詐欺

2週前に実家に戻った時に母から「お父さんあてにこんなんが来たんだけどインチキじゃない？」と株式会社Kyoshin（キョウシン）と書かれたパンフレットとダイレクトメールを見せられた。
よく覚えていないが、株を買わないかというような手紙だったと思う。
会社案内は印刷したものだし、内容は読まなかったけれどきちんとして見えたので、
「まぁインチキの会社ではないかもしれないけれど株は買うことないんじゃないの」
と答えておいた。

今日2週ぶりに母のところに行くと、また、同じパンフレットが送ってきて、さらに電話で、「その株を買う権利は○○さんに船橋市でたった３軒の当選者として当たっている。その権利を買いたい人がいるので３万円で売ってくれないか」と言ってきたという。

母は体よく断ったそうだが、これは年寄りを狙った詐欺の一つらしい。
パンフを持って帰ってWebで調べると、Kyoshinや社長の名前の江本健一、電話番号03-4330-0496などはIT関連の会社として実在しないように見える。
さらによく調べると、同様な詐欺の手口の例として同じ名前が出てきた。

たぶん権利を売るというとその前に手続きを代行するから1万円振り込めとかあるのだろうな。母は用心深いし欲がないので助かった。
世の中には欲をかいて虎の子の1000万円とかをだまされる老人もいる。
年取ったら（年取らなくても）欲をかかない、労せずして儲かる話を信じないというのは大切だと思う。