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英検準2級攻略講座

英語検定準2級を目指す中高生に効率よく問題を解く技術を伝授します

英検2級必勝4174

2017-04-18 12:09:47 | 語学




それでは13年度の6月に実施された長文読解の内容一致を解いてみましょう。タイトルは「Learning from One's Mistakes」となっています。語学の系統の問題でしょうか。

(37)は「ある研究者が抱えた1つの問題とは何か?」という設問ですね。第1段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。最終行の「retype」がキーワードですね。「ミスがあったら書き直しをしなくてはならなかった」というのが問題点です。正解はすでに分かってしまいましたが消去法を使ってみましょう。①「彼女をハードワーカーだと考える人がいなかった」は書かれていません。②「タイプライターは値段が高くて買えなかった」は書かれていません。④「忙しすぎて高校を卒業できなかった」も書かれていません。よって余った③を正解としましょう。
(38)は「銀行のペンキ屋は何をしたか?」という設問ですね。第2段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。キーワードは「instead」以下にありますね。正解はすでに分かってしまいましたが消去法で丁寧に間違いを消してみましょう。①「発明をするためにペンキを貸した」は書かれていません。②「窓を新しい液体で洗い流した」とも書かれていません。③「クリスマスの飾り」の設問のテーマとはズレてきますね。よって正解は④でよろしいですね。
(39)は「銀行での仕事を失った理由は何か?」という設問ですね。第3段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。キーワードは「However」の前後になりますね。正解はすでに分かってしまいましたが消去法で丁寧に間違いを消してみましょう。①「上司が腹を立てた」は書かれていません。②「銀行の顧客を取った」も書かれていません。③「他の秘書が彼女の成功に嫉妬をした」とも書かれていません。よってここは④を正解にしてよろしいかと思います。
(40)は「他人を助けるためにお金を使った方法は何か?」という設問ですね。第4段落のどこにヒントがあるのか探してみましょう。ここは消去法で行きましょう。①「女性たちに託児サービスを申し出た」は図書館を無視することになるので部分的ですね。②「無料で配布」とは書かれていませんね。③「パソコンを改善する」とも書かれていませんね。よって余った④が正解となります。

設問に対するキーワードが本文中のどこにあるのかが分かれば選択法で正解を見つけることが可能です。しかし時間はかかってもやはり消去法で丁寧に間違いを消した方が正確ですね。



英検2級必勝4182

2017-04-18 10:30:50 | 語学




それでは13年度の6月に実施された長文読解の内容一致を解いてみましょう。何度も言っていますがカッコ内は前後関係からプラスマイナスで消去していくのが最も確実です。ですからここも消去法で間違いを確実に消していきましょう。タイトルは「The Surui Project」というものです。英検は環境問題が多いのでそこらへんを強く意識して欲しいですね。

(30)は2行上に「Although」があるので「コンマ」までは付録です。「コンマ」以下が主張になります。そしてプラスマイナスの反転もあります。設問としては解きやすいと思います。「コンマ」までは「熱帯雨林はその部族の公式的に所有地域なのだ」というプラスがあります。そしてマイナスに反転します。ですから(30)にはマイナスの①「脅かすもの」が正解として該当すると考えられます。②「招待」③「付加」④「重要ポイント」などはマイナスではないので正解にはなりません。(30)以下で「森林伐採」なども出ています。後をヒントにするテクニックは高度ですね。
(31)は「その地域を安全に保つためのある方法を思いついた」となると文脈が一致しますね。(30)が「脅威」だったので(31)は反転して③「安全」が正解として該当すると思います。このようにプラスマイナスの消去法を駆使すると正確に確実に正解が選べます。
(32)は「グーグルマップを使って森林が危険に侵されている状況を写真で撮影できる」とあります。「その証拠写真を使えば政府に抗議ができる」というようなイメージですね。ここは選択法で④「証拠」を選んで正解になると考えます。
(33)はつなぎ語の問題ですので選択肢が全て理解できないといけません。①「例えば」②「対照的に」③「それでもやはり」④「同時に」の中からどれかを選択することになります正答率が高いのは逆接の②です。ですが(33)は直前がプラスです。「interested」があるからですね。そしてカッコ内の直後もプラスです。「helpful」があるからですね。つまりプラスマイナスが反転していません。ですからここは④「at the same time」を選んで正解だと考えます。

この問題は環境問題でしたのでマイナスの単語が多くありました。それで解答しやすかったのではないかと思います。そういう場合はプラスマイナスで時間を使うよりも選択法の方が良いですね。そうすれば時間短縮にもなると考えます。



進研模試必勝4180

2017-04-18 09:29:22 | 語学




それでは28年度の本試験の意見主張の問題を解いていみましょう。テーマは「異文化理解」ということでグローバル化に伴って広まってきた単語ですね。テーマはすでに明確になので司会者を読む必要はありません。生徒1から読んでいきましょう。「I think」から読んでも良いです。

(32)は「異文化コミュニケーションが役立つ理由は何か?」という設問ですね。ここは消去法で解いてみましょう。①「外国語を勉強しようとする意欲が湧く」は書いてないですね。②「ある生活スタイルは別の生活スタイよりも正しい」という失礼な比較はよくありませんね。③「異文化コミュニケーションに出会うケースは過去にももっとたくさんあった」と過去の話になるとテーマから外れますね。よってここは消去法で④を正解とします。結局は異文化を持つ人々との誤解をうまく対処できるかどうかが重要なんですよね。
(33)は「生徒2の発言のまとめは何か?」という設問ですね。ここもテーマが抽象的なので本文に書かれていない選択肢を消していくのが正確かもしれませんね。①は「同じ考え方を持つことは重要だ」は本文の反対ですね。②「同じ文化圏に生活する人は普通は他人とは異なって行動する」は完全に真反対ですね。同じ文化圏に住むと行動形態は同一化されてきますからね。選択肢③は完全に真反対の計算式を当てはめる問題ですね。④「行動形態を共有することは文化圏の一因となることが可能となる」は本文の真反対ですね。④「行動率は行動形態で左右されるからである。は④に当てはまります。一般常識として文化圏に存在する文化形態は一致します。ここは例外がないので④を正解とします。③は「food」だけを取り出すと部分的になりますよね。
(34)は「生徒3の意見のまとめ」ですね。ここも消去法で解いてみましょう。まとめ問題は常識から外れると正解になりやすくなります。④「サブカルチャーの文化圏の住む人間は減るべきだ」という失礼なことは常識から外れますよね。②「他人と異なる行動をとることは集団の一員としては許されない」となると「言い過ぎ」で正解になりにくいですね。①「文化とは1つの大きな集団を構成する様々な集団を含んでいる」となると小さは集団が無視されることになるので常識から外れてきますね。よってここは消去法で③を正解とします。

28年度の意見主張の内容一致は3人の考え方の違いに戻っていました。この傾向はずっと継続されると考えられます。そしてここは配点が6点ですので落とすと痛いです。まずはここの問題から処理していくのも1手段かもしれませんね。



進研模試楽勝4178

2017-04-17 22:41:56 | 語学




それでは28年度の本試験の英会話の空欄補充を解いてみましょう。下の発言から上の発言を推測するイメージで解いてください。

(27)はスーがピーターの誕生日にサプライズをしようということで何かを買ってポリーに見せた場面ですよね。最後にポリーは「パーティまで隠しておくわ」と言っています。これは消去法ではなくて④を選択しました。「隠した方が良いよ」「彼が入って来て見たらいけないから」のイメージですよね。他の選択肢が悪すぎましたね。正解は④でよろしいですね。
(28)はフレッドが英語の課題のことを完全に忘れてしまっている場面ですよね。そしてディエゴが「昼の休憩時間にやれば良い」というアドバイスをしています。しかしフレッドは「無駄だよ」と言って更にマイナスなことを言うはずなんです。これも選択法で②にしました。時間の無駄と言うマイナスイメージがぴったりマッチするなと考えました。他の選択肢が悪すぎましたね。正解は②でよろしいですね。

それではついでに不要文削除の問題もやって見ましょう。13ページを開いてください。最初の3行に重要なことが書かれて来ます。それと大きく矛盾するものが正解です。
(29)は日本の学生は知識のインプットではなくて実用的な学習を始めていると言う英文でスタートしています。そして①でいきなり他国との比較になります。これはあまりにも突然な入り方です。ですから①が不要なので正解となります。そして②③④はいわゆる「ものづくり」がテーマになっていて繋がりも良いと思います。正解は①でよろしいですね。
(30)は②が不要ですね。①は「ある方法が状況を改善しなかったら別の方法を使う」とあります。③は「問題解決に当たって科学者は複数の方法を考えて1つを使う」とあります。④は「ある方法が失敗したら別の方法を考える」とあります。①③④は繋がりが良いですね。ですから②が不要です。

不要文削除の問題は実は3題あって15点の配点ですから落とすと痛いんですね。今回も著作権の関係で3問目が省略されていました。模試ではもっと難題が出るのでここも後回しで良いかもしれません。



英検2級必勝4178

2017-04-17 22:02:37 | 語学




それでは13年度の10月に実施された長文読解の空欄補充を解いてみましょう。122頁を開いてください。タイトルは「Bringing Back the Fruit」となっていますね。果物を連想しがちですが「成果」という意味を持つ多義語なので要注意ですね。

(26)は1行上までは比較的プラプラスイメージで書かれています。ところが(26)の直前に「しかし」があるのでマイナスイメージに反転しますね。つまり自治体の政策を全ての市民が「受け入れているわけではない」という部分否定になるはずです。「しかし全ての市民が受け入れている」という文脈は存在しないはずです。よってここは④「accept」「受け入れる」を正解にしたいですね。①「改善する」②「議論する」③「影響を与える」は前後関係にマッチしないと思います。
(27)も直前に「しかし」があるのでプラスとマイナスが反転します。(27)の1行上には「hope」「願う」というプラスの単語があります。そして「however」があるので(27)にはマイナスが入ります。選択肢の中には②「違法な」「illegal」しかマイナスの単語がないのでこれが正解になります。①「寛大な」③「前進した」④「現実的な」は該当しないと思います。
(28)もマイナスが入ることが理解できると合格に近づきますね。(28)の後には「sidewalks slippery」「歩道が滑りやすくなる」とあります。これはやはり「事故」に繋がりますよね。となると正解は③にしたくなります。(28)の下には更に「injure」がありますからね。①「喧嘩」②「廃棄物」④「空腹」から何となく②を選ばないようにしましょう。果物が落ちると道路が滑ると事故が起きるとか怪我をするという論理の方が文脈にマッチするからですね。
(29)は難題です。少し考えさせられました。直後の前置詞「to」があります。これを起点にするしかないのかなと思いました。すると「feel connected to public places」というのが該当するんです。意味は「公共の場所に対して愛着を感じる」といったところでしょうか。ここは消去法ではなくて選択法で処理しました。

英検2級の空欄補充は単語ではなくなっています。少し長い語句になっています。ですが基本的にはプラスマイナスで解いていく問題です。同時に消去法も駆使します。そうしないと何となくで選んでしまうかもしれません。それが一番やってはいけないことなんですね。根拠を持って間違っている選択肢を消していくというのがマーク式の問題の解法なんですね。