Voyage MPD スターターキットを使ってみよう

VOYAGE-MPDを少し手軽に使える方法の紹介

FLACで日本・日本語のCDを取り込む

2011-05-22 11:15:39 | 日記

voyage-mpd上で使い勝手の良いFLAC形式でCDを取り込む場合、dbpowerAMPをお勧めする方が多いのですが、日本語を読まないという問題があるようです。また、日本独自発売のCDの登録も少ないようです(この辺は、筆者の環境のせいだけではないようですが、間違ってたら訂正コメントをお願いします)。

1970年代の日本のフォークソング、歌謡曲CDも取り込みたいのです。
そこで、内容がもっとも豊富で日本語にも対応しているCDデータベース"gracenote"を使っているCDリッピングソフトを探しました。

ありました。"songbird"です。
http://www.altech-ads.com/product/10002441.htmから、ダウンロードできます。日本語化できます。

ただし、筆者の環境ではなぜかFLACでの取り込みができません。XP,VISTA,7ともだめです。もしこの問題がなければ、いいソフトのような気がします。

次に見つけたのが、Media GOです。プレーステーション用です。
http://mediago.sony.com/jpn/download

インストールに結構時間がかかります。難しい操作は必要ないのですが、延々といろいろ取り込まされます。きちんとアップデートされていて、Windows 7 の 64 ビット版まで対応しています。"gracenote"を使っているのでもちろん日本語対応です。

実際に取り込んでみました。取り込みCDドライブはXPノートパソコン内蔵のものです。とりこんだCDは、小柳ルミ子全曲集・ベストセレクション1986年、RUTSUKO HONDA best collection(1987)、西山まりえ バロック・ハープとの出会い(2009)が、FLACの諸データ込みで取り込めました(画像はだめ、これは、筆者の腕の問題?)。

ALIX-VOYAGEで再生してみました、ちゃんと再生できました。諸データも読み込まれています。音は、dbpowerAMPに比べ特に差がないような気がします(取り込みに使ったCDドライブの差もあるかも知れないので、よくわかりません)。まあ、CDの内容によっては、そんなに気にしなくてもいいのかも、それよりデータがきちんと表示されるのが便利で良いと思ってます。ただし、日本製クラシックCDの場合には、もう少し考える必要があるかも。


ALIX直結のハードディスクを入れ替えた。

2011-05-20 09:25:50 | 日記
ALIX-VOYAGEに直結して音源を保管しているハードディスクの交換です。今までは、VOYAGEを使うためにテスト的に乱暴な扱いをするかも知れないということで、壊れても良いような大昔使っていた80Gのものを使用していました。

CDアルバム1枚が、WAV、44.1で600M程度の容量を食います。またハイ・サンプリングものの中にはアルバム1枚分で5G程度のものもありますのですぐハードディスクはすぐ満杯になります。そこで1テラのハードディスクに交換です。テレビ番組保存用の比較的運転音の小さいものを選びました。

フォーマットがNTFSになっていたので、VOYAGE用にFAT32に変更します。VOYAGEでは外付けHDDはFAT32が良いようです(VFATとかいろいろありますが、よくわからないのでこれで行きます、今までもそうしていました、良く調べればもっといい方法があるかも)。

フォーマットの変更には、EASEUS Partition Master Home Editionを使います。使い方は、以下を参照してください。

http://gigazine.net/news/20101118_Easeus_Partition_Manager/

ポイントは、上の図のようにFAT32を選ぶこと、その後に「起動画面左下にある”Operations Pending”というところにこれまで行ってきた操作の履歴が残っていますので”Apply”をクリック」することです。

なお、音源のファイル形式ははすべてFLACにしました。WAVでは"artist"名,"album"名が取り込まれていないので、ひどく不便です。

CDからの取り込みは、dbpowerAMPを使いました。

http://www.gigafree.net/media/encode/dbpowerampmusicconverter.html

ファイルの品質の設定は、ごく最近リリースされたらしい"uncompressed"を使いました。ファイルサイズがほぼWAVなみ、"artist"名,"album"名が表示されます。圧縮されてないので音はいいはずですが、標準のFLACよりわずかに良い程度(意識して聞けば違いがわからないこともない)です。

dbpowerAMPが使っているデータベースは、日本製CD・日本語CDへの対応が弱いようで、手元にあるCDのうち登録されてないものが結構あります。"uncompressed"が使いたかったので、dbpowerAMPを使いましたが、日本への対応の良いものがあったらそちらのほうが良いかも知れません。



 





UDIF7を作ってみました。

2011-05-19 15:05:23 | 日記
ALIX-VOYAGEに接続するDDCとして、まずはONKYO ND-S1を使用しましたが、レベルアップを目指して、フェーズテックのUDIF7に挑戦しました。
とは言っても、フェーズテックに基盤を注文し、買ってきたケースに入れて、ケーブルを繋ぐだけです。

多少難しいのは、ケース(1000円、秋葉原のマルツで買いました)への穴あけ。ケースのアルミ板にポンチというもの(200円)で目印をつけて、電気ドリルで穴を開けます。ケースをしっかりと作業台などに固定しないと、ケースが動き回って危険です。

また、ケースの前板(これがアルミ製のほうが音が良いらしいですが、加工が難しそうなので、プラスチック製にしました)に、ケーブルを差し込むための穴を開けました。結構大きな穴が必要なので、電気ドリルの先にステップドリル(1500円、結構お高いです)というものをつけて、グリグリ回転させて大きな穴にします。その後、USBの入り口は四角にしなければいけないのですが、うまくできませんでした。音には関係ないな、ということで、不恰好なままです。

なお、ケースのサイズは、写真よりも小さなものでいいのですが、小さいとそれだけ正確に加工しなければならないので、不必要に大きなものを使いました。

電源は、メーカー推奨の乾電池4個(電池ボックス入り)です。

穴あけの後、ケースを組み立て、ケーブルを挿してALIXに繋いだら、ただちに音が出ました。拍子抜けするくらい簡単でした。

音は、最初はND-S1と変わらないような気がしましたが、1週間のエイジングの後は、はるかに良くなりました。さすが、フェーズテックです。ただし、いつも供給不足で、19日午後3時現在、在庫は3個です。


DDCをどうしよう。

2011-05-15 06:49:26 | 日記
ALIXにつなぐDDC(またはDAC)の変更を考えてみます。

とりあえず、ONKYOのNS-D1にしたのは、VOYAGEーMPDというLINUXのなかでもマイナーなOSでも音が出る、とにかく確実につながる(多数の方が試しています)、しかも低価格であるためです。さらに、結構いい音が出ると高い評価をされている方も多いのです(ND-S1専用の電源も売られており、さらにいい音が出そうです)。

しかし、やはり何かしたらもっと良い音が出るのではないか、と考える方もいるでしょう。
そこで候補に挙げられるのが、まずVOYAGE STOREがVOYAGE-MPDが繋がるDACのリストに挙げている機種です。ただ、それらはいずれもかなり高価なものが多く、おいそれとは手が出ません。

もう少し、買いやすい値段のものはないか、ということでラトックのRAL-24192UT1やラステームのRUDD14 が使えるようです。両機種とも、USBオーディオクラス2.0に対応した、XMOSという会社の部品をUSBの入り口に使用していて、このことはVOYAGE-MPDに繋がるということを意味しているのだそうです。また、USBで192kHzまで対応しているので、VOYAGE-MPDの能力を最大限に生かせるのだそうです。(なお、「繋がる、繋がらない、何kHzまで出る」、についてはご自分でインターネットなどで確認をお願いします)。

また、すでに手元にDACがあり、かつ腕に覚えのある方は、裸のDDC基盤を入手して、ケースに入れたり、いわゆる自作をされている方もいます。評判の高いフェーズテックのDAC、HD-7A のDDC部分を切り出して基盤として販売した、UDIF7は会社自身がVOYAGE-MPDと繋がることを明らかにしているので、安心して選択できるものです。しかも2万円程度の価格と、なかなか魅力的ですが、販売台数が限定されているので、現在のところ売り切れです(96kHzが再生上限です)。

また、ラステームなどの製品のUSB入り口部分に使用されているイギリスのXMOSのXS1-L1 USB HS Audio 2.0 Development Kit を DIGI-KEYというアメリカの巨大な電子部品商社経由で入手して使っている方も少なくありません(日本語でOK、1個から買えます)。

どれを選ぶか、機能、価格、腕と相談して決めることになりましょうか。



なお、本ブログはVOYAGE STOREの了解・承認等は一切取っていません。また、思い込み等による誤り等もあるかも知れません。

電源を変えてみる。

2011-05-14 17:42:53 | 日記
さて、VOYAGE-MPD ALIXが一応使えるようになったら、より良い音を目指して、いろいろやってみたいですね。VOYAGE-MPDの中身をいじるというのもありますが、ちょっと敷居が高いので、とりあえずあまりにも安易すぎるスイッチング電源をほかのものに変えてみましょう。
電源の変更は言うまでもなく、結構リスクがあります。スイッチを入れたとたんケムリが出た、ウンともスンとも言わなくなった、なんてこともありますので、そのつもりでお願いします。ただ、以下に紹介する方法は、この世界に詳しい方何人かが試した上で、インターネット上などで報告されたもので、今のところ問題が発生していない模様です。

1,トランス式電源に変える。
ヤマハのトランス式電源 YAMAHA PA-6
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/accessories/ac-adaptors/pa-6/

RME FIREFACEの差し替え電源として人気があるだけでなく、ALIXの電源としても使っている方がいます。筆者も使用しています。結構、音の変化は大きいです。
「張りがあって力強い。低域の押し出しが強くなり、ボリュームが少し上がったように感じる。PCオーディオ特有の薄い音が多少改善される方向だ」などの評価がRME FIREFACEについてされています。

既に生産中止となっていますが、まだ新品が売られています。値段は5000円弱です。ヤフーオークションでは中古で3000円程度です。

2.SANYOのDC9V音楽用バッテリー

http://products.jp.sanyo.com/products/kbc/KBC-9VS/index.html

ある有力オーディオメーカーの方が密かにお薦めです(もちろん自己責任です)。KBC-9VSという品番です。ALIX3D2では満充電で6時間以上動くそうです。充電器付きなので、十分実用的です。ただし、外側がプラスになってますので極性変換プラグを必ずご使用ください。もし使わないと、たぶんALIXが壊れます。

価格は、新品で実勢8000円程度。

3,12V7A鉛バッテリー

http://blog.naver.com/manishin?Redirect=Log&logNo=40120852009

このかたは、「私個人的な遊び」程度の評価として、12V7A鉛バッテリーがベストとされています。大きくて重い、危険物入り、ですがいつか挑戦してみたいと思います。

以上の他、色いろあると思いますが、電圧と極性に十分ご注意の上、自己責任でどうぞお試しください。

(続く)


なお、本ブログはVOYAGE STOREの了解・承認等は一切取っていません。また、思い込み等による誤り等もあるかも知れません。