びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

なかなかM。

2018-05-07 19:32:30 | 山歩き
 GW後半は、不安定なお天気が続いたので計画が立てづらかったです。晴れても風が強いとか・・・。近くでお茶を濁そうかと思いましたが、ふと思い立ってここ数年気になっていた山に登ってみることにしました。

◆2018年5月5日 笊ヶ岳

  4:30 老平P
  6:00 広河原
  9:40 布引山
 10:50 笊ヶ岳
 16:00 P

 普通は1泊でいくらしいのですが、ヤマレコを見ると結構日帰りもされております。なので日も長くなったことだし、前日早めに移動しておけば私でも日帰りできるだろう・・・とかなり楽観的に計画(ずさんともいう)。

 駐車場には先客が1台のみ。GWなのになあ。高山は風が強いから案外登山者がいるんじゃないかと思いましたがそうでもないらしい。出発間際になってもう1台到着。

 4時半ならもう明るいのでヘッデンも不要。出だしは整備された良い道だなあと思っていましたが、すぐに本領を発揮。川沿いに遡上するのですが、ガケの中腹に道を切り出している感じ。沢を横切ると気がなかなかスリリングで、橋が落石で折れ曲がり放置されてるとか、ガレ場をトラロープでたどるとか、シャワーカーテン横切るとか、なかなかすごかったです。

<超揺れる吊り橋。序の口。>


<トラロープのザレ場。遠目には道分からず。近づけば大したことないのですが>


<暑い日には最高?のシャワーカーテンを通過>


<落石でやられるらしい・・・>


 広河原の渡渉ポイントはぎりぎりOK。もう少し水量が多かったら右往左往したかもしれません。ここで先客のテントが一張り。6時なのですでに無人。



 広河原からは文字通りの急登。特に最初は壁に思えます。雪があったら絶対いや。

 桧横手山の手前で先行者に追いつきます。桧横手山頂の看板は見つけられず。そしてここからまた急登。

 布引山の手前でがけっぷちのガレ場に出て、ここでようやく展望が開けます。



 布引山から笊山頂まではコースタイムで80分。標高差は50mくらいなので楽勝かと思ったら、がっつり200mも下って登る・・・がーん。地図をよく見とけって感じですが。しかも布引山頂からしっかり残雪で、踏み抜きがなかったから良かったですが、あったら敗退したかもしれません。細い尾根通しで行くので道は分かりますが、マーキングが少ないので不安になります。

 正午までに笊山頂に到着しなかったら引き返そうかなと思っておりましたが何とか11時前に到着。6時間半もかかりました。これをまた戻るのか・・・特に布引山までが絶望的に遠く感じます。あまりのんびりできず、出発。

<南アルプスの展望>


<証拠写真~>


<小笊の向こうに富士山>


<笊から布引山。遠い・・・>


 後続来ないな~と思っているうちに布引山に到着。どうやらテント泊の方はここで引き返したらしい。さらに下ったところでやっと新規の登山者とすれ違いました。

 急登をガンガン下り、山の神。山の神から広河原までの下りはちょっと嫌な感じです。広河原で渡渉を終えたらようやく一安心。廃屋の一軒家を越えたら後は林道を2㎞歩けばゴールです。いやーマジで超疲れた!!!

 ヴィラ雨畑のお風呂(比較的安い:550円だがイマイチかなあ・・・ぬるい)に入ったら脱力してふにゃふにゃになりました。

<イワカガミ>


 道々、1泊で来るべきだったのかたいへん悩みました。前日は家でうだうだしてたんだし。ただ、広河原から上には水場がないので、残雪期じゃないとかえってつらいかも。かといって雪が多すぎても歩きにくくて、やっぱり時間かかるし。駐車場から広河原までは距離はありますが、ほぼ水平移動で2時間かからないので、だったら軽量化して日帰りしたほうがマシかも・・・。いずれにしても、決して楽にはならなさそうだ・・・展望が開ける場所も限られており、なかなかMなコースかと思います。再訪は、当分いいです(笑)
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2 コメント

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Mとしては (Miso)
2018-05-07 22:05:09
よだれもののコースですな。登山口自体も魅力的な山の登山口の向こう側にあるのも素晴らしい。変態度満点。
魅力的だ。たまらん。

今週連れてって。
もとMなので (でし。)
2018-05-08 21:07:47
当分遠慮したいです。いってらっさいマセ。

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