嘘

「嘘」

悪意のある嘘
優しい嘘

人を傷つける嘘と
相手を気遣う嘘と

どちらの嘘も重ねるうちに
真実が見えなくなってくる

最初は小さな嘘が
その嘘を守るために
また嘘ついて

雪だるまのように
大きくなっていく

やがて
なにが本当で
何が嘘か
わからなくなって

心に翳りが
心に霧が
広がってゆく

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小学生の時、母親が外出時に
友人を家に招きいれた

幼心ながらおもてなしにヨーグルトを
二人で食べた

両親からは親の不在時に絶対に友達を
家にあげちゃいけないといわれていたのに・・・

なぜか母親は帰宅後すぐに気づき
私を詰問した

「友達なんかあげてないよ！」
嘘の始まりだった。

最初の嘘を守るために
いくつもの嘘を重ねて言った

その時に母親にいわれた言葉が
「嘘をつきとおそうとすればするほど
たくさん嘘をつかなきゃならなくなるから・・
嘘はだめだよ」

といわれた・・・・

未だに嘘をつくと顔にでるらしく・・・
嘘をつくのは苦手です（＾＾；