それでもボクはやってない スタンダード・エディション東宝このアイテムの詳細を見る |
裁判の仕組み…orz…暗澹たる気持ちになったよ。
なぜ、周防正行監督がこの問題を扱わなければならなかったのか…ということを考えていたんです。
たぶん、監督は自分の役割を認識したんじゃないかと思うんです。
誰か、社会的に影響力のある人が、何らかの形でこういう現実があるんですよと声を出さない限り、
今すぐそこにある悲劇に気づかない。
落とし穴に嵌った人しか、落とし穴の存在に気づかない。
この、ギャグのような悲劇をなんとかすべきだろう…という問題提起。
もがけばもがくほど深みに嵌る。
真実が、きめ細かい砂の底に静かに沈んでいく。
不条理映画の後味の悪さは
ある意味
人間社会で生きていくための危機察知能力が働いているということ。
不条理に嵌った場合に
いかにその窮地から脱するか…というのがテーマになる映画はホッとしますよね。
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主役のマーク・ウォールバーグと
マット・デイモンの区別がつきません…。