■余談■
寒さが厳しいですね。
日本列島、東京以外は雪の被害が大きいとのこと。
皆様、お体を大切になさってください。
以前、友人数人に私のブログは専門的でわけがわからないという指摘を
いただいたので、専門用語(?)にはOfficeのヘルプへのリンクを貼ってみました。
参考にしてみてください
++++++++++++
少し前のエピソードです。
当時、教室に60代の男性生徒さんがいらっしゃいました。
この方も、営業の都合上(?)応用までコースに入っていました。
Word基礎編でもアップアップしていたので、応用に入った時は大変でした。
ご本人は前向きに理解なさろうと取り組んでらっしゃるのですが、
なかなか理解できないのです。
特にWordでも、長文作成に関連するアウトライン機能・目次作成・索引作成・要約の作成・・・という機能は
若い方でもなかなか理解しにくいところです。
さて、その生徒さんが応用の山場、「アウトライン機能」へ入る時、あるインストラクタがその生徒さんに言いました。
「ここは難しいところなので、さらっと流していきましょう」と。
そのとき生徒さんは「ああ、そうですか」という感じで別段変わった表情も見せなかったのですが、
私はちょっと気になりました。
なぜかというと、アウトライン機能を最初にきちんと頭に入れていなければ、
その後に出てくる長文作成の機能を学習するときに、さらに辛くなってしまうのです。
理解をすることが難しい方だからこそ、丁寧にゆっくり進めるべきなのではないかと。
前向きな生徒さんでしたし、こちらの姿勢次第で、がんばっていただけると思っていました。
そうしたら、案の定、目次作成・索引作成・・・あたりで躓いてしまって、
何がなんだかわからない状態で進めることになってしまいました。
何をやっているのかわからないまま進めるというのは、あってはならないことです。
私はそこでいったん長文作成の基礎に戻って再確認することをオススメして
復習ということで再度、アウトラインの基礎をレッスンしました。
本当ゆっくりでしたが、一生懸命理解なさろうと努力してらして、
ちょっとずつちょっとずつ、前へ進むことができるようになりました。
その生徒さんはその後Excelに入ったのですが、
Excelの自動集計の部分でアウトラインが出てきた時に、
「これは、Wordの応用でもやりましたね。それと同じですね」とおっしゃいました。
そのときに、Wordで学んだことが生きているな、と思って嬉しく感じたことがありました。
今回私が一番強調したいことは、
インストラクタが生徒さんよりも先に諦めるようなことは、してはいけないということです。
インストが諦めたレッスンをすれば、生徒さんはそこまでの実力で止まってしまいます。
たとえ高齢の方であっても、応用編までコースで学習なさるかたは、
営業の勧めがあったからとはいえ、ご自分も応用レベルまで身につけたいと思って通ってらっしゃるはずです。
そのご希望と可能性を、インストラクタの勝手な判断で断ち切るようなことは×だと思うのです。
確かに、理解が難しい方にインストするのは手がかかり大変だという事情もあるのでしょうが、
そのような方にどう伝えていくか、どうスキルアップしていただくか・・・ということも、
私たちインストラクタの任務だと思います。
寒さが厳しいですね。
日本列島、東京以外は雪の被害が大きいとのこと。
皆様、お体を大切になさってください。
以前、友人数人に私のブログは専門的でわけがわからないという指摘を
いただいたので、専門用語(?)にはOfficeのヘルプへのリンクを貼ってみました。
参考にしてみてください
++++++++++++
少し前のエピソードです。
当時、教室に60代の男性生徒さんがいらっしゃいました。
この方も、営業の都合上(?)応用までコースに入っていました。
Word基礎編でもアップアップしていたので、応用に入った時は大変でした。
ご本人は前向きに理解なさろうと取り組んでらっしゃるのですが、
なかなか理解できないのです。
特にWordでも、長文作成に関連するアウトライン機能・目次作成・索引作成・要約の作成・・・という機能は
若い方でもなかなか理解しにくいところです。
さて、その生徒さんが応用の山場、「アウトライン機能」へ入る時、あるインストラクタがその生徒さんに言いました。
「ここは難しいところなので、さらっと流していきましょう」と。
そのとき生徒さんは「ああ、そうですか」という感じで別段変わった表情も見せなかったのですが、
私はちょっと気になりました。
なぜかというと、アウトライン機能を最初にきちんと頭に入れていなければ、
その後に出てくる長文作成の機能を学習するときに、さらに辛くなってしまうのです。
理解をすることが難しい方だからこそ、丁寧にゆっくり進めるべきなのではないかと。
前向きな生徒さんでしたし、こちらの姿勢次第で、がんばっていただけると思っていました。
そうしたら、案の定、目次作成・索引作成・・・あたりで躓いてしまって、
何がなんだかわからない状態で進めることになってしまいました。
何をやっているのかわからないまま進めるというのは、あってはならないことです。
私はそこでいったん長文作成の基礎に戻って再確認することをオススメして
復習ということで再度、アウトラインの基礎をレッスンしました。
本当ゆっくりでしたが、一生懸命理解なさろうと努力してらして、
ちょっとずつちょっとずつ、前へ進むことができるようになりました。
その生徒さんはその後Excelに入ったのですが、
Excelの自動集計の部分でアウトラインが出てきた時に、
「これは、Wordの応用でもやりましたね。それと同じですね」とおっしゃいました。
そのときに、Wordで学んだことが生きているな、と思って嬉しく感じたことがありました。
今回私が一番強調したいことは、
インストラクタが生徒さんよりも先に諦めるようなことは、してはいけないということです。
インストが諦めたレッスンをすれば、生徒さんはそこまでの実力で止まってしまいます。
たとえ高齢の方であっても、応用編までコースで学習なさるかたは、
営業の勧めがあったからとはいえ、ご自分も応用レベルまで身につけたいと思って通ってらっしゃるはずです。
そのご希望と可能性を、インストラクタの勝手な判断で断ち切るようなことは×だと思うのです。
確かに、理解が難しい方にインストするのは手がかかり大変だという事情もあるのでしょうが、
そのような方にどう伝えていくか、どうスキルアップしていただくか・・・ということも、
私たちインストラクタの任務だと思います。
これは生徒に聞こえましたか?内心気分が悪いでしょうね。
やっとお訪ねすることが出来ました。
扱うテーマは違うものの、似ているお仕事をしていらしたのですね。
さて・・・。
人は、期待した分だけ成長する
と私は思っております。
その期待をお相手に伝えるか否かは、その方のタイプにもよりますが。
わが子に対しては、期待ではなく希望を持ち続けることを意識しています。
というのも、つい過剰な期待をしてしまいがちですので。
教えることは、学ぶこと!
共に研鑽を積んでまいりませう。
また遊びに参りますね。
確かに言われてみると、コマ数の決まった講座などでは、流してください・・と言わざるを得ない状況になるのかもしれませんね。
集合形式だと、うちのような月謝制とはまた全く違う進め方になるのでしょうね。
参考になります。
決められた時間の中で、決められたカリキュラムをこなしていく。。。さらに生徒さんにも力をつけていただかなければならない・・・となると、とても難しそうですね。
インストとしてやりたいことと、カリキュラム的に手が回らないところの調整が、一番難しそうだなぁ、と想像します。
>これは生徒に聞こえましたか?内心気分が悪いでしょうね。
記事のインストラクタは、レッスン中にその生徒さんに向かってその言葉を投げかけたのです。
私は控え室でお茶を飲んでいて、耳に入りました
その生徒さんもとてもよい方だったので(?)特に何も気になさらず、そのまますすめていたようです。
嬉しいです。
いとうさんのブログには先日偶然出会いましたが、とても暖かくて前向きな記事に元気付けられました。
>人は、期待した分だけ成長する
>と私は思っております。
なるほど・・・、と思いました。
私なぞは期待されるとかえってプレッシャーでだめになるタチなのですが、
前日記事にした中学生の生徒さんは、こちらの期待にこたえようと一生懸命勉強なさっています。
上手に期待していることをお伝えできればと思います。
ぜひ、また遊びにいらしてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
実際には、その人に合わせることで、何とかしています。
興味の湧き方次第では、少し戻ることは大切ですね。
決め付けはいけませんね
「流しましょう」と言われれば、そんなに重要じゃない、よく使うようなものではない、と解釈するんじゃないでしょうか。別にその人が良い人悪い人ではなく・・・
学校の授業でも先生が流すところはテストに出るようなところじゃないわけですし。
だから、「覚えておくとちょっと尊敬される」上級機能ならともかく、応用とはいえよく使う機能で、高齢だからと流すんだったら、どうなのって思いますね・・・
けど実際、先生(インストラクター)は、流すように教えていることが多いです、私の教室の場合。
ワードなら、「このボタンを使うと、文字が大きくなるんですよ~」と教えられて、あら素敵♪で終わるわけですけど、エクセルの場合だと「ここではこのボタン、じゃあ次これ」と言われても、どうしてそれを使うの?となってしまうことが多いです、実際私の場合。
でも20代半ばの先生、進めることで必死なんだろうなぁと思って(笑)ベテラン先生なら、私が??な顔をしてれば説明を詳しくしてくれるものですが、そうはいかない先生の場合だと、こっちも言われるがままにやっておいて、あとで自分で考えたりしてます。。。
個別指導っていっても、そんなもんですね。。。
shienaさんは毎回、素敵です(//∇//)
間隔をあけてくる方や、高齢の方など。
戻る時のセリフにも気を遣います。
ついつい決め付けでインストしてしまっていることってありますよね。
自分のことを振り返ってみると、そういうことありそうです。
気付けるだけの余裕を持ちたいです。
そうですね、インストの口から「流しましょう」と言われたら、生徒としてはそれほど気にとめずに進めるのでしょうね。
桜さんのおっしゃるように、流しても問題ないところと、流しちゃまずいところがあると、私も思っています。「最初から理解できないだろう」と決め付けてかかるのはよろしくないですよね。。
>個別指導っていっても、そんなもんですね。。。
桜さんの通われている教室は生徒数が多いのでしょうか。人数が多いところだと、流すようになることが多いかも。
インストラクタはテキストを持ってインストしてはいけない、というスクールもありますが、テキストを持ってでもしっかりとインストした方が良いんじゃないかなー、と私は思います。
個別指導と一言によっても、生徒数やインストラクタ人数、はたまた使用しているテキスト等々によってもだいぶ色が変わってきます。
人数の多い教室では、個別といっても受身でいては損しちゃいますね。どんどんインストをつかまえて質問ぶつけないと!桜さんも、質問魔(笑)になって、がっちり習得してくださいね