支笏湖ビジターセンターは、明日２９日～１月３日まで年末年始の休館になります。
今年もたくさんの方のご利用、本当にありがとうございました。
今日、午前中の支笏湖の様子です。（今年の支笏湖の様子をお知らせできるのは、今日が最後！）
今日は青空が広がり、鮮やかな青色の湖面でした。
一度融けてしまったしぶき氷は復活していました。
桟橋にも氷が付き、湖の青と氷の白のコントラストが美しく目に映りました。
休館日の間は、私自身もお休みなので、支笏湖に会えなくなってしまいます。
「今年の見収めだ！」としみじみと湖岸を歩きました。
皆さま、支笏湖ビジターセンターは、新年４日９：３０から開館します。（※冬期間は毎週火曜日休館）
来年もよろしくお願い致します！
（よしだ）
支笏湖ビジターセンターの裏の木にエナガの群れがやってきました。
ジュリリ、ジュりりと曇ったような鳴き声をだしていました。
声は地味ですが、顔はとびきりかわいいです。
北海道のエナガは本州のエナガと違って、お顔に眉のような黒い模様がなく真っ白。
（北海道のエナガは亜種シマエナガと言われています）
「綿のかたまり」ように可愛らしい姿です。
尾がとても長いのも特徴の一つです。くちばしはとても小さいです。
背中に薄いピンク色の模様があります。
地味～なジュリジュリという音が聞こえたら見上げてみてください！
素敵な出会いがありますよ。
（よしだ）
毎日ではありませんが、千歳川の水鳥調査に出かけています。
ビジターセンターから歩いて５分ほどの千歳川にかかる湖畔橋に行き、その場所から
見られる水鳥の種類・数を数えています。
昨日はマガモの雄１６羽、雌７羽しか見られませんでしたが、コガモ・ヒドリガモ・カイツブリ
カワアイサが見られることも。
（写真：湖畔橋からの眺め）
身を隠している水鳥はいないかと望遠鏡で川岸をたどっていたところ、水鳥を見つけることは出来なかったのですが、
エゾシカのおしりを発見することが出来ました。嬉しい“調査のおまけ”でした。
「そうだった、そうだった！冬はこの斜面でエゾシカが見られるんだった！」と
かわいいお尻をみて、またまた、いつもの冬の支笏湖のことを思い出しました。
「本当に！！冬だ～！！」
季節が変わったこと認識しなくてはならないようです。
事実をしっかり噛みしめようとおもいます・・・（除雪がんばるぞ!雪道運転がんばるぞ！）
（吉田）
※１６日に予定していたイベント「冬のバードウォッチング」は、大雪のため中止になってしまいました。
２３日（日）に振替のイベントを行うことにいたしました。水鳥や野鳥を一緒にさがしに行きませんか？
※湖畔のしぶき氷は、残念ながら、ほとんど融けてしまいました。
また出来たら、紹介します！
昨日の降雪で、また、銀世界になっています。
この雪は解けずにこのまま雪に包まれるのでしょうか…「もう一度くらい融けてほしいなー」と、土（地面）への執着心をつのらせている私です。毎年今頃の時季は、微妙な心境でいるのです。
しかし、雪が積もって嬉しいことがありました。
動物の足跡が雪上に残されていたのです。
休暇村広場で、エゾリスの足跡をたくさん見つけました。
「そうだった、そうだった！積雪期は足跡さがしが楽しめるんだった！」と思い出し、嬉しくなりました。
（エゾリスの足跡）
今日は足跡だけではなく、エゾリスも発見しました。
水鳥調査の為、持って行っていた望遠鏡に、
コンパクトなデジカメを重ねて撮影しました。
エゾリスはシマリスと違って冬眠しません。出会えるチャンスはあります。
この写真のエゾリスは、じっとして音も立てずに木の枝の上にいました。
初めは、「変わったでっかい木のコブ」だと思いました。
静かな気持ちで静かに周りをみわたしてみてください。
きっと嬉しい出会いや、びっくりするような発見があると思います。
※先日紹介をした、「しぶき氷」は、今日も見られました。
雪をかぶってしまった為、透明度は落ちてはいますが、まだまだ見事！！
（よしだ）
昨日から今朝にかけて、湖畔沿いの道路（国道４５３号）が「越波による災害の恐れ」のため通行止になっていました。
相当な波が立っていたのでしょう。そのせいで…
今朝は湖畔で、こんな「しぶき氷」が出来ていました。
（午前１０時ごろの湖畔）
湖畔が広範囲に渡って氷に包まれていました。
樹木にまでこのように厚い氷が張っていました。
自然の力はすごいです。
予想を超えた出来事がたくさん起こります。
（よしだ）
