
それでは13年度の6月に実施された長文読解の内容一致を解いてみましょう。タイトルは「Learning from One's Mistakes」となっています。語学の系統の問題でしょうか。
(37)は「ある研究者が抱えた1つの問題とは何か?」という設問ですね。第1段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。最終行の「retype」がキーワードですね。「ミスがあったら書き直しをしなくてはならなかった」というのが問題点です。正解はすでに分かってしまいましたが消去法を使ってみましょう。①「彼女をハードワーカーだと考える人がいなかった」は書かれていません。②「タイプライターは値段が高くて買えなかった」は書かれていません。④「忙しすぎて高校を卒業できなかった」も書かれていません。よって余った③を正解としましょう。
(38)は「銀行のペンキ屋は何をしたか?」という設問ですね。第2段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。キーワードは「instead」以下にありますね。正解はすでに分かってしまいましたが消去法で丁寧に間違いを消してみましょう。①「発明をするためにペンキを貸した」は書かれていません。②「窓を新しい液体で洗い流した」とも書かれていません。③「クリスマスの飾り」の設問のテーマとはズレてきますね。よって正解は④でよろしいですね。
(39)は「銀行での仕事を失った理由は何か?」という設問ですね。第3段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。キーワードは「However」の前後になりますね。正解はすでに分かってしまいましたが消去法で丁寧に間違いを消してみましょう。①「上司が腹を立てた」は書かれていません。②「銀行の顧客を取った」も書かれていません。③「他の秘書が彼女の成功に嫉妬をした」とも書かれていません。よってここは④を正解にしてよろしいかと思います。
(40)は「他人を助けるためにお金を使った方法は何か?」という設問ですね。第4段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。ここは消去法で行きましょう。①「女性たちに託児サービスを申し出た」は図書館を無視することになるので部分的ですね。②「無料で配布」とは書かれていませんね。③「パソコンを改善する」とも書かれていませんね。よって余った④が正解となります。
設問に対するキーワードが本文中のどこにあるのかが分かれば選択法で正解を見つけることが可能です。しかし時間はかかってもやはり消去法で丁寧に間違いを消した方が正確ですね。
