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OAインストラクターのオンとオフ

パソコンインストラクターshienaのお仕事と日常

スキルの差

2007年12月22日 | IT講習
自治体の1日有料パソコン講習会。内容はエクセル入門講座。
受講生は11名でサブはつきません。

ここの場所でのお仕事は今年から定期的に行っているのですが、
エクセル入門の担当は初めてでした。
先日のこの講座は受講生のスキルに開きがありすぎて大変でした。

一応、パソコン入門の講座を受講済みか同等のレベルのある方を
対象にしているのですが、今回はパソコン入門以前のレベルの方が2名
いらしていました。

さすがに、クリックやドラッグや「選択する」ということの意味を
ご存知ない方がエクセルを行うのはかなり酷です。

1名はご年配の男性。全くできないというわけではないのですが、
なかなかついてこられません。
とにかく、マウス操作や文字入力の基本とコツだけでもわかれば
少しは違うだろうと思い、休憩時間などに個別で対応していました。

しかし、残念ながら結局午後の講座の前に、気づいたらお帰りになっていました。
仕方なかったかな。


もう一名の遅れ気味の方は、ご年配の女性。
この方は、途中途中でギブアップしている様子が見られたものの、
最後まで頑張って受講なさっていました。

ただ、最後のほうは、もうほとんどついてこられていませんでした。

こういうときに、サブの先生がいない講座は辛いです;

あとの9名の受講生は問題なくついてこられていますので、
その遅れている1人の受講生のために、進度を遅らせるわけにもいきません。
テキストの内容も盛りだくさんでしたので、時間に追われる講座でもありました。


こういうとき、どう対応すればよいのかなあ・・・と悩みつつも、
その方はおいて、先に進めるしかありませんでした。
もちろん、できる限りのフォローはしましたが。
私1人では、フォローするにも限りがあります。

「もう一度、入門の講座から受講してくださいね」ということなのかな。。


また来月も同じエクセル入門講座を担当します。
今回と同じように、スキルの開きが大きくなるのかな。

少々の不安を感じてます。

パソコン入門講座 - 「注目する」時間を作ること

2007年12月13日 | IT講習
自治体の有料IT講習会です。
年齢層は30代~70代。受講生は8名でサブはつきません。

6時間の講座で、パソコン初心者にパソコンの基本から
インターネット・電子メールまでインストラクションします。

今回、「カーソルの位置に注目する」という点に特に重点を置いて進めてみました。

初心者対象の講座でよくあることですが、
カーソルが表示されていないのにいきなり文字入力を始めてしまうとか、
またその反対で、「文字入力する前にクリックする」という動作だけを意味もわからず覚えていて、
カーソルが表示されているところを、とにかくクリックしてから入力を始める方。

文字を入力する時には、そこにカーソルが表示されていなければいけないということ。
また、”カーソルを表示するために”クリックするということ。
慣れた者にとっては無意識にできてしまうことですが、
初めてパソコンに触れる方々にとっては、ここをきちんとおさえられるかどうかで
今後の習熟度も変わってくる、小さいようで大きなポイントです。

今回は、文字入力の練習を行ったあとに、その文書の中を自由にクリックしていただく
時間を長めに作りました。

ただクリックするだけですが、クリックしたところにカーソルが表示されるということ、
また、マウスポインタの形によって、カーソルが表示されるときとされないときがあるということ。
それを体験していただきたかったのです。

とにかく、大切な部分はそこだけに「注目する時間」を作ることが大切だと思っています。
他の操作の中(例えばインターネットの検索など)で
「クリックしてカーソルを表示してから文字入力しますよ」とお伝えしても、
そのときには別の操作に意識が向いているため、文字入力については
いくらアナウンスしても、受講生の耳に入らないのです。

入力の際にアナウンスするのであれば、「カーソルが表示されていますか?」という
言い方がよいのかなぁと、考えています。
その部分に注目して「見て」「判断して」いただくクセ付けが大切。
今回はこのやり方で成功でした

カーソルのないところに入力を始めてパニクる方が出ず、ホっとした次第です。
ちいさいことでも、ひとつひとつのステップを丁寧に積み上げていくことが
大切ですね。

+++

反省点。

今回の受講生はたった8名でしたが、スキルの差が天地ほどありました。
初心者といっても、文字入力が全くできない方、ローマ字が全くわからない方と、
それらが、全てできている方といます。

どうしても、インターネットやメールといった場面で、
文字入力がネックで進みに差が出ました。

サブがつかないので、入力できない方を置いていくわけにもいきません。
かといって、自力で全て入力できるまで待っていることもできません。

遅い方の分は、私がどんどん入力をお手伝いしちゃっていました。
「入力は練習重ねればできるようになりますから、今回はお手伝いしますね」
と、一応アナウンスしながら行ったのですが、
どうも、私が横から入力してしまったためにかえってペースを乱して混乱した方がいた様子。

あらかじめ、前置きで講座前にでも、その点を了承していただいてから
このような対応をすればよかったかな、と思っています。
前置きは結構ポイントですね。

次回の課題です。

パソコン入門講座

2007年11月09日 | IT講習
初心者対象のパソコン入門講座。
2日間のサブのお仕事が終わりました。
短い時間の講座ですが、マウスを初めて触った方々が、
講座終了時、操作できるようになってイキイキとした表情でお帰りになる姿に
私も大変元気付きます。


今回を含めた最近数回の講座で気づいたこと。

●ペイントを利用して、ウィンドウサイズの変更練習(最大化・元に戻す)など
 を行うときに、ペイントの編集画面とウィンドウとがごっちゃになってしまう方がいる。

1人だけではありません。毎回の色々な講座で必ず数名いらっしゃいます。
[最大化]ボタンをクリックすると、ウィンドウではなくて、ペイントの編集画面が
大きく表示されると勘違いなさるというケース。

ウィンドウとは何かを、最初にしっかりと受講生に認識していただくことが大切と感じました。


●Wordを起動すると、前回作成した文書の続きが表示されると勘違いしている方がいる。

普通のアナログな世界を考えた場合、ノートを開いて鉛筆で文字を書いて、
後日同じノートを開いてまた続きを書いていきます。
そこには、以前書いた文字が残っているわけです。

パソコンに初めて触れるご年配の方は、そんな感覚でWordを起動してしまう様子です。

パソコンでは、ファイルごとに名前を付けて保存するということ、
Wordを起動すると、毎回新しい文書が表示されるということ。
アナログな世界とはちょっと違った考え方をすることを、初めに付け加えておくと
躓きがなくなりそうです。



初心者対象の講座では、毎回新しい気づきをいただいています。
色々な種類の講座を行ってきたけれど、やっぱり、ご年配や初心者対象の講座が好きだなぁ♪

インターネット入門

2007年11月03日 | IT講習
パソコン初心者(ご年配の方々)対象の、インターネット入門講座。
10時間かけて、文字入力からホームページ閲覧・電子メールまで進めます。

たっぷり時間があるので、ゆっくりと繰り返し練習しながら進めることが出来ました。
初心者対象の講座は、これくらいの時間があって丁度良いかもしれない。


今回の講座で感じたこと。

●キーワード検索で、検索ボックスとアドレスバーの区別が
 きちんとついていない方が多い。

これは、私がサブで色々な講座に入っている時から感じていたことですが、
今回もまたそのように感じました。
今では、アドレスバーにキーワードを入れても、検索ボックスにアドレスを入れても
それなりに検索できてしまうところも、また受講生の感覚を
あやふやにしてしまう様子。

アドレスバーと検索ボックスの違いを、しつこいほどに繰り返し繰り返し
お伝えする必要があるようです。


●キーワード検索の、検索結果の一覧が何なのか理解できていない方がいる。

これは、あなどりました。結構こういう方が多かったです。
最初に説明しても、次に操作すると、また「?」になってしまうのですね。
なるほど、確かに・・・、たとえば国語辞書などを引けば、
開いたページにその詳細が書いてあるわけですが、
インターネットの検索では、キーワードを入力して検索ボタンをクリックしただけでは
その詳細な情報にはすぐにたどり着けません。

キーワードを入力し、検索ボタンをクリックして表示されるページは
検索結果の一覧で、そこからさらに様々なページを開いて情報を探す・・・、
その手順を理解できていない方がいました。

一緒に操作をすればできるのですが、いざ実習の時間になると、
キーワード検索をして、検索一覧で止まっている方が多々。
次回からは、ネット検索の手順と考え方をお伝えする方法を
少々工夫したいと思います。


●電子メールの「受信」と「送信」がごっちゃになっていしまっている。

確かに、講座ですから、「送信」して「受信」を、一連の流れのなかで
行うわけです。
どこからどこまでが送信の作業で、どこからが受信なのか・・・、
その区切りがイマイチついていない方がいました。

メールを送信したら一度立ち止まって、受信するときには、
これから「受信します!」ということを印象付けて行うことが
重要と感じました。



今まで、「パソコン」というものに触れる機会のなかった方々。
ご年配の皆様の場合は特に、「説明を聞く」→「理解する」→「自分でできる」までに
時間がかかります。

最初の説明が肝心ですね。
順番に、ひとつひとつ丁寧に積み上げること。
「難しい」という感覚を持たせないよう、「簡単で楽しく」な雰囲気で操作を進めること。


最近、講座終了後のアンケートに「楽しかったです」という
コメントを書いてくださる方が増えました。
資格試験の講座でも、初心者対象の講座でも、
最後には「楽しかったな」という感想をお持ちいただければ、
それが一番嬉しいことです。

はじめてのパソコン講習 - カーソルの位置に注目

2007年07月31日 | IT講習
自治体のIT講習会です。
最大13名まで入れる教室に、12名入りました。
年齢層は30代~60代。サブの先生はつきません。
6時間の講座です。


今回の講座で改めて感じたことは、「クリックした部分にカーソルが表示される」
ということの意識付けが、初心者の場合は特に重要な点だということです。

文字入力を行うときも、インターネットで検索するときにも、
文字を入力したい部分にマウスポインタをあわせただけで、
もうすぐにキーボードをたたきはじめてしまう方が多かったです。

文書作成を行っている時には、きちんとクリックしてカーソルを表示させてから
入力ができているのに、インターネット・電子メールの部分にさしかかると、
操作に夢中になってしまうのか、入力前のクリックを忘れるパターンが増えます。


日常生活では、”選択してから操作を始める”という動作は少ないので、
なかなかパソコン独特の操作パターンに慣れないのかもしれません。


初めてパソコンに触れる方々の講座では、最初に
クリックしたところにカーソルが表示されることを確かめるための
クリック練習の時間をとった方が良いように感じました。
ここの部分の意識付けがかけてしまうと、
入力がうまくできず、ご本人の後の操作に大変なストレスがかかることになります。

少しの時間でもよいのですが、あえて練習の時間をとることで、
重要なことであると、少しは頭の中のどこかに残るのではないかな。
次回は、簡単なサンプル文書を持参して、試してみようと思います。


それから、マウスの持ち方も気になりました。
講座の最初にマウスの持ち方・動かし方を練習して、何度も注意をしたにもかかわらず、
講座が進んでくると、どうしてもマウスを2本指でつまんで持つ方が
ぽつぽつ出てきます

操作はゆっくり確実に。
最初のうちは、操作前に毎回「マウスを真直ぐ持って始めます」というような言葉を
添えていけば、受講生の耳に残っていくかしら。


初心者向けの講習会では、学ぶことが多いです。
また次回につなげていきたいです。

Word基礎・応用講座-終了

2007年04月26日 | IT講習
自治体のIT講習会。
Wordの基礎を先週6時間、応用を今日6時間行いました。
基礎と応用は別講座として応募者を募っています。
基礎が受講生7名、応用は5名でした。
サブは付かず、こじんまりと楽しく講座を進めました。
平均年齢は、30代~60代くらい。

IT講習会としては、応用編の内容のレベルも高く、ここの地区の
方はラッキーだなぁって思います。

基礎編と応用編、同じ受講生が応募なさったので、受講生同士も
だいぶ仲良くなってきたご様子で、休み時間などに楽しくお話なさっています。
そういう光景を見ていると、なんだかとてもうれしい

初めてWordを触った皆さんですが、
この応用までの12時間の講習で、力がぐんと上がっていることを
感じられて、これもまた、嬉しいことです。

そんな皆さんのご様子をみていて、1人の人を最初からずっと
サポートしていくような仕事は、やっぱり楽しいな・・・と感じました。
以前していたPCスクールでの仕事を思い出して、ちょっとばかり
懐かしい気持ちにもなったひと時でした。


最近、「楽しい講座」を目指しています。
受講生の皆様に、楽しんでリラックスして、力をつけていってほしい。
講座後にとるアンケートに「楽しかった!」というコメントを
思わず書きたくなるような、そんな講座をしていきたいなぁ。

あと、現在の課題は、「最後まで集中力が持つ講習を行うこと」です。
今回のような、6時間の講座の場合、午前3時間は集中力が持ちますが、
午後3時間は、人により集中力が落ちてきます。
この午後の時間のカリキュラムの組み方を、現在試行錯誤しています。


今回の会場は、自宅から遠いので通うのがちょっと大変なのですが、
少人数でのんびりした講習会なので、細く長く続けていければと思います。

それにしても、6時間の講座は足にきます
今日は足が痛くて痛くて、帰り道が大変でした。
対策を考えなえば。。。

さて。この会場での仕事は、次は来月にあります。
次回がまた楽しみです

Excel入門講座-1月終了

2007年01月14日 | IT講習
土日、区のIT講習・Excel入門講座が無事終了しました。
受講生は22名、年齢層は50代~80代が中心でした。
男性の参加が多かったです。
サブの先生が2名つきます。


最近、Excelの講座の申し込み数が増えている様子です。
今回の講座も、希望者数が多く抽選が行われたとのこと。
区民のITスキルが少しずつ上がってきているのでしょうか。
このごろ、PC入門の講座の申込者数が減少傾向で、Excelの講座や
中・上級の講座を希望する声も多く聞かれます。
高度な講座があれば、受講生にとっては嬉しいことなのでしょうが、
さすがに無料で開講しているような区主催の講習会では
そこまで望めないだろうなぁ


毎回この区の講習会では、最後の受講後アンケートに1名くらい
「声が聞こえにくかった」との記述がでてきます。
原因を考えてみたところ、自分のしゃべり方の強弱に差がありすぎるような気がして、
このごろはあまり強弱に差が出ないよう意識してしゃべってみています。
その効果がでてきたためなのかはわかりませんが、
今回の講座のアンケートには、「聞こえ難かった」という意見は
出てきませんでした。
偶然かもしれませんが、今回はそのことにホッとしています。

それと、最初に「広い教室なので、聞こえにくい場合はおっしゃってください」
とお伝えしておいたのもよかったのかもしれません。
一言講師から「遠慮なく言ってくださいね」とアナウンスすることで
もし聞こえなかった場合も、講師に言いやすくなるのかな、と。
言っていいものかどうなのか、迷いながら「聞こえないなー」というストレスを
抱えて講座を受講するのって疲れますものね


個別講習の際のしゃべり方と、集合形式の講座のしゃべり方、
これは意識して区別して行う必要があると感じています。
集合の場合の声の出し方、どういう点に気をつけると
より皆さんが受講しやすくなるのか、それを今模索中です。

今月、次はホームページ作成講座が控えています。
頑張るぞー☆

カレンダー作成講座-12月終了

2007年01月11日 | IT講習
昨年の話になってしまいますが、ヒヤヒヤしていたカレンダー作成講座、無事終了しました。

初心者対象のクラスで、内容が難しいということで進め方に悩まされていました

難しいところを飛ばして、簡単な部分だけを行っていくか、
それともきちんと順番に進めていくか。

時間的に余裕があまりなかったということもあり、今回は、逆に
簡単なところは飛ばし、難しい部分を重点的に行おうという方法で進めてみました。

講座の最中に「できた」「自分にもできそうだ」という達成感は必要ですが、
今回の受講生は、"家に帰ってもテキストを見て自分でできるようになりたい"という
意識の強い方が多かったので、
難しい部分は飛ばすことでテキストが消化できず終わるよりも、
講座内で「できない部分がなくなった」という安心感をお感じいただくことのほうを
優先したほうが良いのではないかと思ったのです。

最後にいただく、無記名の受講後アンケートに目を通して、
そのようにしてよかったと思いました。

万年カレンダーで使用した関数等、難しくお感じになったようですが、
その”難しさ”を受講生の皆様は、思った以上に楽しんでくださったご様子でした。
Excelは初めて触った方々でしたが、次回のExcel入門の講座の参加に前向きになってくださった方も多く、また
書店でExcel関数の本を購入なさったという方もいらっしゃいました。

自分自身が初めてExcelの関数に触れたとき、あまりの難解さに
投げ出した経験があるので、今回の受講生の皆様の前向きな姿勢には
本当に頭の下がる思いです。
そして、この講座を通して、Excelやパソコンに楽しさを感じてくださったということが
何よりも嬉しかったです


今回の経験を通して感じたのは、IT講習というと、
最低限のPCスキルをつけるというのが目的でしたが、
これからは、若干高度な講座を行っても良いのではないだろうかということです。

自治体主催のIT講習会というのは、大抵のものが初心者対象ということで
あまり高度な内容のものがありません。
このごろ、ある会社で講座管理の仕事にも触れることがあるのですが、
最近では以前人気のあったWord入門の講座への申込が減り、難しいと敬遠されていた
Excelの講座への申込が激増しています。

パソコンユーザーのスキルが若干あがってきているのでしょうか。
もしくは、職場でExcelが使われることが多いのでしょうか。
そのあたりはよくわかりませんが、だんだん、高度な内容の講座への要望が
増えていることは確かな様子です。

でも、その要望に答えていくとなると、
IT講習の本来の目的とは離れてしまうのかなぁ。。



今回の経験を通して、高度な内容を初心者の方に、いかにわかりやすく理解していただき、
同時に力をつけていただくか。
どう進め、どう説明をすればそれができるのか。
そういうったことも考え、講座を工夫していきたいと思いました。

流すべきか流さざるべきか

2006年12月21日 | IT講習
現在、区のIT講習会で”カレンダー作成講座”のメインの仕事を
担当しています。

先月も別の区で行った講座です。
この講座の中では、いくつかのソフトでのカレンダー作成を行いますが、
一番の難関はExcelを使用した万年カレンダーの作成です。

今回の受講生の年齢層は30代から70代。人数は9名と少数です。
全員Excelを今まで触ったことがありません。
そのような皆さんに、日付関数をフル活用して行うようなカレンダー作成をインストします。
ある程度Excelの下地のある方々にインストラクションを行うのなら
とても興味深く面白い内容なので楽しく気楽にインストすることもできますが、
全くExcelを触ったこともない方々ばかりの今回、
どうすれば理解していただけるだろうかと、それがなかなか至難の業で、
毎回2時間の講座の下準備に一週間かけています


講座の担当の方や、他のインストに進め方を相談したところ、
関数について全てを説明しても受講生は混乱するだけだから、
”なぜそうなるか”ということは置いておいて、とにかく関数を入力させる・・・
つまり「なるものはなる」ということで流してよいのはないかとも言われます。
また、難しい部分は飛ばして完成図の書式を装飾する程度で良いのでは、とも
アドバイスをいただきました。

しかし、この講座はIT講習といっても受講料は結構な額をいただいています。
その内容だけの料金をいただいているのに、難しいところだけを流して
行うというのも悪いことをしているような気がしています。
それにテキストを配られたからには、受講生もその内容をできるようになりたいと
思うのではないかとも思うのです。

Excel部分の進め方、悩んでいましたが、
やっぱりテキストに載っていることを一通り全て行うことに決めました。
関数やシリアル値についてもお話することにします。

皆さんがどこまで理解できるか、また操作についてこられるかどうかは
やってみなければわからないので不安はありますが、
難しいことでも実際に操作をしてみて、Excelの面白さや不思議さを
少しでも実感していただきたいのです。


本当は流して行ったほうがよいのかな、、、と頭の片隅にまだ
迷いが少し残っています。
全部行うことが良いことなのかどうかもわかりませんが、
受講生の皆様に、毎回の講座を楽しんでいただいて、
前向きな気持ちを持ち帰っていただきたいと思います。
そのような講座にしていけるよう、がんばります☆


エクセル入門講座-2

2006年12月11日 | IT講習
区のエクセル入門講座第二回目でした。
本日は、エクセルの書式設定と作表をメインに行いました。


今回、集合形式の講座でも、集合と個別をあわせたような講座をしてみています。
今日は3時間の講座、最初の半分を集合形式で全員で操作を行いました。
あとの後半は作表のプリントを配布し、完成図を見ながらそれを作ることを目標に
個々のペースで進めていただきました。
演習の時間は個別形式の講座ということで、巡回しながら随時質疑応答にまわります。

集合形式の講座を行っていて、受講生の方々からよく出るセリフが
「そのときは理解したつもりになるんだけれど、自分でやるとちっともできない」
というものです。

確かに短い時間の講座では、なかなか"自分でできる"というところまで
繰り返しトレーニングすることは難しいです。

だからこそ、なるべく講習会の中で皆さんに自分の力で試行錯誤していただく
時間を作りたいです。
教室で色々失敗していただいて、家ではその経験が生かせるように。
そして、せっかく集合形式ということで、沢山の受講生がいらっしゃいますので、
質問や疑問を共有していただきたい。

お隣の方が試行錯誤していることにも興味を持っていただいて、
楽しみながら技術を習得していけるような、そんな教室の雰囲気になっていけば
いいなぁ・・・と思います。


今日は演習の時間、活発に質問と気付きの声があがりました
インストラクタがアドバイスする前に、受講生自身の口から
まさに今言おうと思っていたセリフを聞けるって、嬉しいことです。
「お、気付いてくださったのね!すばらしいわ☆」と、
こころの中で、ひそかに感動

作表、皆さんお上手にできていました。
来週までこの感覚を忘れずにいてくだされば良いのですが、どうかしら?
忘れては思い出しの繰り返しで、少しずつでも「できるようになっている」という
感覚を感じていただければと思います。

次回は計算式と関数に入ります。
基礎の講座は毎回がヤマです。基礎こそ大切。
楽しく進めていきたいです♪

エクセル入門講座-1

2006年12月09日 | IT講習
先週から、区のIT講習会で、エクセル入門講座が始まりました。
ここの区はIT講習とは言っても有料です。

受講生は17名。平均年齢は20代~60代くらいかな?
サブの先生が2名つきます。

トータル12時間でエクセルの基礎を学びます。
今回は年齢の開きがあります。
あまりゆっくりと高齢者向けの説明をしていると、若い方々が飽きてしまいます。
特に有料講座ですので、その辺は気をつける必要があります。

このように高齢者と若年者という受講生の年齢に開きがあるような場合は
講座の中でプラスアルファとしてショートカットキーのご紹介をしています。
受講生全員が若年層で吸収が早ければ、ちょっと難しいマメ知識をご紹介しても
良いのですが、高齢の方々が多くいらっしゃる場合はそれがかえって
やる気を損ねる危険もあります。

そのようなときに、すぐに使えて、また、メモしておけば後でゆっくり試せる
ショートカットキーをご紹介すると、皆さん「便利♪」と楽しんでくださいます。

+++

最近"入門"の講座を行う時には、以下の3点だけをとにかく癖付けていただこうと
思っています。

 ●ソフトを起動して最初に見るのはIMEツールバーの入力モード
 ●操作前には必ずマウスポインタの形に注目する
 ●操作前には、どこが選択されているかを確認する

コマンド操作やメニューの内容を覚えることよりも、
この3点を抑えることが一番大事かなぁ・・・と。

初心者の方が一番恐れていることは、「自分で何をしたのかわからないけれど
ヘンなふうになってしまった」ということだと思うのです。
”何をしたのかわからない”というところがキーです。

パソコンや、あるソフトの学習を始めた時から、「今自分がどこを選択していて
これから何しているのか」ということを意識しながら操作をすることを
癖付けるだけで、このような恐さがぐんと減るのではないかと考えています。

そして案外上級者でも、上で挙げた基本の3点が押さえられていない方が多いです。
こういう方が、のちのち検定試験などで苦労することになります。


パソコンを使う際の目の動かし方。
これを今回の講座で慣れ、学んでいただければと思います。

+++++

第1回目ではエクセルの基本操作を行いました。
次回はエクセルで作表の部分に重点を置いた講座にしようと考えています。
基本の3点を意識しながら、作表の演習を沢山していただこう☆

受講生の皆様に、「エクセルって楽しい!」、そう感じていただけるような
講習会にしていきたいです


+++++
■関連記事
*「デスクトップから動けない生徒さん」(「OAインストラクターのオントオフ」過去記事)

カレンダー作成講座・11月終了

2006年11月20日 | IT講習
この土日は、区のIT講習でした。
1カ月半ぶりくらいのメイン講師の仕事です。
少々緊張しましたが、無事終了しました。

受講生は18名。平均年齢は60~70代。
サブの先生が2人つきます。
計10時間で、3つのソフトを使い、
それぞれのソフトでのカレンダーの作成方法を学ぶ講座でした。

ひとつめのソフトが、カレンダー作成のフリーソフト、
あとはWord、Excelを使用しました。


今回のネックが、Excelを使った卓上カレンダーの作成です。
カレンダー作成講座のテキストが今回から新しくなったのですが、
それに伴い、内容が少々高度になりました。
1枚のワークシートに12ヶ月分、所謂「万年カレンダー」を作成します。
日付関数を使用します。

日付の関数というと、Excelの中級~上級レベルの学習内容となります。
そんななか、受講生はExcelを初めて触るという方が半数以上。
どのように皆様に理解していただこうかと、ぎりぎりまで思案していました。

いつか記事にしたことがありますが、
一般に難しいと言われる内容をインストラクションする際、
それを伝えるインストラクタが
「ここは難しい部分だから、この受講生には無理だろう」という先入観を持つのは
よくないと考えています。
受講生よりもインストラクタが先に諦めてしまっては、それでおしまいです。

難しい内容のものであっても、初歩からゆっくりポイントをおさえて、
順番にお伝えすれば、ある程度理解していただけると感じています。
そして、楽しく楽しくお伝えすることも大切です

今回はシリアル値WEEKDAY関数については2時間たっぷりとって進めました。
途中で挫折する方が出てはいけないと、ドキドキしていましたが、
皆さん前向きに取り組んでくださって一安心

最終日、シリアル値や日付関数に興味を持ってくださった方も数名いらっしゃって
嬉しかったです♪


一方、今回の講座で自分自身の課題も見えました。
万年カレンダーでは関数を組み合わせて日付を算出するのですが、
もっと理解しやすい説明手順があったのではないかと反省をしています。
次回また来月、別の区で同じ講座をするのですが、この部分の説明手順と方法を
練ってみようと思っています。
大きな考え方の流れをご説明してから、細部に目を移した方がよかったかな・・と。

あともう一つの課題は、声の大きさです。
ここ数回の講座で、毎回最後のアンケートに「声がきれいで聞きやすい」という
ご意見をいただきます。
それはとても嬉しいことなのですが、それと同時に「声が聞こえにくかった」という
意見が1・2名ほどあります。

今回の講座でのしゃべりを振り返ってみると、どうも自分は
通る声で説明している部分と、声が小さくなる部分とがあると感じました。
次は声の大きさ、トーンを落としても後ろまで通るように、
意識して行おうと思います。

++++++++++++

■関連記事
*「インストが先に諦めるなかれ」(「OAインストラクターのオンとオフ」過去記事)


はじめてのパソコン講習-9月終了

2006年09月28日 | IT講習
区が主催する講座「はじめてのパソコン講習」、9月の講座が終了しました。
この区では、初心者向けの講座の応募者数がだんだん減っているそうです。

今回の受講生はなんと5名!
メインが1人で充分な人数なのですが、なぜか決まりだということで
サブの先生が2名もつきます。
サブの先生、あまりやることなくて申し訳ない気持ちも。

年齢層は40代から80代の方が集りました。
少人数でしたので、のんびり楽しく進めました。


80代の男性生徒さん。
パソコンに触るのは初めてということでしたが、とても熱心に
テキストを復習していらっしゃいます。
講座中も、疑問点や納得できない点があると、いきなり発言なさいます

高齢の、特に男性の場合に多い気がするのですが、”最初の思い込み”が激しくて、
なかなかこちらの説明を理解してくださらないケースが多いです。
「こうなるはずだ」という思い込みがあるので、そのセオリーで操作できないとき、
ちょっと不満げな口調で発言なさいます。

口調が少々強いので、周りの受講生はドキドキした面持ちで
その生徒さんに注目します。


こんな方にも慣れました
個別講習をしていると、こういう方は多いです。
このような方は、とにかく自分が考えていることを伝えたい、
わかってもらいたいという気持ちが強いのでは、と考えています。
とにかく、疑問に感じてらっしゃることを全てしゃべっていただくことが
大切です。

このときインストは、途中で話をさえぎらないように注意が必要です。
こんなとき、「そうですか」ではなくて「そうですね」「そうなのですね」という相槌が
よいクッションになるように感じています。

そして、そのような考えもあるのだと、ご本人のおっしゃることを一度
肯定することで、次のインストの話を受け入れていただいやすくなると
今までの経験で感じています

そんなやりとりが毎回の講座で続きました。
だんだん他の受講生の方も、その80代の男性の発言に興味を感じて
きてくださったらしくて、最終日は他の方からも発言が出て
教室の雰囲気が和んできて、嬉しく感じました

+++

今回はその方から今まで気付かなかった点を教えていただきました。

インターネットのキーワード検索の説明の部分。
講座の中で、例えば「タイヤはなぜ黒いのか調べてみましょう。」
というような形で、いくつか例を挙げて検索練習をしてみました。

それを通して、”キーワード検索”というものが、
初心者の方にとっては思いのほか難しいものなのだと知らされました。
自分が調べたい内容の答えを引き出すには何と検索欄に入力すればよいのか。
その発想がなかなかうまくいかない様子でした。

また、”キーワード”というものがよくわかっていない様子で、
調べたい事柄を全部文章で検索欄に入力しようとする方もいらっしゃいます。
あとは、ひたすら最後に「?」をつければ検索できるのだと思っている方も。

それで、ああ、キーワードの意味をしっかり掴んでいただく必要があるな・・
と、気付かされました。

初心者向けインターネットの講座では、
自分で調べたいことをまずは文章で紙に書き、そこからキーワードを
しぼっていく・・・。この作業を入れるとよいのではないかと思いました。

”使い方”を単に説明し、テキストどおりに操作するだけではなくて、
受講生が家に帰ってからそれを活用できるような、そんな内容の講座に
したいと考えています。

初心者向けの講座では特に、操作をお伝えすることよりも、
「考える道筋」また「パソコンの画面を見るときの目の移し方」という点を
重視してトレーニングできるようなカリキュラムを考えると
より充実した講座ができるのではないかしら。と、
そんなことを感じています。

次回また同じ内容の講座を行うときには、その点を考えて、
またカリキュラムを練ってみたいと考えています

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写真は、以前サブで仕事をしていたときに、
受講生の方からいただいたアクセサリーです。
仕事前に元気が出ないときに、ぎゅっと握って深呼吸をして、
元気をもらっています


パソコントラブル対応講座-終了

2006年09月27日 | IT講習
区の「パソコントラブル対応講座」(IT講習)が終了しました。

今回の区では、区主催のIT講習ですが、6000円~8000円の受講料をとります。
受講者数は10名と少なめ。レベルは中級ということでしたが、
初級と思われる方が多かったです。
年齢層は30代~70代。サブの先生が2人つきます。

2時間×全4回で、WindowsXP・インターネット・電子メール・セキュリティについての
トラブル対応についての一問一答形式のテキストを進めます。
テキストには「パソコンの電源が入らない場合はどのようにすればよいか?」など
よくある質問がQ&A形式で掲載されています。


この講座を担当するのは、今回が初めてでした。
WordやExcelのように、積み重ねの内容ではなく、一問一答形式の
単発の内容が合わさった内容でしたので、どのように進めようか
直前まで迷っていました。
内容にストーリーがないので、どう説明していってよいかなかなか想像がつかなかったのです。

親しいインストラクタの方にも相談にのっていただいた中で、
今回、とってみた案は以下のものです。

◆実際にそのトラブルを再現する
 できる物に関しては、実際に再現してみました。
 受講生にとっては、わざと間違った操作をするということが
 新鮮だった様子でした。

◆受講生に動いていただく
 LANケーブルの接続の確認など、積極的に
 受講生に席を移動して動いていただきながら
 トラブルが発生した際にとる行動を実際に行っていただきました。

◆受講生に問いかけを多くする
 ”パソコントラブル”に遭遇したことのない方には想像のつかないような
 内容のものもテキストにありましたので、ひとつひとつのトラブルの例を、
 受講生に問いかけをして、実際に遭遇した方にその際どのような対応をしたか
 ご意見を伺いながら進めました。
 そのトラブルを体験したことのない受講生にも、
 「そいういうことが実際にあるんだ」ということを少しでも
 身近に感じていただければと思いました。

◆会話を大切にする
 トラブルが発生した際に何をすればよいのか。そしてどこを確認すればよいのか。
 それを、受講生と話し合いながら、意見交換をするという形を
 とってみました。
 頭を使っていただこうという狙いがあります。


この講座では、「トラブルを受講生全員が共有する」ということがキーになると
感じました。
実際にトラブルを体験したことのある方とそうでない方では
その内容への入り込み方が全く違ってきます。
経験の無い方に、どれだけ未知のトラブルを身近に感じていただくか。
それがポイントだったかな、と。

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講座の内容上、質問が非常に活発に出ました。
今まで気付かなかったような内容も質問に挙がって、新しい発見がありました。

XPのSP1とSP2での違いを、もう一度総ざらいしておく必要があると感じています。
例えばOutlook Expressのセキュリティの設定で、[オプション]ダイアログボックスの中にある
[ウイルスの可能性のある添付ファイルを開いたり保存したりしない]という項目、
XPのSP2だと、ここにチェックが入っていても添付ファイルが開いてしまいます。
皆さんは御存知でしたか??
私は今回の講座で初めて気付きました

このような細かい部分の相違がちょこちょこあります。
バージョンが変わっていくごとに、相違点のチェックが必要ですね。

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そして、今回の講座で感じた今後の課題。

教室の電気を消しても明るい教室の場合、
スクリーンの映像が非常に薄く、受講生全員に操作が伝わりづらいことを
痛感しました。
このような環境の場合、どのようにすれば受講生に伝わりやすくなるか考えたのですが、
なかなか難しいです。

画面の中でマウスポインタを使って操作対象のアイコンを指し示すのではなく、
差し棒を使って指し示したほうがわかりやすいのかしら・・・と、
最終日にして思いました。

最終日の今日は左手でパソコンを操作しながら、右手に差し棒を持って、
プロジェクタを指し示しながら操作と同時進行で差し棒を使ってみました。
結構よさそうでしたので、両手使いの説明、ちょっと練習してみようと思います。

ワード+エクセル入門講座

2006年09月11日 | IT講習
この土日は区のIT講習、『ワード+エクセル入門講座』ということで1つの講座で
2つのソフトを学習するという、入門講座でした。

ワード5時間、エクセル5時間の計10時間で行います。
受講生は23名。年齢層は40代~60代と、IT講習では比較的若めでした。
サブの先生が2名つきます。

10時間でワード・エクセルの2冊のテキストをこなすのは
なかなか至難の業です。
短い時間で、2冊というボリュームのあるテキストをどのように活用するか。
これが今回の難しい点でした。

今回のような時間の短い講座では、”講座の目的”を明確にしてカリキュラムを
立てることが重要だと強く思いました。

例えば、「ワードとエクセル、両方のテキストを行うのだから、
両方のソフトを”ある程度使いこなせる”力をつけるような講座にしよう」という考えで
講座を組み立てたら、とても10時間では終わりません。

インストラクタの気持ちとしては、もしかしたら、あれもこれも、
お伝えしたいこと、お伝えした方がよいと思われることはたくさんあるかもしれません。
しかし、果たして、これを全てお伝えすることが受講生のためになるかと考えると、
必ずしもそうでないこともあるのだと感じています。

限られた時間の中で、何をしゃべって、何を省いていくか。
講座の目的に合わせて臨機応変に取捨選択していく必要があります。
取捨選択する勇気も必要です。

一番重要なのは、「全てを伝えること」ではなく、
「受講生皆さんに理解していただくこと」です。
テキストのボリュームと与えられた時間。そのなかで
何をピックアップして、どのような視点で講座を進めるのが一番受講生にとって
よいのか。それを最優先に考える必要があると、今回の講座を通して感じました。

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考えた結果、今回の講座の目的は
WordとExcelの共通点と相違点を比較しながら、初歩操作を習得する
という点にしぼりました。
せっかくWordとExcelを同じ一つの講座で扱うのですから、
2つのソフトを関連付けながらの操作を行うのがよいかな・・・と。
そして、必ずおさえておかなければいけないポイント数個に焦点をしぼって
何度も何度もループループで繰り返しお伝えしました。

そして「今回の講座の目的は入力することではありません、操作を覚えることです。」
「入力が不安な方も、気軽~に楽しんで取り組んでください♪」
意識してこのセリフを受講生の皆様に投げかけてみました。


☆初日にExcelを5時間。
  Excelの概要・入力・作表・計算・関数・グラフ。
☆2日目にWordを5時間。
  2時間でWordの概要とビジネス文書、2時間でポップチラシ、1時間で演習。

操作を覚えることに目的をおくことで、受講生の方々も、入力に気をとられず
していただけたように感じています。
また、最後の1時間を演習時間にして、そのときに
講座で扱った文書を0から作成していただくということを
最初にお伝えしておいたのも良かったと後から思いました。
”後で実際に自分で文書を作るんだ!”と意識することで、講座の取り組み方も
変わってきます。


今回は無事にカリキュラムどおりに進めることができました。
サブの先生のナイスフォローのおかげです
最後の1時間の演習は個別形式で、教室を私とサブの先生3名でぐるぐる回りながら
文書作成の個別指導していきました。
この演習の時間をとって正解だったと感じています。
受講生の皆様、自力で文書を作成するという操作を通して、ご自身に足りない部分と
また、力が付いた部分を確認していただけたご様子。
「たのしくて、もっとやりたいです」との声をいただいてうれしかたです。


次回、同じ講座を担当するときには、今回のカリキュラムをベースに、反省点を
また加えていこうと考えています。

今回は、もう少し高いレベルの内容も欲しかったとの声がありました。
難しくならない程度のマメ知識やプラスアルファも次回はつけたしていきたいです。

また、ExcelやWordではもっともっと色々なことができると、いうことを伝えるために、
いくつか応用・上級操作まで入ったサンプルをプリントアウトして
皆さんが見られるところに置いておこうと思います。

Wordでできること、Excelでできることは、まだまだた~くさんあるんですよ♪
という楽しさを、受講した皆様に感じていただき、次につなげていってくだされば
と思います。


今回はほのぼのムードで私も楽しく講座を終了することができました
来週は同じ区で、別の講座のサブをします。楽しみだな♪