焼岳も冬がお勧め。

◆２０２２年１月９日（日）焼岳

　連休２日目はさてどこに行きましょう。Nさんが１００名山がいい、ということで焼岳をチョイス。
　冬季は中の湯旅館の駐車場を確保できないと大変なので電話して予約。テント場もそうなのだけど、こういう予約が私にはとてもストレス。そんな、何週間も先の予定なんて決められませんよ！毎週のよーに山行ってんですから！！気ままに出かけられた時代が本当に懐かしい。
　まあでも、無事予約が取れましたんで（笑）、ゲートの開く朝６時に合わせて移動。

　予報では、午前がまあまあで午後はダメみたいな感じだったんですが、準備している間にも小雪が舞う状態。これはまあ、眺望はなさそうですが、トレースもあるし、大きく崩れることはなさそうなのでのんびり準備して出発。

　登山道に入る前に、スノーシューなど装着。トレースはあまり踏み固められていないので沈むのです。前後してスキーのグループも登って行きました。今日ならまずまずの雪質かなあ。上部のハーフパイプは確かに私でも楽しかった記憶です。ああスキーもしたいな（笑）。あれもこれもいっぺんにはできないのです（笑）。





　広場に出ると、この日最初に登頂したらしい人たちとスライドしました。どうやら南峰にダイレクトに上がったようです。南峰は夏は立ち入り禁止なのですが冬はいいのかな～。私も北峰はなんどもあるけど（しかも全部積雪期）、南峰はない気がします。雪の上だからまあいいか。とりあえず行ってみることに。

　稜線まではスノーシュー。そこからはクラストしていたのでアイゼンに変更。風が冷たいですがあと少しなので頑張ります。北峰へは誰も行っていないそうで、割愛決定（笑）。だって真っ白で展望ないんだもん。頑張る気になれない（笑）。

＜なんかうっすら見えますが・・・＞


＜うっすら見えただけで歓声が＞


　南峰には特に標柱などなく（立ち入り禁止だから当然か）、GPSを頼りに探すと棒が１本掘り出されているのを発見。看板がなくなってるけど多分これがそーだローということで証拠写真を撮影。

＜自撮り上手いね（笑）＞


　一瞬視界が広くなったので、小休止してみましたが、また閉ざされたのであきらめて下山。稜線の途中でようやく回復の兆し。・・・遅いわ～（涙）。



　下山して、中の湯でくつろいでいたらすっかり晴れてジャンダルムから前穂までばっちり見えました。あーあ。これが上で見たかったな。何度見たって良いものは良いのです。ま、こういう日もあるよね。入山できただけでももうけものだしね。

　焼岳、夏に来たことがないんで偉そうなことは言えませんが、やっぱり冬がお勧めです。ツボ足でも日帰りできるし、スキーも楽しいし。