ずぼら男の旅日記~そして日常 WithLab~

旅が好き!山がすき!そんな三十路男のブログです。国内・海外、山旅・街旅なんでもござれの旅ブログです。最近はトレランに夢中

東山三十六峰マウンテンマラソン参戦記

2010-12-20 16:19:00 | 日記

すっかりご無沙汰です。冬は活動が鈍るためにネタが・・・

そんな中、今年のトレラン元年を締めくくる地元の東山三十六峰マウンテンマラソンに出てきました

コースは京都・北山の宝が池公園をスタート!池を1周して住宅街を抜けて赤山禅院北側付近から山に入っていきます。ここから瓜生山を目指してアップ。その後銀閣寺の横へ降りてきて次は大文字山を登り、日向神宮に降りる。東山ドライブウェイを将軍塚まで登って清水寺の北側を1号線に下りて、豊臣秀吉の眠る阿弥陀が峰を登って下って泉湧寺に向かう。最後に稲荷山をぐるっと回って登って、伏見稲荷大社がゴールの30キロ。

こうやって改めて書くと、京都の名所をつないで走るいいコースやなあ、と思いますが、必死に走っていたらそんな余裕はまったくない!まあ、僕の場合普段から走っているコースやからで、市街から来ている人にはより一層楽しいコースなのかも

時間制限が5時間25分なので4時間半を目標にしましたが結果は4時間8分

まあ、タイム的には目標を上回ったんですが、非常に苦しくちょっと悔しいレースでした

この大会は今回で17回目。最近のトレランブームでできた新しい大会ではなくそれなりに伝統があります。そして最近のトレランの盛り上がりと相まって1200人弱がエントリー僕が今まで出た大会ではぶっちぎりで最大です。




マラソンならともかく、シングルトラックの続くトレランをこの人数が走ったら渋滞が発生するのは必至!

そんなわけで、スタート直後の池1周と住宅街の山に入るまでの5キロは少しでも前にいようと超ハイペースのロード勝負
僕も別に人と競うつもりはなくてもここでついつい飛ばしてしまい、そのつけを後半払うことに。


大文字の火床から京都市内

2つの大きなアップを越え中間点を過ぎて東山ドライブウェイの登りにさしかかって、脚のあらゆる筋肉が制御不能に!走るどころか歩いてもどこかがつりそうになる状態であと10キロ以上を完走できるのか?無理ちゃうか?とはじめてリタイアも頭をよぎりました

それでも、将軍塚までなんとかたどり着き、しっかりストレッチしてちょこっと復活。
もうこの状態やと膝の痛みなんてどうでもよくなりますね。痛いのはどうでもいい!つらんかったら!て感じでどうにか完走できました。


ゲストランナーの鏑木さん


今回の収穫
1.それでも全体の半分より前だとは思いますが、今回は「こいつには負けないやろう」と思ってたすべての方に負けて、全然精進が足りんなあ、甘い練習しかしてこなかったなあということを思い知ったこと。

2.やっぱり自分のペースを崩したらあかんなあということ。

3.それでも、あの絶体絶命の苦しい状況でも完走できたこと。

4.それだけつらいレースをした後でも、次のレース、より厳しいレースを目指すモチベーションがふつふつと湧きだしていること。

ですかねえ

そして、この思いと、その時読んでいた本の影響でいまものすごい走るということへの思いがたぎっています

が、それはまた次回!




木島平ウルトラトレイルマラソン参戦記

2010-10-26 20:17:17 | 日記
すっかりご無沙汰してしまいました

早速ですが10月24日(日)に長野県は木島平村で開催された2010 AVARANCHE JAPAN SERIES COLUMBIA ULTRATRAIL MARATHON に出場してきました。

この大会はマウンテンバイクとトレイルランナーが同じコースを一緒に走るという変わったレースで、それぞれフルの70キロとハーフの40キロで実施されました。

今回は職場の後輩を引き連れて選手5名サポート1名の総勢6名で前日に木島平入りわいわい行くこの行程も楽しみの一つです

この大会の特徴の一つが「地元密着」。
前日の受付&レセプションでもキノコ汁やりんごなど旬の特産品での温かいおもてなしで迎えていただきました

さて、当日はうす曇の天候で、走ってちょうど暑くもなく寒くもない絶好のコンディションでした

我々はランのハーフに出場ハーフのスタートは標高1400mのカヤノ平で、そこまでバスで運んでもらいます
まだ紅葉が始まっていない麓の集落から紅葉の終わったカヤノ平まで。
要するにこのハーフのコースは集落までの下りが基調となります。

8時にバイクとランが同時にスタートほかの大会ではないこじんまりとしたスタートです。




このコースはもともとバイクのためのコースなので林道ダートがメインで2箇所の急登の登山道がバイクにとっての難所となります。先行していったバイクをここでランナーが抜いていきます。ランナーにとっては下りとはいえダートの延々続く林道はきついです


前にバイクが押しているのがわかりますか?

しかし、そんなしんどさを帳消しにするだけの景色がここにはありました
紅葉黄葉に染まった静かな山の中を走ってると本当にしんどさよりも気持ちよさを感じます。それこそトレイルランの醍醐味でしょう




遠くに北信五岳?を望みます。

40キロという未知の距離への挑戦で自分がどれだけやれるかまったくわかりませんでしたが、思ったより頑張れました!・・・30キロまでは。
残り10キロは集落に戻ってきての集落1周です。
これがしんどかった
ダートで痛めつけられた足に舗装路のアップダウンは悲鳴を上げました。
実は残り10キロのエイドステーションで4位の選手にまで追いついて野心が高ぶったんですが、そこからはほとんどまともに走ることができずに抜くどころか1つ順位を落としました

ともあれ、どうにかゴールにたどり着き完走です!しかも8位です
4時間45分?秒でした。



7時間制限で6時間くらいを目標にしていたので、自分でもびっくりです

エイドステーションも地元の人達がたくさんの特産品でもてなしてくれ、ゴール後もおにぎり、からあげ、てんぷら、キノコ汁など本当にたくさんの食べ物を用意してくれていたありがたい限りでしたこれは嬉しい!


右から2つ目は熊肉だそうです。少し臭みはありますがまあいけます。


ちなみに我らがチームは優勝と3位を獲得し、5人全員が無事完走を果たしました。


はるのすけくんおめでとう!

これらの成績からもわかるようにこの大会はマイナーで出場者も本当に少ないけど、その分の地元のサポートなんやと思いました。この大会はずっとこんな温かさを守っていって欲しいです。

しかしこの大会で一番おいしいのはバイクのハーフやね
僕も下りのダートは大好物です
来年はそのカテゴリーで出ようか本気で考えてます

さあ、次はホームの東山三十六峰マラソンや

放蕩息子の帰還(尾瀬登山編2)

2010-09-22 11:12:25 | 日記
間が開いてしまいましたが、尾瀬登山後編です

えっと、なんでしたっけ、かなり記憶が

5時に起床。朝食食べて、テント撤収して、荷物は置いていざ燧ヶ岳へ

見晴新道の往復です。初日の至仏山と違い、樹林帯の中のごつごつとした岩場の上りがつづきますまあ、秋を感じさせる風が心地いいですが、まあ普通にしんどい上りです。
振り返ると時折、尾瀬ヶ原が一望できるところも
やっとこさ頂上が見えてきた付近でハイマツ帯に変わり、まもなく最高峰の柴安に到着

天気良く尾瀬ヶ原、尾瀬沼、至仏山・・・360度の大展望を満喫しました。


山頂から尾瀬沼方面


が、一つ心残りなのが三角点が見当たらなかったこと探してみたけどありませんでした。三角点をなでなですることで登頂した充実感を感じるのに・・・残念

下りはより一層単調でえらく長く感じましたね

見晴まで戻ってザックを背負って、尾瀬ヶ原を再び横断します。初日とは違う北側の道を行きました


振り返り、燧ヶ岳を仰ぐ


尾瀬ヶ原のすべての道が木道で整備されていて、それ以外の場所の植生を保護しているんですが、尾瀬ヶ原の大部分は東京電力の所有地なので、東京電力が整備してくれています。

この日も途中で、古くなった木道を付け替えている作業をしている現場に出会って、こういう地道な活動によって、たくさんの人が訪れても自然に負担をかけないように、そしてそれらの人々が自然の大切さ、強さ、弱さを学んで帰ってもらえるよう配慮されていることを感じました


ヘリで資材をピストン輸送してました。


尾瀬ヶ原横断中、珍しい小動物を見かけました。
水の中にすっと飛び込んで水中を泳いで逃げていく後姿しか見れなかったけど、帰って調べたらたぶん「カワネズミ」というモグラの仲間ではないかと。
たしかに水をかいてた後ろ足はモグラぽかったし。

そんなこんなで、静かな尾瀬の山・自然を満喫できた2日間でした
天気も申し分なく思い出に強く残る山行になりました

放蕩息子の帰還(尾瀬登山編)

2010-09-06 21:46:20 | 日記
さて、今回の帰省の目的のもうひとつは山登り
というか、千葉の実家に帰って関東近郊の山に出掛けるというのは恒例行事。

しかし、前記事の同窓会の席で、「いつ滋賀帰るの?」って聞かれて、「尾瀬の山登ってから帰るし・・・」って答えると(はあ?意味わからん)って反応が
だって、関東周辺にも多数の魅力的な山々があるけれど、特に北関東の山は関西から直で行くにはちと遠いんじゃ~

さてさて、そんなわけで尾瀬です。そう、あの遥かな尾瀬です。
やっぱり、いつかは行きたい!と思いながらも、人が多いのは嫌だしなあ
というわけで、ちょうど山から人がいなくなる8月下旬だし、行くなら今だ!

山に行く目的はひとそれぞれで、もちろんきれいな高山植物を求めていく人も多いでしょうが、僕の場合、都会の喧騒から離れて、わざわざ人の多い山に行く気は全くしないので、いきおい花などの見所は少ない山行になりますそれでも、ハイシーズンなら登山道に行列ができ、山頂に立錐の余地がないような人気の山で、自分の足音や呼吸音しか聞こえないような静寂、独占感は病み付きになります

例によって前置きが長くなりましたが
8月30日、天気はまずまず、鳩待峠から入山

今回はテント泊
初日、鳩待から至仏山を往復し、鳩待から山の鼻、尾瀬ヶ原を横断して田代のテント場までの18キロ


鳩待峠から至仏山を仰ぎ見る。

まずは至仏山を目指して歩き始める。早いうちから木道が整備されていて、緩やかな道が続く。森林限界も早々と越え、尾瀬ヶ原を一望、ソノ向こうに燧ヶ岳も良く見える360度の好展望の中を気持ちよく歩ける
その分登山者もちらほら。


尾瀬ヶ原一望、奥に見えるのが燧ヶ岳

気持ちいいなあ、と思って歩いていたらあっという間に山頂到着。
山頂はそんなに広くないけど、20人くらいの人でまずまずの賑わい
先が長いので、そこそこで退却
鳩待峠に戻って、重いザックを背負っていざ尾瀬ヶ原へ。
尾瀬ヶ原より鳩待峠のほうが高いところにあるので山の鼻に向けては木道を下っていく。
日帰りの家族連れや中学生とすれ違いながらテンポ良く歩くとそこは山の鼻・尾瀬ヶ原の西端。ここから尾瀬ヶ原の東端・見晴までを横断するのだ。
時間は午後2時。天気予報は晴れ一時雨
尾瀬は雷銀座としても有名
尾瀬ヶ原に足を踏み入れたら逃げ場はない!
しかし行くしかないのだっ!ナムサン
なんて悲壮な決意をすることもなく何気にあしを踏み入れた静寂の尾瀬ヶ原。
花が咲き乱れていることはないが、それでもやっぱり、多くの人をひきつけるだけのことはある!雷雨の到来を予感させるおどろおどろしい空模様が神秘性を更に増して、まさに異世界そして、そんな尾瀬ヶ原を独り占め!


さっきまでいた至仏山頂に険悪な雲が。

燧ヶ岳には入道雲が!


しかし、尾瀬ヶ原って本当に広い歩けど歩けど、見晴の小屋群が見えてこない。約6キロの木道がひたすら続く・・・
ちょうど3分の2を来た竜宮の小屋で雨がパラパラ、少し雨宿りして小降りになったところ
でカッパを着込んで再出発。見晴の小屋が大きく見えてきたところで大粒の雨が急げっ
間一髪、土砂降りになる前に小屋に到着。テントの予定だけど・・・
1時間待って止まなきゃ泣きの小屋泊まりと決めて、止むのを待つ
小屋の前に小川ができるほどのすごい雨でしたが、ちょうど1時間くらいでぴたっと止んで青空が!よっしゃ!こんだけ降ればもう降らないっしょ


雨上がりの尾瀬ヶ原。

あ~疲れた!これ書くのに
続きは次回ということで

放蕩息子の帰還(同窓会編)

2010-09-03 17:37:20 | 日記
ごぶさたです。9月になっても相変わらず暑いですね

8月の終わりに実家へ帰省してきました。

その目的のひとつが中学校3年生のときの同窓会です。
高校時代には集まったりしてた記憶がありますが、それ以降はちゃんとしたクラス会は初めてだったと思います

ましてや、私の場合、大学進学のため京都に来て以来、かれこれ14年あまり・・・
近所の駅やスーパーで偶然ばったりなんてあるわけもなく、ほぼ全員が15年以上振りの再会でした

「ふるさとは遠くにありて思うもの」でありまして、かなり楽しみに当日を迎えましたが、
いざ集合場所に向かおうとすると、「みんなの顔わかるかな?」「何を話したらいいんだろう?」なんてめちゃくちゃ緊張してドッキドキしてきました

さて今回集まったのは、39人中23人!幹事の皆様の人望、尽力により予想以上の多数の参加で、滋賀からはるばる行った甲斐があり、「あの人に会いたいなあ・・・」と思っていたほとんどの人に会えました。
15年ぶりに会うみんなは、総じて言うと、「みんな変わってなくてよかった!」という感じでしたね
男性陣は、ちょっとお肉がついて貫禄が出た!?感じで、女性陣は、やせて垢抜けて大人の女性になりつつも、やっぱりいい意味であまり変わってない人が多かったと思う

とにかく、思っていたよりみんな老け込んでいない!30も半ばを迎え、もっと中年感出てたり、生活や家庭に疲れた感が出ている人がいるかと思ったけど、みんな、若々しく元気そうですぐに当時に戻って盛り上がりました


2次会の模様ですので、全員ではありませんが・・・



何話したらなんて思ってたけど、本当に楽しくて楽しくてあっという間の時間でした

みんなに感謝!そして幹事に感謝です
次はアラフォーで!  そして京都に来るときは是非連絡を