しまログ

普段の子ども達の姿を・・・

心を育む絵本

2024-03-29 13:37:33 | 日記
3月29日(金)

2歳児クラスでは、子ども達が自分の好きなタイミングで絵本を手に取れるように、同じ場所に絵本棚があります。
季節に合った絵本、子ども達の興味や関心に合わせた絵本…その時々に応じて絵本を置いています。

たくさんの絵本の中から子ども達は、自分の好きな絵本を手に取り、









先生と一緒に、絵本を見て楽しんでいます。


また、一人で絵本の世界に浸ったり、



ストーリーの進行に合わせてページを自分でめくってみたり、



一人ひとり、いろいろな楽しみ方で絵本の楽しさを味わっています。


進級当初は繰り返しの多い絵本を好むことが多かったのですが、



今では、ちょっぴり長めのストーリー性のある絵本も楽しめるようになりました。



「今日はどんな絵本なのかな?」
目をキラキラ輝かせながら、絵本を見つめる子ども達。



じっくりと絵本の世界を楽しんでいますね。


絵本は大事なコミュニケーションツールの一つであると考えています。
一冊の絵本を子ども達と一緒に見ることで、会話が生まれ、発見や面白さ、そして絵本が持つ楽しさも共有することができます。

私達も、子ども達も絵本の時間が大好きです!
これからも子ども達と一緒に絵本を見る時間を大切にしていきたいと思います。

大きくなった0歳児の子ども達

2024-03-28 09:15:24 | 日記
 0歳児の子ども達も入園してから1年が経とうとしています。
日々の保育の中で(大きくなったな~)という成長が感じられる場面がたくさんあります。

遊びの中では、シール遊びやクレヨン遊びも楽しんでいます☆



指先をうまく動かし、ペタペタはることや、はがすことを繰り返す子ども達。



お顔にもペタ♡



お友達と顔を見合わせて笑い合っています。

クレヨン遊びでは、大きな画用紙に思いっきりグルグル・・・








真剣な表情です。

そして、絵本の時間。
先生のお膝の上やクラスみんなで、ゆったりと心豊かな絵本の世界へ



給食では、フォークやスプーンを使いながら
自分で食べたい!という気持ちを表現しながら味わっています。
「ちゃちゃ」「おつゆ~」「おいしい!」などなど
子ども達の満足そうな表情が溢れている時間です。




これからの子ども達の成長も楽しみにしています。
来年はどんな姿を見せてくれるかな~♡


お魚解体ショー『ぶりの命をいただきます』

2024-03-26 14:48:19 | 日記
 

 これからぶりの解体ショーが始まります。その前に…
 「みんなの心臓、動いているかな?胸に手を当ててみてね。どうして動いているのかな?」



 みんな静かに手を当てて考えました。 「そうです。みんなは生きているからです!
でも、これからみせてもらう『ぶり』は死んでいます。どうしてかな?」
すると、様々な意見が出ました。
「そうです。みんなに食べてもらうためです。」 
「えー!?」という声と共に、みんな真剣な表情になりました。



そして、板前さんが、大きいぶりをもって登場!
「わー!おっきい!」大きな歓声と拍手が起こりました。6キロ近くもある大きいぶりです。



早速、解体が始まりました。
大きい包丁を、静かにぶりの体に差し込むと、あっという間に内臓を取り出しました。



血の付いた包丁や真っ赤な内臓を見ると共に、魚独特の生臭いにおいがしてきました。



子ども達の表情と声が瞬時に変わっていきます。



「これが頭、これが胃袋、そしてこれが心臓…卵も入っていましたよ、メスの魚だったんだね。」
と板前さんが話をして下さり、トレイの上に次々に並べられました。



子ども達の近くにもトレイが回りました。「うわーっ、なんだ?」



これまで、見たこともない魚の内臓を見たり臭いをかいだりした子ども達です。



様々な感性が刺激されたようです。



「あれは、なんだろう?」興味を持って集中して見つめています。



「これは、心臓。みんなの心臓は動いているけど、これは、動いていないね…。」



興味津々に周りに集まってきた年長組さんは、板前さんに「ぶりは何を食べるの?」など
いろいろな質問をして、丁寧に説明をしてもらいみんな満足そうでした。



「これは、みんなが食べる切り身だよ。」板前さんが、みんなの為にきれいに切って並べてくれました。



日頃から身近にある魚にも親しみました。ビニールの上から触ってみました。
毎日みそ汁のだしをとっている煮干し、節分で『やいかがし』に使ったいわしにも親しみました。
「ちっちゃい魚だねえ。かたいねー。」



給食でよく食べるお魚にも触ってみました。「おめめだ!」「おなかぷくぷくする~。」



なでたり、つっついたりして親しんでいました。



先ほど解体されたぶりは、給食先生の愛情も込められ『ぶりの照り焼き』になってみんなでいただきました。
美味しすぎて、おっきーいおくちでがぶり!



おいしくて、笑顔になったよ。



お魚さんの命をありがとう。
これからも、食べ物に感謝の気持ちを持ち続けてほしいと思います。

やってみたい気持ちを大切に~1歳児の姿より~

2024-03-13 14:54:28 | 日記
  1歳児の子ども達も一年間たくさんの経験をし大きく成長しました☆
最近は身の回りのことを”自分でしたい”という姿が多く見られるようになってきました。

おやつを食べ終えたら「ごちそうさま」をして手と口を自分で拭いています。



食べた後に拭くことで、きれいになる気持ち良さを感じているようです。
手を動かさず、顔を左右上下に動かし、一生懸命拭くお友達もいたり、ほほえましい光景です。

お皿やコップも自分で運んで片付けています。
おぼんが空いている所をよく見て置いていたり、バランスよく重ねていたり、
一人一人自分なりに考えて置いているようです。



片付ける姿をちらっと鏡で確認・・
映る自分とニッコリ笑い合います♡



給食を食べた後は、自分でケースにエプロンとおしぼりを入れています。
難しいファスナーにも挑戦!!





カゴにもお片付け






ズボンも、「足さんでておいで~!」



「どっちも出た~!」




”自分でする”は自立心の表れです。日常生活の中での”できた”という経験は、
子どもの自立心を育てる基礎となります。(やりたい)気持ちを受け止め、
その時間を保障し、自分でやってみようとする気持ちやできた経験、喜びが
感じられることを大切にしています。
「ズボンはけて嬉しいね~」「自分でできたね!」
自分でやった!できた!という嬉しさや喜びに共感しながら、
子ども達の自信や意欲に繋げていけるよう
子どもの『やりたい』に寄り添い、小さな経験を積み重ねていきたいと思います☆


お別れ会★年長児へプレゼント作り~年少児より~

2024-03-12 09:01:26 | 日記
 寒さもようらくやわらぎ、春の訪れを感じるようになってきました。
心も体もウキウキする春。子ども達は春の暖かい日差しを浴びながら
「おはな さいてるね」「つぼみ みつけたよ」と春探しを楽しんでいます。
そんな笑い声溢れる元気いっぱいの保育園から、もうすぐ年長組さんが卒園を迎えようとしています。
たくさん遊んでもらった子ども達。





これまで優しくしてもらったり、困っていることがあった時は教えてくれたり・・・

作ることが大好きだった年長組さんは、色々なお店やさんを開店してくれました。
「なにがいいですか?」「これください!」たくさんのやりとりを楽しんできました。
たくさんの思い出がいっぱいです。

そんな年長組さんに感謝の気持ちを込めて、年少組ではメダルのプレゼントを作ることにしました。
メダルのテーマは、年長組さんが年少組の時に踊った『あげあげドーナッツ』という曲にちなんだ
『ドーナッツ』

「おにいちゃん、おねえちゃんにありがとうの気持ちを込めて作ろうね」



保育士の言葉に一生懸命ドーナッツを作り始めた子ども達。
「このいろ、すきだとおもうよ。」
「いちごのドーナッツにしよう」







ドーナッツの上にデコレーションをして完成!!
一人一人が、たくさんの感謝の気持ちを込めてつくりました♡
「おいしそうにできたよ!」
みんな満足の出来上がりだったようです。






お別れ会が始まる前にメダル渡しへ
「よろこんでくれるかな~」



「ありがとう!!」
気持ちを言葉にしながら、メダルをかけてあげました。
「かわいい~」「ありがとう!!」



ぎゅっと抱きしめてくれたり




喜んでくれる姿やちょっぴり照れくさい姿も見られました。

残り少ない年長組さんとの日々。
一日一日大切に共に過ごしていきます。