなければならないのである。

 余談だが、以前読んだ本の中に「我慢したおならはどこに行くか?」という記事があった。そこには「我慢したおならは血液と混じる」書いてあった。おならのガスが混じるのか、臭素が混じるのかは書いてなかったが、もし臭素のほうが混じるとしたら、ほとんどの人の血は臭いはずだ。おそらく、おならを我慢したことがない人なんていないと思う。
 それを読んでぼくは、「赤十字も大変だ」と思ったものである。
もしかしたら、赤十字の方は血液の質を臭いで決めているのかも知れないな。臭いの少ないほうから、「イロハ」順にランク付けし、「この血は無臭だから“イ”。うっ、こ、この血は最悪、“へ”だ!」などとやっていたりして。

 閑話休題。
 ここで我慢するから、リズムが狂ってくる。次の周期に無事トイレに行ければいいのだが、たいがい接客や作業でそのタイミングを逃してしまう。
 そうなると、正しいリズムに戻すのに、数日かかってしまう。「やっと戻ったなあ」と思っていると、次の早出の日がやってくる。そこでまたおならを我慢しなくてはならない。悪循環である。こうやってぼくの血は汚れていく。

 ほかに、汚い空気を一時間よけいに吸う、という害もある。
 店というのは、人がたくさん集まる場所であるから、当然空気は汚れている。換気設備があるじゃないか、という人もいるだろう。しかし、換気設備というのは、店内の空気を吸い取るだけの設備である。決して新鮮な空気を供給するものではない。つまり、換気扇は空気清浄機ではない、ということである。

 ところで、店内の空気というのは、人の吐き出す二酸化酸素だけで汚れるわけではない。そこには、ホコリ、動物の毛、ウィルス、商品から発するさまざまな臭い、ジジイの屁などが入り混じっている。そんな汚れた空気を一時間も多く吸うとなると、当然頭も痛くなってくる。仕事の終わった後の虚脱感、きっとそこからくるのであろう。

 とにかく、明日はこんな状態になるのだから、今日はしっかりと寝だめをしておかなければならない。ということで、終わりです。

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