ラグビーのブログ

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少年をいち早く大人にし、大人に少年の心をいつまでも持たせるスポーツ、それがラグビーです。

価値ある負け

2013年11月04日 | 日記
しげ@高学年担当です。

ついに四国大会です。
Aチームは3位以内に入ってヒーローズカップ出場、
Bチームも決勝トーナメント進出を目指して全力で戦いました。

結果は残念ながらAチーム4位、Bチームは予選リーグ
2位によるトーナメントで準優勝となり、悔しい結果でした。

選手だけでなく、保護者の方も我々コーチ陣も当然ながら悔しくて
たまらなかったのですが、同時に嬉しく感じたことも事実です。

4月に新チームを結成して以来、ヒーローズカップで優勝が目標!などと
言いながら、本気で練習に取り組まない彼らに対し、
「ふざけるな、もう辞めてしまえ!」
と怒鳴り上げたことも2度や3度じゃないですが、どうすれば勝てるかよりも
どうすれば本気になれるかを考えながらやってきました。

「負けても楽しいラグビーをしよう」
と取り組んできたものの、負けた試合が楽しいなんてありえない。
でも、今回の負けは将来の楽しい思い出になることは間違いないと思います。
なぜなら、負けた後に悔しくて泣き崩れるほど流した涙が、全力で戦った証拠だから。

勝負事なので勝ちと負けがあるのは当然のこと。
労せず勝ち進んでヒーローズに進み、関西の強豪にコテンパンにやられて
「ヒーローズに出れて満足」で終わるより価値のある負けではないでしょうか。

・・・でも、やっぱり勝ちたかった。

それと、試合が終わった後に声をかけることできず、
背中を叩いてやることしかできませんでした。
色々褒めてあげたかったのに。
顔見て声を出したら間違いなく号泣してたと思います。
この場を借りて、「よくがんばりました!」