実家に帰る。姪っ子が賑やかに場を和ませるので自分の体調も忘れてしまう。夕方、健軍に夢桟敷の舞台を見に行く。感想はアンケートに書いたのでここでは記さない。ここ２～３年で世の中に対する僕の視点に変化が生まれたせいだろうか、僕はアングラ芝居に大きな可能性を感じ始めている。でも残念ながら夢桟敷の作るアングラ芝居にはスタイルからの脱却を感じ取ることが出来ない。何かを変える力を与えることがアートの真髄ではないかと思う。
連休初日。数日前から喉がガラガラしてたが、今朝目覚めると喉が痛い。やはり職場で風邪をうつされていたようだ。連休中の予定はないため、部屋で大人しくAtari Teenage RiotのPVを見ていた。いかなる思想の持ち主であれ、人は才能に寄ってくる。僕もそこに惹かれて辿り着いた。彼らがベルリンで掲げた極左思想というものが、日本人である僕にとって大きな意味を持つわけではない。でも何となく彼らの掲げるテーゼが、極右ネタ芸人・鳥肌実のそれに近いような気もする。
連休前日。少し残業して帰宅する。人と足並みが揃ってる連休があまり嬉しいと思えないのは僕がまだ所帯を持っていないせいだろうか。Ｇ/Ｗは特に旅行などの予定を立てていない。実家の片付けなどしているうちに時間は過ぎ去るだろう。
仕事休み。最近周りで風邪を引く人が多い。今朝目覚めた時に僕も何となく喉がイガイガしたので、これは風邪の前兆かと不安がよぎったがしばらくすると正常に戻った。そんなに寒いわけでもない。もしや新型インフルエンザの再来かと思ってしまったが、最近は新型インフルエンザに関するニュースが流れない。もう終焉したのか？だとしたら何を根拠にそう言い切れるのか。人為的にコントロールできるものではあるまい。それともタミフルでもう十分儲けたから宣伝をやめたということか。僕が知りたいことを何一つ報道してくれないマスコミ。昔のマスコミの報道が宣伝だと思うことがある。でもそれって今も変わってない。
以前借りていた『実録！？緊急特番 柳沢警察密着２４時』のＤＶＤを見る。柳沢慎吾って見てるだけで面白い。芸達者だし演じることが人一倍好きな雰囲気も伝わる。メイキングＤＶＤを見ていると、自ら何百枚もの台本を書いてくる熱の入れようだ。これだけ面白いキャラを持っていればもっと売れても良さそうなものだ。何故なんだろう…としばらく考えてた。そして出てきた答えは「オチがない」。まあ、やりたいことやってるからそれでいいんだろうな。でも落語的要素が加わればもっと面白くなりそうな気がして何だかもったいない。
昼間はきっと冴えていたのだと思う。何ヶ月掛けても理解できなかったシステムの全体概要がニューロンで繋がる感覚を味わった。理解とは、覚えることでなく関連付けなのだと再認識する。ところで昨日、甥っ子が生まれたので、実家に立ち寄って両親と姪っ子と４人で入院する妹を見舞う。抱かれた姪っ子が保育器で寝ている弟を眺めながら、自分との関係性を気にしている様子が印象的だった。その後、タオカフェに行き、先日購入した一眼レフカメラについてマスターから少しレクチャーを受ける。その他に案件が３つほどあり、それぞれが少しずつリンクしていた。
もしフットワークを軽くしたいと思ったら、好きなことを見つけるか、欲しいモノを見つけることを考える。その次の段階としては、好きなモノを身に付けること。近頃、休日の過ごし方があまりに勿体無かったので、少しでも自分のフットワークを軽くしようと思い立ち、先日買ったカメラの付属品を注文してみた。ちょっとしたカスタマイズ。車も単車もカメラも着飾るとカッコ良くなる。これに機能性が伴うともっといい。持ち物で気分を変えられる僕は単純な人間だと思う。
大局を把握すると、報道される事案の一つ一つについて、嘘と真実の違いが何となく分かるようになる。大局に合致するか否かが一つの判断基準になるからだ。でも悲しいことに昨今のマスコミに大局を伝える報道は見当たらない。昔はまだマシだったと思っていたが、どうやらそれも幻想だったようで、何十年も前からその風潮は変わっていなかった。「真実は決して分からない」ということを、映画『マトリックス』を見た時期にしきりに感じてた。今でもそれは感じるけど、いくつもの嘘が見えてくるにつれ、むしろ真実に近づいている。何も知らない方が幸せだったかもしれない。でもそろそろそんな時代も終焉が近づいている気がする。
新党結成ブームなのか、政界は戦国時代の様相。日本の歴史を紐解くに、戦国時代や明治維新には必ず火付け役がいる。革命は精神面だけで成就するものではなく、現実問題として莫大なお金が必要なので、たいてい資金提供者が存在する。火付け役は、崇高な考えの持ち主に便乗する資金提供者。日本の歴史においてもそうだから、政界という狭苦しい世界で下剋上が起きたとしても、その裏で別のシナリオが遂行されてることもある。どんな動きがあっても、結局は資金力で勝者が決まる。表立ったマスコミの報道としては、新党は国民に対して政策や理念の明確化が必要だと伝えている。しかしそれは政党の説明不足ではなく、マスコミの不作為が問題。政策や理念を明確に伝える役割はマスコミでしょう。大半の国民は政治家の声をマスコミを通じてしか知ることが出来ない。明確化が必要だと思ってるなら取材して聞けって。仕事しろよ。そんなマスコミも利害関係と無縁ではなく、意図的不作為の可能性あり。権力はいつも富の集まる場所に集中するものらしい。
インターネットで動画を見ていると、時々気になるＢＧＭがある。その曲名を知りたい時にどうやって調べればいいのだろうか？一つの手掛かりは歌詞のサビ部分。タイトルの可能性があるから、サビを検索するとヒットすることがある。でも洋楽の場合は聴き取れないと調べようがない。サーチエンジンはキーワード検索で調べられるが、たとえば「こんなメロディの曲」とか「こんな雰囲気の画像」というニュアンス検索ができない。まあ「ATARI TEENAGE RIOTのような曲」とか「渡月橋みたいな橋」みたいに、ある程度は言葉での伝達も可能だから工夫次第かも。でも言語に頼らないイメージ検索ツールが出来たなら、これは莫大な利益を生むビジネスになりそう。誰か作ってくれないかな…。
定休日しか出来ない仕事があったので出勤する。普段は電話が鳴り止まない上に、いろんな人から用件を頼まれて全く落ち着かない場所なので、集中力を要する仕事には不向きな環境だ。そういう点で今日は相当量の仕事が片付いた。夕方、いつものように習い事には行く。その後はドトールで読書という流れなのだが、今日は昨日のカメラ屋に行き、気になっていた中古カメラを購入。本でも機械でも新品がいいに決まってると思ってたけど、モノを大事にし過ぎる性分のためか、十分に機能を使いこなせないまま手放すことが多かった。大事にしたければ使わなければいいのだけど、それじゃ何のために買ったのか分からない。どんどん使って、手入れも怠らなければいいことだ。僕の性格から考えると、どうやら中古品から始めた方が「活用する」という本来の価値を生かせそうな気がする。
カメラを本格的に覚えようと感じ始めたのは最近のこと。そんな僕のようなビギナーのためにカメラメーカーは入門機を揃えている。入門用というのは廉価なので始めやすいのだが、ほんの半年使うだけで物足りなさも感じ始める。仕事帰りにカメラ屋に立ち寄ると、今持っているカメラにはない機能を持った中古品がお手頃価格で売っていたので、買うべきか悩んでしまった。写真撮影に必要なのは自分の視点だと思っていたけど、それだけじゃやっぱり足りない。目を引く写真をじっと眺めていると、カメラの性能に任せているのではなく、撮影者自身が抱いたイメージを忠実に再現しようとした結果に思える。上手な方はそのために必要な知識を持っていて、カメラの機能だけでなくシチュエーションに合わせた光の効果まで考えてる。近頃、カメラの奥深さを少しずつ思い知らされてる。
仕事休み。修理が完了したＰＣの調子が頗る良いので、いろんなＷＥＢサイトや知人のブログを検索しまくる。ＷＥＢサイトを注意深く眺めていると、昨今の世界情勢を克明に解説しているサイトがある。そのサイトの一つに興味深い文言を発見。「２００８年９月以降に刷られたドルは国際通貨として認められていない」と。その証拠となる調査結果がこのグラフ。アメリカ連邦準備銀行のドル発行数をグラフ化したもので、もしこれだけのドルが世界中で流通していたとしたら、すでにドル暴落とハイパーインフレが発生しているはずだという。つまり、流通してないドル紙幣が山ほど眠っているってこと。こういう事実、日本のテレビじゃ決して報道されないだろうなぁ…。
仕事休み。といっても個別休暇なので職場から何本か電話が入る。どこかに出掛けようという気分にもなれず家に篭る。夜は熊本演劇人の新年度会が催されたが参加せず。幹事が真夜中ミサイルだったから無関係には思えなかったけど、でもやっぱり無関係なのだ。演劇人同士の繋がりは強いけども、僕が所属する団体の活動拠点は大分であり、熊本演劇界での立ち位置は極めて曖昧なのだ。だからこういう場に行くといつも居場所に困ってしまう（どこにいてもいい立場だが、肝心な時はどこにいることも出来ない）。そもそもシャインクラブでは僕しか演劇をやらないから、演劇活動をする上での所属団体を熊本に設定するのも一つの選択かもしれない。今のスタンスでは自分の芝居への原動力や拠り所がどこにあったのか分からなくなってしまうのだ。
数週間前、職場で取引先から大量に貰ったという「黄金糖」を一袋分けて貰う。もともと飴など好んで食べないのだが、煙草に代わる嗜好品を求めていたのでとりあえず口にしてみたところ、これがなかなか病みつきになる代物で、食べてしばらくするとまた欲しくなる。残りが少なくなったので近所のスーパーマーケットに行ってみたが黄金糖はなく、味覚糖の「純露」が売っていたので代わりに買って食べてみた。味は近いのだが何か違う。物足りない。リピーターになってもらうためには「また欲しい」と思わせる工夫が必要だ。一体黄金糖に何が含まれているのだ…？
