長年の懸案事項であった、前穂高北尾根をHガイドの案内でようやく登れました。
有名なクラシックルート。ヴァリエーションの入門的に言われているルートなので、登ってないというと一様に驚かれます。メインは夏なんですが、夏ってあんまりガイド登山しないし、暑いし、混雑するし、といっぱい言い訳して先送りに・・・。そしたらHガイドが春に行きましょう、と言ってくれたので、やっとクリアできた、という次第です(笑)。
◆2022年4月23~24日(土日)
1日目:上高地~横尾~涸沢
2日目:涸沢~前穂高北尾根~山頂~奥明神沢~岳沢~上高地
1日目は上高地から涸沢まで移動です。横尾までは雪もなく、暑くて汗だく。微妙な天気予報のせいか、GW直前だからか、人影はまばら。
横尾からしばらく歩くと雪上になります。本谷橋はまだかけられておらず、そろそろやばそうなスノーブリッジを渡って対岸へ。まだ川沿いに歩くことができたので、緩やかに谷を詰めました。アイゼンは不要でした。




2日目は、4時にスタート。まず5峰の手前のコルへ上がります。高曇りですが、風もなく、コンディションはまずまずです。コルで後から来たソロの男性に追い越されました。
5峰からは岩と雪のミックス。沢筋はともかく、稜線は相当雪が少ないです。アイゼンをガリガリ言わせながら登ります。ミックスはアイゼンで登るので緊張します。4峰は先の地震で大きく崩れてルートが変わったそうです。ソロの男性は迷った挙句左から、我々は右から行きました。
4峰でも結構いやらしいなーと思ったのに、核心は3峰だそーで・・・。あ、やっぱりね・・・。
ちょっとナーバスになりつつ、3峰登攀開始。ガバホールドも足もあるけど、体勢が微妙になる箇所がいくつかあり、確保してもらってなかったらいやだな、と思いながら登りました。こんなとこ、よくソロで行くよなあ。絶対イヤやわ。あと、ほんの数メートルですがロワーダウンするところがあり、ここもぶらさがればいいものを、意地になって壁にしがみついてしまい余計な力を使いました。


結局全体的には難しいところはなく、緊張もややほぐれたころに山頂到着。予定より少し早く、10時半過ぎでした。まずまずかなー。



記念撮影と、小休止したら、下山です。ガレ場をトラバースして、奥明神沢を下るとのこと。奥明神沢は1年前通っているので様子がわかり気楽です。コルに到着すると、ちょうどスキーヤーのグループが滑走準備していたので、先に通過させてもらいました。待たせているわけなので、超特急で降りました。下部はともかく、上部は急なうえに谷が狭いので、あまり楽しくなさそうです。
あと少しで岳沢というところで、汗だくなので休憩していたら、上から結構大きな石がひゅんひゅん飛んできて、下降している最中じゃなくてほんとによかったと思いました。
安全圏に降りたところで雨が降り始め、もう帰るだけなのでヤッケも着ずに上高地まで降りました。もう少しモタモタしていたら上で降られたので、スムーズに登れてよかったです。
BTではちょうど来たバスに飛び乗り、想定より早い時間だったので、高速を使わず19号で。途中恵那で美容院に滑り込み、買い物して帰宅しました。いや、有意義な週末でした。
もう、「前穂北尾根登ったことないの~?うっそー。意外!!!」とか言われなくて済みます(笑)。Hガイドさんありがとうございました!
有名なクラシックルート。ヴァリエーションの入門的に言われているルートなので、登ってないというと一様に驚かれます。メインは夏なんですが、夏ってあんまりガイド登山しないし、暑いし、混雑するし、といっぱい言い訳して先送りに・・・。そしたらHガイドが春に行きましょう、と言ってくれたので、やっとクリアできた、という次第です(笑)。
◆2022年4月23~24日(土日)
1日目:上高地~横尾~涸沢
2日目:涸沢~前穂高北尾根~山頂~奥明神沢~岳沢~上高地
1日目は上高地から涸沢まで移動です。横尾までは雪もなく、暑くて汗だく。微妙な天気予報のせいか、GW直前だからか、人影はまばら。
横尾からしばらく歩くと雪上になります。本谷橋はまだかけられておらず、そろそろやばそうなスノーブリッジを渡って対岸へ。まだ川沿いに歩くことができたので、緩やかに谷を詰めました。アイゼンは不要でした。




2日目は、4時にスタート。まず5峰の手前のコルへ上がります。高曇りですが、風もなく、コンディションはまずまずです。コルで後から来たソロの男性に追い越されました。
5峰からは岩と雪のミックス。沢筋はともかく、稜線は相当雪が少ないです。アイゼンをガリガリ言わせながら登ります。ミックスはアイゼンで登るので緊張します。4峰は先の地震で大きく崩れてルートが変わったそうです。ソロの男性は迷った挙句左から、我々は右から行きました。
4峰でも結構いやらしいなーと思ったのに、核心は3峰だそーで・・・。あ、やっぱりね・・・。
ちょっとナーバスになりつつ、3峰登攀開始。ガバホールドも足もあるけど、体勢が微妙になる箇所がいくつかあり、確保してもらってなかったらいやだな、と思いながら登りました。こんなとこ、よくソロで行くよなあ。絶対イヤやわ。あと、ほんの数メートルですがロワーダウンするところがあり、ここもぶらさがればいいものを、意地になって壁にしがみついてしまい余計な力を使いました。


結局全体的には難しいところはなく、緊張もややほぐれたころに山頂到着。予定より少し早く、10時半過ぎでした。まずまずかなー。



記念撮影と、小休止したら、下山です。ガレ場をトラバースして、奥明神沢を下るとのこと。奥明神沢は1年前通っているので様子がわかり気楽です。コルに到着すると、ちょうどスキーヤーのグループが滑走準備していたので、先に通過させてもらいました。待たせているわけなので、超特急で降りました。下部はともかく、上部は急なうえに谷が狭いので、あまり楽しくなさそうです。
あと少しで岳沢というところで、汗だくなので休憩していたら、上から結構大きな石がひゅんひゅん飛んできて、下降している最中じゃなくてほんとによかったと思いました。
安全圏に降りたところで雨が降り始め、もう帰るだけなのでヤッケも着ずに上高地まで降りました。もう少しモタモタしていたら上で降られたので、スムーズに登れてよかったです。
BTではちょうど来たバスに飛び乗り、想定より早い時間だったので、高速を使わず19号で。途中恵那で美容院に滑り込み、買い物して帰宅しました。いや、有意義な週末でした。
もう、「前穂北尾根登ったことないの~?うっそー。意外!!!」とか言われなくて済みます(笑)。Hガイドさんありがとうございました!
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