いすみ350形です。















倒れたレール(左側)

《本文》
4日午前、千葉県のいすみ市と大多喜町を結ぶいすみ鉄道の国吉駅と上総中川駅の間で走行中の列車が脱線する事故がありました。乗客100人余りにけがはありませんでしたが、いすみ鉄道は5日と6日は全線で運転を見合わせ、代行バスによる輸送を行うとしています。
いすみ鉄道によりますと4日午前8時10分ごろ、いすみ市の国吉駅と上総中川駅の間を走行していた大原発上総中野行きの列車で異音がしたため、運転士が緊急停止しました。
列車は2両編成でいずれも脱線していて、あわせて8つある車軸のうち6つがレールから外れていたということです。
当時、列車には通学中の高校生を中心に104人の乗客と運転士1人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
現場は国吉駅から西におよそ500メートルの場所で、事故を受けて国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が、車両のほか脱線した場所の手前およそ100メートルにわたってレールを調べました。
調査官によりますと、車両が停止したすぐ後ろで左側のレール1本が外側に横倒しになっていたということで、事故との関連を調べています。
西本正人鉄道事故調査官は「外観上は車両には目立った異常は確認できなかったが、今後も調査を続け原因を明らかにする」と話しました。
この事故でいすみ鉄道は4日終日、全線で運転を見合わせ、3台の代行バスを運転しています。
いすみ鉄道では5日以降、車両を移動する作業を行うことにしていて、5日と6日は運転を見合わせ、代行バスによる輸送を行うとしています。
NHKニュース
※《続報》(2024年10月7日のNHKニュースのサイトより)
同鉄道では2023年にも枕木の腐食に因る脱線事故が起きて居る為、今回の原因もそうでは無いかと言う事です。
《続報の本文》
千葉県のいすみ鉄道は先週の脱線事故の原因は枕木の腐食が一因だったとみられるとして、全線で枕木の点検などを行い、10月末の運転再開を目指すと発表しました。
千葉県のいすみ市と大多喜町を結ぶいすみ鉄道では、10月4日に列車が脱線する事故があり、その後の調査で車両が停止したすぐ後ろで左側のレール1本が外側に横倒しとなったことがわかっています。
7日、いすみ鉄道は、古竹孝一社長などが記者会見を行い、脱線が起きた区間に枕木が劣化している場所があったことを明らかにしました。
そのうえで、枕木の腐食が事故の一因だったとみられるという見方を示し、会社は今後、全線で枕木の点検などを行い、10月末の運転再開を目指すとしています。
いすみ鉄道では2013年に枕木の腐食が原因で脱線事故が起きていて、古竹社長は「利用者にはご迷惑をおかけしておわび申し上げます。安全確認が取れた状態での再開を目指すとともに、点検の頻度など安全対策についても見直しを進めたい」と述べました。


※NHKニュース②
※2025年2月23日13時42分追記















倒れたレール(左側)

《本文》
4日午前、千葉県のいすみ市と大多喜町を結ぶいすみ鉄道の国吉駅と上総中川駅の間で走行中の列車が脱線する事故がありました。乗客100人余りにけがはありませんでしたが、いすみ鉄道は5日と6日は全線で運転を見合わせ、代行バスによる輸送を行うとしています。
いすみ鉄道によりますと4日午前8時10分ごろ、いすみ市の国吉駅と上総中川駅の間を走行していた大原発上総中野行きの列車で異音がしたため、運転士が緊急停止しました。
列車は2両編成でいずれも脱線していて、あわせて8つある車軸のうち6つがレールから外れていたということです。
当時、列車には通学中の高校生を中心に104人の乗客と運転士1人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
現場は国吉駅から西におよそ500メートルの場所で、事故を受けて国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官2人が、車両のほか脱線した場所の手前およそ100メートルにわたってレールを調べました。
調査官によりますと、車両が停止したすぐ後ろで左側のレール1本が外側に横倒しになっていたということで、事故との関連を調べています。
西本正人鉄道事故調査官は「外観上は車両には目立った異常は確認できなかったが、今後も調査を続け原因を明らかにする」と話しました。
この事故でいすみ鉄道は4日終日、全線で運転を見合わせ、3台の代行バスを運転しています。
いすみ鉄道では5日以降、車両を移動する作業を行うことにしていて、5日と6日は運転を見合わせ、代行バスによる輸送を行うとしています。
NHKニュース
※《続報》(2024年10月7日のNHKニュースのサイトより)
同鉄道では2023年にも枕木の腐食に因る脱線事故が起きて居る為、今回の原因もそうでは無いかと言う事です。
《続報の本文》
千葉県のいすみ鉄道は先週の脱線事故の原因は枕木の腐食が一因だったとみられるとして、全線で枕木の点検などを行い、10月末の運転再開を目指すと発表しました。
千葉県のいすみ市と大多喜町を結ぶいすみ鉄道では、10月4日に列車が脱線する事故があり、その後の調査で車両が停止したすぐ後ろで左側のレール1本が外側に横倒しとなったことがわかっています。
7日、いすみ鉄道は、古竹孝一社長などが記者会見を行い、脱線が起きた区間に枕木が劣化している場所があったことを明らかにしました。
そのうえで、枕木の腐食が事故の一因だったとみられるという見方を示し、会社は今後、全線で枕木の点検などを行い、10月末の運転再開を目指すとしています。
いすみ鉄道では2013年に枕木の腐食が原因で脱線事故が起きていて、古竹社長は「利用者にはご迷惑をおかけしておわび申し上げます。安全確認が取れた状態での再開を目指すとともに、点検の頻度など安全対策についても見直しを進めたい」と述べました。


※NHKニュース②
※2025年2月23日13時42分追記