今日は古い写真と共に。
昨日のお昼近く、携帯電話が鳴った。
先週亡くなったキャバリアのはなちゃん家のお母さんからだった。
(16年前のはなちゃん)
「この間はありがとうね。」
その言葉から始まった彼女の口から・・・次に出てきた言葉は、
「あのね、さくらまでも死んじゃった」
ええ?なに?何言ってるの?
「どういうことですか?言ってることが分からないです。」
私はそういうしか出来なかった。
キャバリアのはなちゃんには、もう1匹、13才になるキャバリアのさくらちゃんという妹がいました。はなちゃんは数年前にお姉ちゃんとお嫁入りしたけど、さくらちゃんはお父さんとお母さんと暮らしていたのです。
シニアでもとても元気で、どこも悪くないと言っていたのに。
19日の朝までいつも通り元気に起きて、ご飯も食べて、散歩もして、全ていつもどおりに過ごしていた。だけど午後になり、腰が立たなくなり歩かせようとしても倒れてしまう。どうしたのか、彼女に何が起こっているのか分からない。
夜になり病院に駆け込み、検査をしてもらい、結局そのまま入院することになり、先生がちょっと用事で外に出ていた間に彼女は静かに旅立ってしまったそうだ。
はなお姉ちゃんを追いかけるように5日後天国へ旅立ってしまったさくらちゃん。
突然過ぎてお母さんも電話口で泣いていらっしゃる。私も何て声を掛けていいのか全く分からない。
「お線香あげに来て。さくらに会ってやって。」
急いで準備してお別れを言いに伺ってきた。
とてもキレイで眠っているようだった。冷たくなった身体を触り、本当に天使になってしまったんだと実感をした。
13才9カ月。病気らしい病気は一度もしたこともなく、病院へはワクチン注射とフィラリアのお薬をもらいに行くだけの13年だったそうだ。
さくらちゃんの写真を1枚も撮っていなかった。探しても見つからない。撮ってなかったんだ。
(半分切れてるパグは慎之助です)
だから、16年前のはなちゃんの写真を載せる。
寂しがり屋だったさくらちゃん、はなちゃんを追いかけてそのまま逝っちゃった。
急がなくていいって話したばかりだったのに。あすかと一緒にのんびり余生を過ごしていこうねって話したばかりだったのに。
先週の水曜日、はなちゃんが荼毘にふされ、そしてその1週間後の昨日の夜、同じ時間にさくらちゃんも荼毘にふされた。
こんなことが起こるなんて、残された家族の気持ちはどうしたらいいのだろう。
あすかが生まれる前の慎之助一人っ子時代に知り合った犬友達。
今、みんな天国に旅立ち私達を見守っていてくれている、きっとそう。
犬であっても家族。かけがえのない家族。もっと一緒にいたいと思ってもそれだけは叶わなかった。会いたくもこの世では絶対会えない。その悲しさ、苦しさを抱えながら、前へ進まなくてはならないのだ、残された家族は。
はなちゃん・さくらちゃんファミリーの悲しみが癒えるには時間がかなり掛かりそうだけど、きっといつか笑顔で会える時を待とう。
さくらちゃんのご冥福を心よりお祈り致します。
慎之助、超箱入り息子時代の家族写真。ぱぐおさんもぱぐこも痩せててびっくりだす!(笑)こんな頃もあったのね~、忘れてたけど。