コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

阿部広太郎さんと話して気づいた大切なこと。

2015-02-21 23:22:48 | 日記
以前、箭内道彦さんが
トークショーで言っていた。

「アーティストは、みんな繊細でタフ」

僕が好きになる人も、
そういう人が多い。



今日は、コピーライター
養成講座の体験に行ってきた。

講師の阿部広太郎さんからも、
繊細さとタフさを感じた。

話し方に「自分への疑い」や
「他人への優しさ」を感じる。


そして、ほぼ飛び込みで企業に
企画を売り込みに行く行動力。


もっと好きになった。


質疑応答の時間に
いの一番に質問した。

「企画を売り込みに行くときに
気をつけていることは何ですか?」

阿部さんの交渉力を学びたかった。


阿部さんの答えは「誠実さ」。

相手に断る余地を与える。
本当にクライアントのために
なるかを考える。疑う。


この答えを聞いたとき、
「コピーライターになって良かった」と確信した。

売れること、企画が通ること。
それが良いことではないと思う。

相手のためになることが、本当に良いこと。

相手が「いらない」と言ったら、
「いらないですね」と言える人でいたい。



あ。
すごく大事なことに気づいた。

コピーライターの仕事をしていて、
なんでこんなに大変なのに、嫌だと思わないのか。
自分でも不思議だった。

自分の理想とする人間でいられるからだ。


例えば、僕が営業職になった場合、
「いらない、と言われたら引き下がる」
なんてことは言ってられない。

「甘い」ってことになる。

「売れるということは、
お客様のためになっているということ」
なんてふうに考えるだろう。

けどそれは、僕の理想とする姿ではない。


僕の理想とする人間は、
「相手に断る余地を与えながら、中身に全力を尽くせる人間」。
(「中身」が何なのかは時と場合によって変わる。)

広告クリエイティブの仕事は、
そんな人間でいられる幸せな仕事なんじゃないか。

もちろん、それ以外の面で
大変なことは死ぬほどある。
けれど、少なくとも、僕の
理想の人間であり続けられるのであれば、
僕はこの仕事を辞めることはないだろうと思う。

発散

2015-02-21 00:50:16 | 日記
すみません。今日はちょっと、
偉そうに毒を吐かせてください。



自分を否定できない人間は、死ぬ。
ビジネスマンとして、生きる道がなくなる。

くだらないプライドにすがる人間は、
それを理解できていない。

自分を否定することの大切さを知らない。

変わらずに、今のままであり続ける。

周りは、成長していく。
置いてけぼりにされる。


だから僕は、
意地でも、自分を否定し続ける。