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びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

ラトニロパヘロの旅 ⑧

2009-02-18 23:00:16 | Nepal
忘れた頃にやってくる・・・(笑)。1月10日(土)の続きです。

 ワークショップを終えてホテルに戻り、しばし休息。せっかく古都パタンに宿を取ったので、付近を散策することになりました。
 といっても私は何度も来ているので、一人別行動。ゆっくり写真を撮りながら適当に歩き回ります。そのうち写真も面倒になって、ただふらふらと、人々の生活を眺めながら歩きます。この宙ぶらりんな時間がとっても好きです。
 別行動していても、ここは狭い街。アルヴィン君にガイドされたみんなに合流。なんと私がずっと探していたココナッツビスケットをゲットしているじゃあありませんか。いえ、とくに美味しいわけじゃないんですけどはじめて来た時食べた懐かしい味なんで。これを食べるとああネパールだなって思う味です(帰宅してから6年ぶりに食べてみたけどなんだか味が落ちているような気がしました・・・思い出が美しいのか、質が落ちたのか・・・)。アルヴィン君に頼んで私の分も探してもらいました。最初から頼めばよかったわ。



 賑やかなメインストリートをウロウロ。するとアルヴィン君が自宅に招待してくれるという。どうやら近くらしい。え~っいいの?そりゃあもう、普通のおうちにお邪魔できるすばらしいチャンス!断るわけないじゃないですか!是非~とお願いすると、アルヴィン君携帯を取り出し照れくさそうにしゃべっています。あぁお母さんに連絡しているのね(笑)。ちょっとだけぶっきらぼうな様子がなんだかとっても微笑ましい。
 案内されたお宅は、ダルバールスクエアからほんとに近く。5階建てくらいのビルで、最上階以外は人に貸しているのだそうだ。お父さんは亡くなったと聞いていたけれど、ネパールでは裕福なほうじゃないでしょうか。キッチン&ダイニングは我が家の3倍はあり、調度品も揃っていてどうみても我が家より裕福そうです(笑)。壁にはアルヴィン君がタイでお坊さんの学校に行っていたときの写真がかけてあります。当然丸坊主。今のベッカムヘアーと全然違って、なんか、かわいい。
部屋の入口で迎えてくれたお母さんは優しそうでとても感じのよい方(実は私と6つぐらいしか違わない・・・)。突然の訪問でも笑顔で迎えてくれるところを見ると、彼が毎日ちゃんと報告しているからなんでしょう。タメルで迷子になったとか・・・(笑)。19の若者が一見の旅行者を自宅に招待するって日本ではありえないですよね。ほんとに素直に育ったんだなぁ、家族が仲良しなんだろうな、って感じました。
 お茶を用意してくれる間、屋上に上がってみると、パタンの街並みが一望できました。遠くには夕方のヒマラヤも!残念ながらアルヴィン君、山の名前は全然知らないみたいで、エヴェレストの方角もでたらめでした(笑)。それにしても日常でこの風景はやはり羨ましい。彼はきっとこの景色を見せようと招待してくれたんでしょうね。「マエダさんがご飯作るから置いてと言ってます」と伝えたら「いいよ~」だそうです。プチホームステイも楽しいかもしれないですね。
 ダイニングで頂いたミルクティーは甘めでとっても美味しくて、お茶請けの炒り豆も素朴で手が止まらなくなる感じ。お母さんに「アルヴィン君はとても親切でよいガイドさんですよ」と働き振りを伝えたかったのですが、それを本人に通訳させるのもねえ・・・(笑)。そのための指さし会話帳だったのにこういうときに限って持っていないのよね。残念でした。


日常の中にヒマラヤ。トレッキングで村から見るのとはまた違います。




前列左から二人目がアルヴィン君のお母さん。後列中央がお姉さん。

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