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カノケンブログ

釣り道具リール整備に関する事や日常の出来事などを書いています。

ジレンマ…

2012-12-11 10:45:41 | 日記
今回の内容、読む方は決して私の自惚れやおごりとして取らないでお読みくださいね。

リールを1台、1台と組み上げ最終的な各部のチェックをしているとたまに、滑らかすぎて、
「ギア周りのグリスを塗り忘れたか?」
と言う衝動に駆られる時があります。

勿論これは、リールも工業製品の機械ですのでアタリ、ハズレはあります。
ハズレの中には私が手を入れてもダメな物はダメ。
的に納得のいかない物もあります。ハズレの中の上レベルにしか出来ません。
そして、リールと言う機械を正しく理解し使いこなす所有者のレベルもあります。
遠投出来るから使いこなしてると言える低レベルな事ではありません。

そしてSEXY-DYNAMiTE'S
ならでの隠し味な組み方が勿論あります。

これらが全て揃った時に起こる現象なんでしょうね。

ギア周りのグリスアップを忘れるはずが無いのに心配な為、一度は組み上げた物を再度分解、確認…。
仕事として見ればただの時間ロスなだけ。

時にこの「極上」と言えるレベルが足を引っ張ります。

グーバー、シゲさんの域になればこんな事もなくなるのだろうけど…。

「まだまだダメじゃん。」
と、
「自分はこんなリールが組める所まで来れたんだ。」
の狭間に悩まされる事があります。

パーツ点数で言えばベイトで100点前後、スピニングで200点前後、たったこれだけの部品点数で構成される単純な機械ですが…
原因が分からず徹夜する事もあります。
そんな中、
「完璧だ。」
と自分で言える作業が出来るようになった事。
完璧なレベルに持っていける作業が出来るようになった事。
これは自慢であり、
「まだまだだよなぁ~」
と思わせる事も沢山あり、板挟みです。

写真のリールも所有者の使い方に合わせかなりヘビーなグリスを使用してるに関わらず衝動に駆られ、分解しました。

しっかりとグリスが塗られていました。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (シャフト)
2012-12-11 20:49:44
そういう人にOHして貰えて非常にありがたいですm(_ _)m。これからもよろしくお願い致します。
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シャフトさんへ… (カノケンです。)
2012-12-11 23:14:18
初めにお願いした通り変な意味で取らないで下さい。
私はインディーズメーカーとして生きています。
どんなに素晴らしいリールを組めるチューナーであっても、それを認めて依頼してくれる方がいなければ生きていけません。
だからと言ってこびを売り依頼を頂く事もしません。
お客様と私、50:50、お金を払うお客様が上からでは無く、お互い言いたい事は言い合いお互いが成長して行く。
これがSEXY-DYNAMiTE'Sを立ち上げた時のコンセプトです。
これからも、こちらこそよろしくお願い致します。
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