しげのマッタリblog

日々起こったことやPC関連の話題、F1、スポーツ関連など扱ってます。
簡単に言うと書きたいこと書きます(笑)

F1フランスGP決勝

2004年07月05日 | F1
アロンソPPから始まった今レース、スタートからトゥルーリの3位ジャンプアップで一気に読めない展開に。

スタート直後は少しずつM・シューマッハを引き離していったアロンソ、2秒以上稼いだ差が10周目あたりにはすでに1秒以内の差に。この2人が戦っているとき、すでに3位トゥルーリ以下はついてくることが出来ず。

まず最初にピットに入ったのがM・シューマッハ。ピットに入る周回数でアロンソより4周早く、軽いのに予選で負けたということでアロンソの予選アタックが驚異的だったことがよくわかりました。

第2スティント、アロンソはタイヤにブリスターが出来てペースが上がらず、ピット戦略でM・シューマッハに抜かれます。ここからがM・シューマッハのキチガイ振りの発揮ドコロでした。

残り周回数28周、誰もが予想しなかったピットインを敢行します。ここからさらにアロンソとの差を広げてトップの座を磐石にすべく走り出そうとしているように見えていたときです。ルーティンにしては早すぎるし、何か問題発生で緊急ピットインかな?と思ったんですが、タイムが上がらないわけではない(つーかかなり速いペースだった)ので???って。ここからストップなしじゃさすがにタイヤ的にも燃料的にもきついだろ、って思ってたらTV解説から4ストップの可能性がある、と。

これを聞いたときフェラーリはもうレースを捨てたものと感じました。もうアホかと。

他チームが3ストップ目を終えてしばらく経つと、なんとM・シューマッハとアロンソの差が20秒以上あるというじゃないですか。この瞬間に「やっぱこの人(M・シューマッハ)にはハンデキャップつけたほうがいいだろー」って。この人とフェラーリ相手に何を言っても無駄みたいです。強すぎ!!

M・シューマッハの4ストップ目を終えたとき、まだアロンソと7秒の差。この人はもう誰も止められないんでしょうか。


こんなトップの争いが起きているのとは別に、3位争いがかなり白熱してました。3ストップ目を各チームが終えていく中、BARのバトンが最後まで粘り、なんとかピット作戦で3位まで上がれる位置まで行ったんですが・・・運が無いと言うかなんと言うか、リスタートのときにエンストしかけて、コンマ数秒失ったのが運命の分かれ目。トゥルーリの前に出て3位になるはずだったものが出られず、後ろのバリチェロにまで抜かれて5位。この3台で最終ラップまでしのぎを削ることになります。

最終ラップ、M・シューマッハは余裕のトップチェッカー。しばらく置いてから2位アロンソがチェッカーを受けます。

その後ろ3台、トゥルーリ、バリチェロ、バトンの順で接近戦をまだ演じてます。BS勢は今回ちょっと硬めタイヤを使用していたらしく、熱に強いはずのMI勢が高温でBS勢に圧倒されてます。

厳しいタイヤ状況で走っている各車、残りコーナー2つというところでトゥルーリがミスしてアンダーステアが強く出てしまい大きく膨らみながら速度を落としてしまいました。そこをインからバリチェロが突っ込んで見事オーバーテイクしてしまいました!

もう鳥肌もんです

さすがにバトンは前に出ることが出来ず、3位バリチェロ、4位トゥルーリ、5位バトンという結果に。いやぁ最終ラップにもドラマってあるもんですね。最近こういうのあまり無いので久々に見た気がします。バリチェロは最後の会見でも危険だったが飛び込んだ、というようなことを言ってました。

これでM・シューマッハは10戦9勝。通算79勝ですよ。今年始まるときは80勝いったら凄いね~なんて言ってたもんですが、すでに目の前にきてしまいました。この人好きで応援したい気持ち満々なんですが、あと1勝したらもう勝たなくてもいいかなぁ~って思う今日この頃です。フェラーリ&BSのパッケージにM・シューマッハのトリオはそろそろのんびりしてもいいかな、って感じます。

ちなみに琢磨は1回目ピットストップ後すぐに白煙を上げて止まってしまいました。琢磨&トラブルはもうお約束の域まできてるような気がします。ツボにはまったときの速さは驚異的なものがあるのであとは車と自身の信頼性ですね。フェラーリの化け物を見習ってトラブルを自力でどうにか回避してほしいものです。



長文失礼m(__)m