支笏湖の自然を満喫しよう!

支笏湖の自然を紹介するブログです。

幻覚だったのか

2008-01-30 15:46:43 | Weblog
朝、勤務前に例年シカが冬にやってくる場所へ様子を見に行った際に、メスジカ1頭を確認しました。急いでいたため双眼鏡でしっかり確認しないままに出勤してしまいました。
その後に、ビジターセンター近くの千歳川へ水鳥の数をカウントへ行った際に再度確認したのですが・・・。「あれ、いない!」朝、見たシカは幻覚だったのかとガックリです。木の幹肌や地面が、この時期のシカの体毛にそっくりなため見間違いをしたようです。去年まで、あれほど来ていたシカも今年はパッタリと姿を見ません。なんだか、いつも冬にはいたシカがいないとなんだか寂しい物があります。そんな事を思うのは私だけでしょうか?

■千歳川1キロ区間の水鳥
キンクロハジロ 9羽、マガモ 11羽、コガモ 12羽、ヒドリガモ 1羽、カイツブリ 2羽

少し、森の中に入るとウサギの足跡でいっぱいです。
【写真:ウサギの足跡】

シメの大群

2008-01-24 10:41:39 | Weblog
今日は朝から吹雪で視界が悪く大荒れの天気。
いつものように、館内の電気をつけて窓の外を見るとシメの大群がカエデの実をついばんでいました。先日も、スタッフが「今日、シメの大群が来てたぞ!」と聞いていたのでもしやと双眼鏡で覗いてみると、噂のシメさんでした。枝先にわずかについているカエデの実をついばみながら移動していきました。
冬将軍も、「雪降らすの忘れてたでや~」という声が聞こえてきそうなぐらい吹雪いています。

しぶき氷とテトラポット

2008-01-16 15:28:58 | Weblog
今朝は、吸い込まれるような澄んだ青い空でした。
こんな日は、景色を撮るには絶好の日和です。
ポロピナイの方へ車を走らせると、岸辺にはしぶき氷がテトラポットについていました。車から降りて、岸辺へ向かうと湖から吹き付ける風にシャッターを切る手が痛く長くいれません。

支笏湖の積雪は15cmほどと、例年に比べ少なく支笏湖の森をスノーシューで歩くイベントをくんでいる私にとって今後の雪の降り方に頭が痛いです。一方、氷濤まつりはここ数日の寒さで氷も厚みを増し全体としては順調に進んできています。

【写真:テトラポットとしぶき氷】

夜に活動する支笏の森の住人

2008-01-13 16:13:10 | Weblog
私の机の上に米粒ほどの小さな糞が置いてありました。
なつかしいこの糞はモモンガのものです。
私の隣の席のスタッフが、私がモモンガ好きと知ってか置いていったのです。
冬眠せずに一年中活動しているモモンガ。夏は、糞をしてもすぐに分解されまた、周りの落ち葉に紛れて見つけられません。冬は、真っ白な雪の上では目立ちまた、分解されずに残っています。
さっそく、外へいつもねぐらにしている近くの巣穴を確認しにいくと、やはり落ちていました。
姿を見なくてもそれを見るだけで一人うっとりしてしまいます。
日が沈み始めた森は、一気に気温が下がり数分外にいるだけで凍てついてしまいます。
もうすぐ、モモンガの活動時間です。

【写真:モモンガの糞】
*題名をクリックしていただくと写真を大きく見ことができます。

しぶき氷

2008-01-11 12:51:25 | Weblog
昨日とはうってかわって穏やかな天気の支笏湖。
誘われるように、外へ出るとこんな自然氷を見つけてしまいました。
岸辺の石などにしぶき氷がついているのですが、写真にの氷は橋げたのなごりに氷がつき徐々に大きくなりマンガに出てきそうな巨大キノコのようになっていました。

七条大滝

2008-01-10 12:56:18 | Weblog
今週末のイベントの下見へ七条大滝に行ってきました。
例年寒さが増す12月頃より滝壺の周りが凍り始めます。滝の周り岩肌より水がしみ出しまるでシャンデリアのように氷のカーテンができます。滝壺から、滝を見上げていると「ガシャーン」と氷が滝壺へ落ち、ビルの倒壊のようにも見えそのド迫力にびっくり。
数分ほど滝壺で氷の様子に見入っていると、岩肌についた氷が音を立てて落ち「落ちないで~」と祈ってしまうほど何個もの氷が滝壺へと姿を消してしました。

※七条大滝へは、案内板などなく林道の中を入って行きますので、森林管理署の入林許可が必要となります。